AWS SAPのおすすめ問題集!試験の概要もわかりやすく解説

上級者向けAWS SAPおすすめ問題集3選_AWS SAPの基礎知識も紹介

AWS SAP(ソリューションアーキテクトプロフェッショナル)はAWS認定資格の中でも上級に位置する資格です。

実務経験2年以上の人を対象としており、試験に合格するためには、実務的な知識や経験が欠かせません。

  • AWS SAPの試験対策をしたい
  • 試験対策できるおすすめの問題集が知りたい

しかし、AWS SAPの試験問題に関する情報はSAAなどと比較すると少なく、良質な問題集はどれなのかわからない方も多いのではないでしょうか。

本記事では、AWS SAPの試験対策をしたいと考えている人に向けて、おすすめの問題集を紹介します!
試験に1回で合格したいと考えている人は、ぜひ参考にしてください。

※AWS SAP(ソリューションアーキテクトプロフェッショナル)は、以後SAPと表します。

目次

AWS SAPの基礎知識

黒板に書かれたTESTの文字

SAPを受験する前に確認しておきたい基礎知識は以下の2つです。

SAPは2022年11月15日にC01からC02へ改訂されています。
試験内容を正確に把握するために、概要をおさえておきましょう。

AWS SAP-C02の試験概要

SAPは、AWS認定資格の1つです。
プロフェッショナルレベルに分類されており、AWSの知識を深く理解しなければ合格できません。

SAPの試験概要は次の表のとおりです。

スクロールできます
項目内容
受験対象者クラウドアーキテクチャの設計とデプロイにおいて
2年以上の実践的な経験を持つ個人を対象とする。
(実務経験なしでも受験は可能)
試験日いつでも受験可能
試験場所ピアソンのテストセンター
自宅
試験バージョンSAP-C02
問題数75問
問題形式単一・複数選択
試験時間180分
受験料44,000円(税込)
※注記
試験の料金は、為替レートの更新を反映して毎年 4 月に更新されます。
有効期限取得した日から 3 年間有効
合格点750点(1000点満点)

旧試験との違い

SAP-C01とSAP-C02の主な違いは下記のとおりです。

  • 試験範囲が増加している
  • 試験分野と配点の割合が更新されている

大きな特徴として、試験範囲となるAWSサービスの対象数が100から158へと増加しました。

追加された主なサービスは次の4つです。

  • 分析
  • IoT
  • マネジメントとガバナンス
  • セキュリティ、アイデンティティ、コンプライアンス

試験範囲の変更を受けて、配点の割合も変わりました。

・SAP-C01(旧バージョン)

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セクション分野配点
第1分野組織の複雑さに対応する設計12.5%
第2分野新しいソリューションの設計31%
第3分野移行計画15%
第4分野コスト管理12.5%
第5分野継続的な改善29%

・SAP-C02(新バージョン)

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セクション分野配点
第1分野複雑な組織に対応するソリューションの設計26%
第2分野新しいソリューションのための設計29%
第3分野既存のソリューションの継続的な改善25%
第4分野ワークロードの移行とモダナイゼーションの加速20%

新バージョンへ移行されたタイミングでコスト管理のセクションが削除され、各セクションの配点数が上がりました。

各セクションの内容を網羅しないと得点が難しくなります。

サービス内容の増加によって試験の難易度が上がっているため、試験対策をしっかりして受験しましょう。

テッくん
SAPの難易度については、下記の記事で詳しく解説しているよ〜!!!

関連記事:AWS SAPの難易度は最難関?

【AWS SAP】問題集選びのポイント

椅子に積まれた教則本
テッくん
問題集選びのポイントは下記の3つだよ〜!!!
  • 最新の試験に対応している
  • 勉強しやすいサービスや形式を選ぶ
  • 問題数が豊富に揃っている

問題集を選ぶときは、最新のSAP-C02に対応しているか確認しましょう。

古い問題集を使うと、すべての範囲を対策できません。

書籍、学習サイトなど、SAPの対策を行えるサービスも充実しています。

効率よく学習を進めるなら、自分が勉強しやすい形式の問題集を見つけましょう。

【無料】AWS SAPのおすすめ問題集:AWS公式模擬試験

テスト問題に赤丸で解答

AWS公式サイトにて、SAPの模擬試験が受けられます。
模擬試験のおすすめポイントは以下の2つです。

  • 無料で受けられる
  • 本番と同等の試験を体験できる

SAPの模擬試験では、誰でも無料で受けられる20問のお試し問題にチャレンジでき、
本試験前に問題の雰囲気や難易度を確認できます。

また、模擬試験でよい成績を収めれば、自信を持って本番の試験を受けられるでしょう。

ただし、模擬試験は1回分しか用意されていません。

何度利用しても、出題される問題は固定されているため、実力アップとして活用するには適していないでしょう。

テッくん
模擬試験を受けるタイミングには注意してね〜!!!

