AWS資格試験を受ける第一歩が申し込みです。初めて受験する場合、申し込み方法や準備するものもわからず不安になってしまいますよね。
- AWS資格試験の申し込み手順
- 受験会場の違い
- 申し込み期日
- オンライン受験する場合の確認事項
- 試験に関する疑問点
この記事では、AWS資格試験の申し込み方法から、持ち物、予約までわかりやすく解説しています。
最適な環境で受験できる方法がわかり、万全の体制で申し込みできるから、集中して試験を受けられるよ〜〜!!
合格へ向けて明確にスケジュールを立てたい方は、さっそくAWS資格試験の申し込み方法をチェックしましょう。
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AWS資格試験の申し込み手順まとめ
AWS資格試験の申し込みから完了までの流れを解説します。
試験の申し込みには、AWS認定アカウントが必要です。作成していない場合「training and certification」に表示されている「サインイン」をクリックして登録します。
AWS認定アカウントのログインページにアクセスして申し込みましょう。
「試験オプション」の選択ページで試験会場を選びます。
希望する試験日時を選択してください。予約可能な日時のみ選べます。
試験会場と日時、受験するAWS資格を確認したのち、クレジットカード情報を入力して支払い手続きをします。
「予約されました。」と表示されたら、予約完了です。
※2024年7月現在の情報です。
まずは全体の流れを把握しておきましょう!
AWS資格試験申し込み前に受験会場を決めよう
AWS資格試験は、試験配信プロバイダーの『ピアソンVUE』を通じて全世界で実施されています。
ご自身のスタイルに合わせて試験会場を選べるのも、AWS資格試験の特徴です。
それぞれの特徴を理解した上で、受験しやすい会場を選ぼう!!
試験センター
試験センターではAWSから委託を受けた試験配信プロバイダーの施設で、試験監督が立ち会って試験を実施します。
日本でAWS資格試験を受けられる会場は、ピアソンVUEのみです。
ピアソンVUEの試験センターは全国に129施設あるので、最寄りの会場を選びましょう!
都道府県 | 名称 | 住所 |
北海道 | 札幌駅南口テストセンター | 北海道札幌市中央区北4条西2丁目1−18 邦洋札幌4・2ビル 8F |
宮城県 | JC-21教育センター | 宮城県仙台市青葉区花京院1丁目3-1 |
東京都 | ピアソンプロフェッショナルセンター新宿 | 東京都新宿区西新宿8丁目1-2 PMO西新宿8F |
愛知県 | 名駅テストセンター | 愛知県名古屋市中村区名駅3丁目13−24第一はせ川ビル4F |
大阪府 | ピアソンプロフェッショナルセンター大阪 | 大阪府大阪市北区梅田1丁目8−17大阪第一生命ビル12F |
香川県 | 高松テストセンター | 香川県高松市磨屋町3-1合田不動産磨屋町ビル8F |
広島県 | 広島八丁堀テストセンター1 | 広島県広島市中区八丁堀16−3 広島第一ビル9F |
福岡県 | 博多駅西口テストセンター | 福岡県福岡市博多区博多駅前2丁目17-1 博多プレステージ別館7F |
試験センターには、下記の特徴があります。
- 試験に必要な設備が用意されている
- 受験生は試験会場のパソコンを使って受験する
- 持ち物は試験監督の指示に従って所定の位置に保管する
試験センターは、日本全国に存在します。
インターネット環境が整っていない方は、試験センターで受験するのがおすすめだよ〜〜!!
オンライン
試験センター同様、AWSから委託を受けた試験の配信業者となるピアソンVUEを通じて、自宅からオンライン受験できます。
試験会場とオンライン、どちらで受けても試験内容に違いはありません。
- 受験者は、所有しているパソコンを使用して試験を受ける
- 試験中は、画面共有アプリケーションとWebカメラの両方を通じてリモート監視される
- 試験前にシステムチェックを実施する必要がある
まわりの音が気になってしまう、または使い慣れた環境下の方が集中できる人は、オンラインがおすすめだよ!
