AWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイト(SAA)は、クラウドエンジニアやITプロフェッショナルにとって、スキル証明とキャリアアップに役立つ資格の一つです。
しかし、どのように勉強をすればよいか、わからない人も多いのではないでしょうか。
- 仕事で忙しくてもSAAを取得できるの?
- 最速でSAAを取得するための勉強方法は?
- SAAの取得は独学でも可能なの?
本記事では、AWS SAAのおすすめ勉強法を「無料」「有料」で合計8つ紹介しています。
未経験からSAAを取得するのにかかる期間もまとめたよ~!
SAAを効率よく学び、転職やキャリア形成に活かしていきたい人はぜひ最後までご覧ください。
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AWS SAAのおすすめの勉強方法をタイプ別に解説
AWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイト(SAA)を取得する際のおすすめの学習法を、下記の3タイプで解説します。
- IT未経験者
- ITの基礎がある方
- SAAの取得を実務に活かすことを重視している人
自分に合った学習方法の参考にしてみてください。
【IT業界未経験者】は無料動画で基礎に触れてから学ぶ
未経験者がSAA取得を目指す場合、最初に無料動画で大まかな全体像に触れておきましょう。
参考書から読み始めても理解しづらく、挫折してしまう可能性があるため、AWSについて動画でわかりやすくまとめられた教材で基礎を学ぶのがおすすめです。
基礎ができたら、書籍や問題集を確認し、ご自身が続けられそうなもので学習を進めましょう。問題集を繰り返し解いたり、ご自身の苦手な範囲を重点的に学ぶことで、合格が近づきます。
未経験の場合、独学では挫折しやすいため、質問できる環境を整えるのがおすすめです。
オンラインコミュニティや友人と一緒に学ぶなどして、疑問点の解消ができる環境を整えましょう。
【基礎知識がある方】なら問題集を繰り返し解くのがおすすめ
ある程度の基礎知識がある人は、AWS SAAに関する問題集を繰り返し解く学習法がおすすめです。
- 試験範囲を確認できる
- 知識の有無や得意不得意を把握できる
- 問題慣れできる
SAAの出題範囲を確認したら、基礎から順番に取り組み知識を定着させましょう。
問題集の反復と苦手な範囲をAWS公式の動画(BlackBelt)などで補助するのが合格への近道となるでしょう。
【SAAの取得を実務に活かすことを重視している人】ならロードマップが用意された教材がおすすめ
SAAの取得を実務に活かすことを重視している人の場合は、ロードマップが用意された教材の利用がおすすめです。
動画学習プラットフォーム「Udemy」などの教材がその一例で、計画的に学習を進められます。
学習が一定レベルに到達したら、模擬試験を活用しましょう。
問題に慣れつつ、不得意な分野があれば教材を復習して基礎を固めることが大切です。
AWSエンジニアへのジョブチェンジを資格取得の目的としている方は、実務で利用できるスキルも一緒に身につける必要があるため、スクールの利用も検討してみてください。
プロから直接教われるので、より効率的に学べるでしょう。
AWS SAA取得におすすめな勉強方法4選【無料編】
SAAの取得を目指す際におすすめな無料の勉強方法を4つ紹介します。
- YouTube動画での学習
- AWS公式サイトのリソース活用
- 無料のWeb問題集を使う
- CloudTechを活用する
この4つをうまく組み合わせれば、コストをかけずに資格取得を目指せます。
勉強方法①:YouTube動画を利用する
YouTubeにはSAAを解説するさまざまな動画がアップロードされているので、体系的にまとまっていそうなチャンネルの動画で学習しましょう。
ただし、一般の動画配信者が提供する内容は、AWSの公式情報に沿ったものである保証はありません。誤った情報が存在する場合がありますので、それを認識した上で活用しましょう。
下記の動画はSAAについて網羅的に解説しているので、参考にしてみてください。
- AWS ソリューションアーキテクト アソシエイト試験 対策動画
- AWS資格SAA 動画で全部解説【#1】1-1 Amazon VPC〜1-2 Elastic Load Balancing(ELB)
- ソリューションアーキテクト アソシエイト(SAA)
未経験者の場合は、YouTube動画でAWSについて大まかに理解をした上で、次に紹介する勉強方法も採り入れると良いよ~~!