AWS SAPのおすすめ問題集:Udemy

Udemyと文字の書かれたロゴ

SAPの学習はオンライン学習サービス「Udemy」の利用もおすすめです。

Udemyは210,000以上の講座があるオンライン学習プラットフォーム。

RaiseTech 代表
主に社会人を対象にした講座が開かれており、学びたい講座があれば購入して学習を進めるという形式です。

AWSの教材も豊富で、SAPの試験対策に使える問題集も販売されています。

時期によってセールも実施されているため、教材を安く購入できます。

試験に合格できるか不安な人は、問題集をしっかり解ければ知識や自信を身につけられるでしょう。

ただし、紹介する教材はすべて英語で記載されています。
翻訳ツールを使いながら問題を見る必要がある点にご注意ください。

Udemyの中からおすすめの問題集を3つ紹介します。

Udemyの問題集1:180問の問題にチャレンジできる

1つ目の問題集は「Practice Exam AWS Certified Solutions Architect Professional」です。

講座のポイントは以下のとおりです。

  • 実際の試験に沿った問題が180問用意されている
  • 問題はすべて0から作られている
  • 多数のAWS認定資格に合格した2人が講座を作成している

世界で約35,000人が受講している人気の教材で、試験対策用の問題が180問用意されています。

実際の試験形式の問題であるため、しっかりと試験対策を行えます。

AWSのプロが作った試験対策用の問題で合格点を超えることができれば、SAPの合格に大きく近づくでしょう。

Udemyの問題集2:全6回35問ずつの演習が行える

2つ目のおすすめ問題集は「AWS Certified Solutions Architect Professional Practice Exam」です。

講座のポイントは以下のとおりです。

  • 全6回35問ずつの演習ができる
  • 問題の解答と解説がある
  • 試験合格に役立つ無料教材がついている

世界で約30,000人が受講している人気講座で、1回35問の演習が6回分用意されています。

本試験に対応した問題を短い時間で集中して解ければ、各問題の理解度を深められます。

RaiseTech 代表
演習を終えた後のテストレポートから、集中して学習しなければいけない領域を教えてくれることも特徴です。

演習ごとに復習を繰り返しながら、インプット・アウトプットを続けると試験に合格できる力が身につきます。

効率よく演習問題に取り組みたい人におすすめの教材です。

Udemyの問題集3:制限時間付きの実践形式問題を解ける

3つ目のおすすめ問題集は、「AWS Certified Solutions Architect Professional Practice Exam」です。

講座のポイントは以下のとおりです。

  • 全4回75問ずつの演習が行える
  • 演習に制限時間が設けられている
  • 問題の解答、解説付き

世界で約35,000人が受講している講座で、ほかの講座よりも問題数が豊富に揃っています。

試験と同じ75問ごとの演習に4回チャレンジできるため、しっかりとした試験対策が行なえるでしょう。

演習に制限時間を設けているのが大きな特徴です。
実際の試験と同じように時間内で問題を解く練習ができるため、本格的な試験対策に取り組めます。

問題の更新頻度も高いため、何度も試験形式の問題にチャレンジしたいという人におすすめの教材です。

AWS SAPのおすすめ問題集:CloudTech

MacのノートPCとモニター

CloudTechは日本最大級のAWS学習プラットフォームです。
12種類のAWS認定試験に対応しており、SAPも学習対象になっています。

CloudTechの特徴は以下のとおりです。

  • 幅広くAWS認定資格の学習ができる
  • 320本以上の講義動画や演習問題を使って理解を深められる
  • 会員制コミュニティで問題の質問が可能

AWS資格の問題と解答を日本語で丁寧に解説されているため、試験問題の理解を最短で深められます。

AWSを実務で利用している人なら長期的な学習に役立てられるサービスになっています。

無料で数問ほど確認可能であるため、事前に問題の質はチェックしてみましょう。

AWS SAPの問題集に詰まったら公式資料を活用する

タブレットを使って情報収集している人

SAPの問題を解いている途中で解答に詰まる場合は、AWSの公式資料を見て学習しましょう。

おすすめの公式資料は以下の2つです。

  • BlackBelt
  • ホワイトペーパー

BlackBeltとは「AWS Black Belt Online Seminar」のことです。

AWSに関するセミナーの中から関連するものを選ぶと必要な知識が得られます。

セミナーで利用された資料もダウンロードして学習に利用可能です。

次に、ホワイトペーパーとはAWSとAWSコミュニティの有志によって作成されている技術資料です。

サービスの機能や設計・管理方法など、技術的な情報がまとめられています。

AWS公式から有用な情報がいくつも公開されているため、サービスの理解を深めるために利用しましょう。

ただし、すべての資料を読もうとすると時間がかかりすぎるため要注意です。

試験の学習時間がなくなるため、辞書のように必要な部分だけ確認するのがおすすめですよ。

AWS SAPのおすすめ問題集を使って試験に合格しよう

両腕を上げて建物を見上げる男性

本記事ではSAPのおすすめ問題集について解説しました!

どの問題集もAWSのプロによって作成されているため、合格点が取れれば試験合格に大きく近づきます。

問題集を活用して、SAPの試験合格を目指していきましょう。

とはいえ、SAPに合格した後に転職や現場で役に立つ知識が身につくのか、お悩みの人もいるのではないでしょうか。

SAPの資格試験はもちろん、資格だけでなくAWSエンジニアとして実践的なスキルを身につけたい人は、RaiseTechのAWSフルコースがおすすめです。

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テッくん
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この記事を書いた人

JavaとAWSを主戦場として働いている常駐型の現役エンジニア集団
最速で「稼げる」エンジニアになるための、実践的なWebエンジニアリングスクールRaiseTech(レイズテック)を運営しています。
IT現場のリアルな情報や知識、IT業界の転職事情についてわかりやすく発信していきます。

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