AWS資格試験の申し込みは何日前から?疑問を解説
AWS資格試験の申し込みに関する疑問について、解説します。
スケジュールを立てる際の参考にしてね〜〜!
AWS資格試験はいつでも受験可能
AWS資格試験は、ご自身のスケジュールに合わせて受験できます。
年中無休24時間実施しているため、試験の日時を調整しやすいのが特徴です。
一般的な国家試験や民間資格のように、受験日が限定されていません。
自分のタイミングに合わせて受験できるメリットもありますが、受験会場や試験監督の言語によっては日程が決まっています。
スムーズに試験を受けられるよう、事前に希望する言語や会場の試験日をチェックしよう!
受験の予約は1日前まで
AWS資格試験は受験日の1日前(24時間前)まで予約できますが、希望する日時が埋まっている可能性もあります。
日時に希望がある場合は早めに予約してね!
オンライン受験の場合、試験監督の言語が英語にかぎり年中無休24時間予約できるため、スケジュールによっては申し込み後すぐに受験も可能です。
受験日の変更や取り消しは1日前まで
AWS資格試験は1日前(24時間前)までキャンセル、または日程を変更できます。
試験まで24時間を切っている場合、キャンセルや日程変更できないので注意してください。
試験当日に欠席すると、受験料は返金対象になりません。
診断書などの公的文書を提出すると、追加料金なしでスケジュール変更ができるから覚えておこう!
受験回数に制限はなく、不合格になった日から14日経過すると再び受験可能ですが、試験毎に受験料は発生します。
受験料の負担を抑えるためにも、学習の進捗率が悪いときは受験日の変更を検討するのもおすすめです。
試験日の変更、または取り消したいときは24時間前までに手続きを済ませましょう。
AWS資格試験の申し込みは専用サイトから
AWS資格試験は「training and certification」と呼ばれる専門サイトから申し込みます。
training and certificationでは、試験に関する情報を確認できます。
- 試験のスケジュールと管理
- 認定履歴の表示
- デジタルバッジへのアクセス
- 認定の利点と表示
試験結果も専用サイトの「認定履歴の表示」からチェックできるよ!
AWS資格試験申し込み方法
AWS資格試験の申し込み方法を3つのステップで解説します。
1.申し込みに必要なものを準備する
AWS資格試験の申し込みには、下記3つを用意します。
- AWS認定アカウント
- Amazonアカウント
- クレジットカード
クレジットカードまたはバウチャーを使用して、受験料を支払います。
- AWS認定試験を受験できる引換券
- 期限内であればいつでも利用可能
- 払い戻しは不可
- プロモーションコードと呼ばれるクーポンとの併用は不可
2024年7月現在、下記4つのクレジットカードを支払いに利用できます。
- American Express
- JCB
- Mastercard
- VISA
申し込む際は、クレジットカードを手元に置いておこう!!
2.AWS認定アカウントを作成する
AWS資格試験に申し込むためには、AWS認定アカウントが必要です。
AWS認定アカウントは、ショッピングで使用するAmazonアカウントからログインして作成できるよ!
Amazonアカウントを持っていない場合は、AWS認定アカウントとあわせて作成しましょう。
3.AWS試験の申し込みをする
AWS認定アカウントを作成したら、試験に申し込みましょう。
画面上部の検索画面でキーワードを入力し「検索」をクリックすると、該当する試験センターが表示されます。
試験センターは最大3つ選べるため、空き状況を知りたい試験センター名の左にあるボックスにチェックを入れて「次へ」を選択してください。
受験料が半額になる割引バウチャーや再受講の受験料が無料になるキャンペーンなどを実施している場合があるため、申し込み前にチェックしましょう。
バウチャーチケット購入センターでも割引券が販売されていましたが、現時点では中断されています。(2024年7月現在)
バウチャーチケットセンターは不定期販売だから、受験時に確認してみよ〜〜!!