勉強方法②:AWSが公式サイトで提供する学習リソースを利用する
AWSの公式サイトが提供する学習リソースの活用もおすすめです。
「AWS Skill Builder」では、500以上の無料デジタルコースがオンラインで学べます。
AWS Skill Builderは、AWSのエキスパートによる専門的なトレーニングのことで、実践的なチュートリアルや各種ドキュメントも豊富に提供されています。
活用すれば、現場で使える知識を習得できるでしょう。
勉強方法③:無料で提供しているWeb問題集を利用する
検索するとSAAに関する問題集を無料で提供しているサイトが見つかるので、積極的に活用しましょう。
問題集の利用は、非常に効果的です。
- 試験形式に近い環境で実践的に学習できる
- 自分の理解度や弱点が明確になる
- 何を勉強すべきかはっきりする
「Ping-tの最強WEB問題集」は完全無料です。
アカウントの登録は必要になりますが、AWSソリューションアーキテクト – アソシエイト(SAA-C03)のWeb問題集に掲載されている600問以上を無料で利用できます。
すでに基礎を学んでいる人の場合は、本問題集を利用するのもよいでしょう。
勉強方法④:CloudTechを活用する
「CloudTech」はSAAを初めて学ぶ人でも使いやすい、日本最大級のAWS学習に特化したオンライン学習プラットフォームです。
会員制のコミュニティはサポートが充実しており、キャリア相談にも応じてくれます。
- 280本以上のオリジナル解説動画
- 平均7分の簡潔な内容
- 中級者や上級者向けのカリキュラムも用意
無料会員の場合は使用できるコンテンツに制限があるものの、有料会員になればすべての動画を閲覧できます。
AWS SAA取得におすすめな勉強方法4選【有料編】
有料になりますが効率よく学びたい人は、下記4つの方法がおすすめです。
- 動画学習教材のUdemyを利用する
- 模擬試験の問題集を利用する
- エンジニアスキルが学べるスクールを利用する
- 書籍で学ぶ
具体的に解説していきます。
勉強方法①:動画学習教材のUdemyを利用する
UdemyにはSAAに限らず、AWSに関するさまざまな教材が比較的安価に販売・提供されているため、積極的に活用しましょう。
初心者から上級者向けまで多様なコースがあり、自分のスキルレベルに合わせて講座を選べます。
Udemyの動画教材はダウンロードして視聴できるため、時間や場所に縛られることなく利用できる点もおすすめです。
通勤中や昼休み、寝る前など、隙間時間を活用して学習を進めてみましょう。
勉強方法②:模擬試験の問題集を利用する
模擬試験の問題集は必ず利用しましょう。
模擬試験の問題集を繰り返し解くことで、試験形式や問題に慣れ、知識が定着します。
- UdemyでSAAに特化した模擬試験問題集
- 模擬問題が含まれた参考書
SAAは出題形式がすべて選択問題となっており、単一もしくは複数選択解答の2パターンとなっています。
実践形式で問題を解いておくのが重要だよ~!
SAAを1回で取得したい人は、模擬試験の問題集を繰り返し解くようにしてください。
勉強方法③:エンジニアスキルが学べるスクールを利用する
エンジニアスキルが学べるスクールに通えば、資格取得の勉強方法や勉強中の分からないことを質問できます。
スクールで用意されたロードマップをもとに、最も効率よく学習を進められるでしょう。
費用はカリキュラムやスクールによって異なるため「どれだけ投資できるか」を基準に検討することをおすすめします。
スクールは、資格取得の枠を超えて、実務レベルの知識習得を目指したい人におすすめです。
費用対効果を踏まえて、最適な学習方法を選択するといいね!!