ほか、割引チケットはAWS公式サイトで入手できる場合もあるため、確認してみてください。
バウチャーやプロモーションコード入力後、支払い方法を選択して「次へ」をクリックします。
AWS認定試験の申し込みが完了しました。
予約が完了すると、登録したメールアドレスに申し込み内容や試験当日の注意点などの情報が届くので、目を通しておきましょう!
AWS資格試験を試験センターで受ける場合は本人確認書類が2つ必要
試験センターで受験する場合、本人確認書類をいずれかの組み合わせで2つ提示しなければいけない場合もあるため、注意してください。
- Aグループから2点
- Aグループから1点+B / C / Dグループの中から1点
- Bグループから1点+Cグループから1点
グループ | 本人確認書類の種類 | 注意点 |
---|---|---|
Aグループ | ・日本国政府発行の運転免許証 ・パスポート ・写真付住民基本台帳カード ・在留カード ・特別永住者証明書 ・障がい者各種手帳 ・マイナンバーカード | |
Bグループ | ・社員証 ・学生証 | 下記4点を満たしている場合に有効 (1)顔写真が貼付されている (2)いずれかに該当するもの ・プラスチックカードに印刷されている ・ラミネート加工が施されている ・ 顔写真に割り印またはエンボス加工がされている(紙製可) (3)姓・名ともに記載されている (4)企業・団体・教育機関名またはロゴや校章が記載されている |
Cグループ | ・年金手帳 ・健康保険証(仮健康保険証を含む) ・クレジットカード(署名付) ・キャッシュカード(署名付) ・デビットカード (署名付) ・各種公共施設利用者カード (署名付) | |
Dグループ | ・日本国内で発行された氏名と顔写真 ・氏名と署名を確認できる本人確認書類 | ・発行元問わず、A / B / Cグループ以外のいずれか1つ |
予約上の氏名と本人確認書類の氏名が異なる場合、試験を受けられません。
実際に私もAWSの試験を受けたけど、試験会場によっては1つのみの提示でよい場合もあるけど、2つ準備しておくと安心できるよ!
AWS資格試験を自宅で受ける場合の確認事項
AWS資格試験をオンラインで受験する場合、試験監督の指示をすみやかに実行しなければいけません。
適切な環境が整っているか、事前に確認しましょう。
環境の用意が難しい場合は試験センターでの受験がおすすめだよ〜!!
試験監督の言語
オンライン受験の場合、試験監督の言語によって利用できる時間が異なります。
言語 | 利用日 | 利用時間 |
英語 | 年中無休 | 24時間 |
日本語 | 月~土 | 9:00~16:00(日本標準時) |
スペイン語 | 月~金 | 10:00~17:45(米国東部標準時) |
中国語 | 月~金 | 8:00~17:00(中国標準時) |
試験監督からの指示にすぐ対応できるよう、スムーズにやり取りできる言語を選択しよう!
機器の確認
オンライン試験では試験監督の監視のもと受験するため、ご自身で準備する機器が4つあります。
- 1台のデスクトップまたはノートブックパソコン
- 外部接続のマウス
- キーボード
- Webカメラ
パソコンのモニターが複数ある場合、1台の状態になるよう電源を抜く、または受験する部屋の外に出してください。
外部キーボードをペアリングし、モニターとして使用するタブレットのみAWS資格試験では利用できます。
オンライン試験中、タッチスクリーンの使用は禁止されているよ!
システムテストの実施
使用するパソコンがオンライン受験に対応できるか、試験前にシステムテストを実施します。
システムテストではハードウェアとネットワーク接続をチェックし、数問の試験シミュレーションテストを実施します。
- OnVUE アプリケーションとセキュアブラウザのダウンロード
- セキュアブラウザの解凍と起動
- マイク/Webカメラ/スピーカーの機能と権限
- ダウンロード速度
- OnVUE サーバーとピアソンVUE サーバー間の通信全般
- ライブビデオストリーミング接続
インターネットの接続状況を確認するときは、受験時間と同じ時間帯にシステムテストを実施してください。
万が一接続に不具合が生じた場合でも、受験時間の変更や試験センターで受験などの対策がとれるから安心してね!!
受験スペースの確保
オンライン受験では、個室スペースで試験を受けないといけません。
パソコンの配置場所も重要で、試験監督が受験者と受験スペースを目視できるようセッティングしてください。
受験スペースに持ち込めない私物は、事前に部屋の外へ出しておきます。
- PDAなどの電子機器
- タブレット(試験に使用しない場合)
- 腕時計
- 参考書など書籍
- メモ帳類
- 筆記用具
- 財布またはカバン
- 眼鏡ケース
- 刃物などの危険物
- ヘッドホンまたはヘッドセット(ただし試験認定団体に承認されたものは除く)
不要なものが受験スペースに置いてあると、試験が中止される可能性もあるから気をつけてね〜
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AWS資格試験に関するよくある質問
AWS資格試験に関するよくある疑問点をまとめました。
申し込み前に確認しておこう〜〜!!
費用はいくら?
AWS認定資格のコースによって、試験費用は異なります。
AWS認定資格のコース | 受験料 |
Foundational | 15,000円(税別) |
Associate | 20,000円(税別) |
Professional | 40,000円(税別) |
Specialty | 40,000円(税別) |
受験するAWS認定資格にあわせて、費用を準備しましょう!
何回受験できる?
AWS試験は回数に制限がないため、何度も受験可能です。
- 合否は受験完了から5営業日以内に、AWS認定アカウントから確認可能
- Credlyデジタルバッジの通知が先にメールで届く場合もあり
- AWS認定クラウドプラクティショナー試験のみ、受験後すぐに合否が表示される
- 万が一合格できなくても、不合格になった日から14日後に再び受験可能
※Credlyとは、AWSが認定するデジタルバッジプロバイダーのこと
何回も受験できるとはいえ、受験料は都度発生します。
十分に試験対策してから挑戦しよう!
試験時間はどのくらい?
AWS認定資格のコースによって、試験時間は異なります。
AWS認定資格のコース | AWS認定資格 | 試験時間 |
Foundational | Cloud Practitioner・AI Practitioner(AIF)※ | 90分(AIFは120分) |
Associate | Developer・Solutions Architect・SysOps Administrator・Data Engineer・Machine Learning Engineer(MLA)※ | 130分(MLAは170分) |
Professional | DevOps Engineer・Solutions Architect | 180分 |
Specialty | Advanced Networking・Security | 170分 |
Machine Learning | 180分 |
オンライン受験では、試験スペースにほかの人が入室するのを禁止しています。
試験中はほかの人が部屋へ入ってこないよう、万全の体制を整えておこう!!!
まとめ:AWS資格試験を申し込み合格に向けて勉強しよう
AWS資格試験を申し込みする方法について解説しました。
- 試験申し込みには、AWS認定アカウントとAmazonアカウントを準備する
- 試験の支払い方法はクレジットカードとバウチャーのみ利用できる
- 受験は試験センターとオンラインを選択できる
- 試験はいつでも受験できるが、言語や試験会場によって利用日時が限定される
- 申し込み日程変更は1日前(24時間前)までに手続きする
- 自宅で受験する場合、機器の設定や受験スペースを確保する
ご自身に適した環境で試験を受けられるよう、試験センターとオンライン受験の違いを知るのがポイントです。
AWS資格試験は何度でも受験できるけど、費用がかさむから合格に向けて計画を立ててから申し込むことが大切だよ〜〜!!
AWS認定Solutions Architect- Associate(SAA)の効率的な勉強方法を別記事でまとめています。
SAAの取得を目指す方はぜひ参考にしてね!
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