エンジニアスキルを学べるスクールのひとつとして、RaiseTechがあるよ!気になる人はチェックしてみてね~~!!
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勉強方法④:書籍で学ぶ
書籍でSAA取得に向けた勉強をおこなう人も多い傾向があります。
専門書は体系的に構成されており、重要なポイントを網羅しています。
ページをめくりながら覚える動作は記憶にも効果的と言われており、デジタル機器の通知に邪魔されることなく、集中力を高められるのも大きなメリットです。
SAA取得におすすめの参考書は下記の記事で詳しく解説しているよ~!!!
AWS SAAの合格体験記は「Qiita(キータ)」で調べられる
Qiitaで「AWS SAA」と検索すると、多くの学習コンテンツや合格体験記が出てきます。掲載されている学習方法も参考にしてみてください。
Qiitaに掲載された情報の信頼性は高くない場合もあるので、鵜呑みにはしないようにしましょう。
信頼性の高いAWSの公式サイトが提供する学習リソースを併用しつつ、補助教材としてQiitaを活用するのがおすすめです。
AWS SAAの学習に必要な勉強時間をタイプ別に解説
SAAの知識取得に要する学習期間について、下記の3タイプで解説します。
- 未経験者の場合
- 知識がある経験者の場合
- スクールに入った場合
3つのケースにおいて、どれくらいの期間を見積もるべきか参考にしてみてください。
未経験者の場合
未経験者の場合は理解度のスピードも異なるため一概には言えませんが、最低でも500時間は見積もっておくとよいでしょう。
実際に合格した方の一例では、下記のスケジュールで学習を進めています。
- 学習期間:6ヶ月
- 1日の学習時間:3〜4時間
- 合計学習時間:500時間
1週間に20時間分の学習時間を確保できれば、半年である程度のスキルレベルに到達できる計算だよ。
最低でも500時間の学習期間をどのように確保するか逆算して計画を立てれば、未経験者でもSAAは取得できるでしょう。
知識がある経験者の場合
知識のある経験者がSAA取得を目指す場合、200時間を目安に学習を進めましょう。
- 学習期間は合計3ヶ月で学習時間は実質200時間
- 3ヶ月の学習期間で、1日平均2時間の学習
- 1ヶ月半の学習期間で、平日は4時間、休日は5時間
この見積もりは「インフラ系は未経験だがエンジニアとして働いている人」を対象にしています。
学習に充てられる時間は人それぞれなので、継続できるペースでSAA取得に向けた学習を進めましょう。
スクールに入った場合
私たちが運営するスクール「RaiseTech」なら、あなたの現状のスキルから一人ひとりのロードマップが提示されるので、学習時間はそれぞれ異なります。
スクールでは、SAAだけでなくAWSエンジニアとして必要な知識やスキルを網羅的に学習を進めていくため、SAAだけの学習時間を割り出すのは難しいでしょう。
- 1ヶ月で60時間ほど。事前にCLFに合格していたので少ない学習時間だった。
- 1ヶ月前後。平日は2時間前後、休日は学習できる限りずっと問題を解いていた。
- 6ヶ月かかった。本業の部署異動の時期と並行しての学習で、大変だった。
- 2ヶ月で130時間くらい。動画を観て、問題を繰り返し解いていた。
学習時間には個人差があるため、RaiseTech【AWSフルコース】のSAAだけの学習時間を算出することは難しいものの、アンケートから得られたRaiseTech受講生の平均学習時間はおよそ170時間でした。
AWS SAAの取得は独学でも可能なの?
SAAの取得は独学でも可能ですが、下記の点は覚えておきましょう。
- 基礎的なIT知識を持っていない場合、500時間以上の勉強が必要
- 資格の取得を目的にした学習であれば、未経験者でも合格は目指せる
- IT業界未経験や、IT業界の経験があってもAWS実務未経験の場合、学んだ知識を実務に活かせるかは別問題
資格を取るだけでなく実務で活かす目的であれば、資格取得後も学習を続けつつ、実際にAWSに触れることが重要です。
AWSをスクールで勉強する3つのメリット
AWSをスクールで学習するメリットは、下記の3つです。
- タイムパフォーマンス(時間効率)を高められる
- プロの講師から教えてもらえる
- 実務レベルで体系的に学べる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
メリット①:タイムパフォーマンス(時間効率)を高められる
スクールを活用すれば、豊富なノウハウをもとに効果的な学習方法をもとにAWSを学べるので、時間の無駄を減らせます。
学習教材を選ぶ手間も省けるだけでなく、スクールが提供するロードマップに沿って学習を進められるので、効率よく学習できるでしょう。
前職は設備制御エンジニアとして勤めていたふじさんは、私たちRaiseTechのAWSフルコースを受講し、300時間の学習を経てAWSプレミアティアサービスパートナー企業への転職を果たしました。
RaiseTechを受講し、現場に寄り添ったカリキュラムで学習を進められたため、入社後もすぐに業務対応ができているといいます。
限られた時間を有効に活用して学習を進められるのも、スクールを活用するメリットといえるでしょう。
メリット②:プロの講師から教えてもらえる
現場で活躍するプロのエンジニアから学べるのも、スクールでAWSを学ぶ大きなメリットです。
現場でのノウハウや業界の最新トレンドはもちろん、つまづいてもしっかりサポートしてくれます。
RaiseTechならいつでも質問できる環境が整っているので、理解が浅い箇所もすぐに解消できます。
RaiseTechは現役のAWSエンジニアが講師として登壇しています! 普段は現場でバリバリAWSエンジニアとして実務をこなしているからこその知識と生の情報はめちゃくちゃ貴重なんだよー!!!
スクールの学習環境と内容は、転職やキャリアアップの観点からもメリットは大きいでしょう。
メリット③:実務レベルで体系的に学べる
スクールを利用すれば、AWSについて実務レベルで体系的に学べます。
でもちょっと待って! スクールで学んで資格を持ってるってだけでは、現場に出てすぐに活躍するのは難しいよ!!
資格取得だけを目指すのではなく、たとえばRaiseTechの「AWSフルコース」なら、AWSエンジニアに必要な幅広い知識と、現場で求められる技術を習得できます。
学習目的はそれぞれですが、今後のキャリアや転職を視野に入れたSAAの取得であれば、スクールの充実したカリキュラムで実務レベルの技術を学んだほうがよいでしょう。
ぼくも現場でAWSエンジニアとして仕事をしていますが、資格を持っていても実務ができないと本当に意味がありません…
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まとめ
SAAを取得するには、無料・有料に限らずさまざまな学習方法があります。
- YouTube動画の活用
- Udemyで隙間時間を活用しながら学習
- AWSが提供する学習リソースの活用
- Web問題集を通じた実践形式の問題演習
- スクールの利用
- 書籍で学ぶ
スクールに入れば、プロの指導を受けながら効率よく学習ができ、実務レベルの知識を得られるので、長い目で見るとおすすめの方法です。
SAAの取得には未経験者から経験者、それぞれに適した勉強方法があります。
最適な勉強方法を見つけてSAA取得に向けた学習を進めてください。
SAA取得して実務に活かしたい方は、ぜひRaiseTechの公式LINEにご登録ください。
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「SAAに合格すると年収はどうなるの?」「SAAをからどのように仕事に繋がる?」などSAA取得後の疑問はありませんか?
現役エンジニアであるRaiseTech代表のエナミが直接質問にお答えします!
エナミさんはIT業界歴20年以上だよ~!必ず返信するので、SAAの仕事について気になる人はお気軽に相談してね〜!!!
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