昇給なしでモチベーションが上がらない…収入をアップする4つの解決策

昇給なしでモチベーションが上がらない...収入をアップする4つの解決策

いつまでも昇給しない、モチベーションが上がらない…どうすればよいの?」と悩んでいる方もいるでしょう。

賃上げを実施する企業は増加傾向にありますが、昇給の機会に恵まれない方がいるのも事実です。

昇給なしでモチベーションが上がらないまま働き続けると、自己肯定感の低下や精神的につらくなり、心の病気につながるおそれもあります。

本記事では、昇給しない4つの理由と現状維持するリスク、4つの解決策を中心に解説します。

ぜひ最後までご覧ください。

どんなに努力しても昇給しない会社の場合は、早めに本記事でご紹介する解決策を実践しましょう!

スキルを身につけ、年収の高い業界への転職を目指すのも、一つの手です。

IT業界は、常に人材が不足していて需要が高く、未経験からの転職でも活躍している人が多数います。

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目次

8割以上の企業は昇給がある

昇給のイメージ

あなたの会社がいつまでも昇給しない場合は、自分から行動して、他の昇給アップの道を探したほうがいいでしょう。

東京商工リサーチの調査によると、2023年度に賃上げを実施した企業は84.8%でした。

2024年度に賃上げを実施予定の企業は85.6%です。

産業別にみても、不動産業と情報通信産業を除く以下の8産業において、実施予定の企業が8割を超えました。

産業別昇給実施予定の企業の割合
製造業88.6%
運輸業87.9%
建設業87.8%
卸売業87.2%
金融・保険業85.1%
農・林・漁・鉱業84.0%
サービス業他81.0%
小売業80.5%
出典:東京商工リサーチ2024年度 「賃上げ実施予定率」、過去最高の 85.6% 賃上げ率の最多は 3%で「前年を上回る賃上げ」に届かず)を基に作成

上記のとおり、8割以上の企業は賃上げの実施を予定しているため、いつまでも自分の会社が昇給を実施しないのであれば、他の会社へ早めに転職することも検討しましょう。

下記の記事では、30代の平均昇給額について詳しく解説しているので、ぜひ併せてご覧ください。

関連記事:【昇給額、実は少ない!?】30代の昇給平均額はいくら?

昇給しない4つ理由

昇給せず落ち込んでいるイメージ

現在勤めている会社で昇給しない理由は、以下の4つが考えられます。

会社に経済的余裕がない

会社に経済的な余裕がなければ、人件費の増加は会社の大きな負担となります。

会社の売上が伸び悩んでいる場合や連続して赤字が続いている場合、従業員の昇給は難しくなるでしょう。

会社の先行きが不透明な場合、むやみに昇給して人件費の拡大を行うと経営難に陥る可能性があるため、慎重な対応をせざるを得ないのです。

会社の財務状況を理解し、協力するのも選択肢の1つですが、財務状況が不安定な期間が続く場合、転職やキャリアチェンジを視野に入れるとよいでしょう。

会社に昇給制度がない

会社に昇給制度がない場合も、給料アップは見込めません。

労働契約書には労働基準法第15条により、労働時間その他の労働条件に関する事項を記載することが義務付けられていますが、昇給の義務についての記載はありません。

第15条 使用者は、労働契約の締結に際し、労働者に対して賃金、労働時間その他の労働条件を明示しなければならない。

出典:e-Govポータル

上記より、昇給を行わないことに違法性はないため、昇給制度が存在しない可能性があります。

まずは会社の労働契約書を確認しましょう。

本人の貢献度が低い

本人の売上や目標達成率が低く、会社への貢献度が低い場合、昇給を見送られることがあります。

企業は限られた資源を有効活用するために、従業員の業績と貢献度を評価し、報酬を決定するのが一般的です。

貢献度が低い従業員を昇給させれば、他の従業員の士気を下げる可能性もあります。

他の従業員が昇給している場合、自分が十分に会社に貢献できているのかを考えましょう。

成果を効率的にアピールできていない

十分な成果を挙げるだけでなく、昇給には効率的なアピールが不可欠です。

あなたの努力や成果は、必ずしも上司が見ているとは限りません。

成果をアピールする際は、下記を意識するとよいでしょう。

  • 数字などの事実を用いて説明する
  • 上司と普段から密なコミュニケーションを取る
  • 自己評価の基準を見直すし、期待に応えているかを客観的に評価する

あなたの努力や成果を上司に適切にアピールできれば、昇給の可能性が高まります。

昇給なしでモチベーションが低いまま働くリスク

リスクのイメージ

昇給なしでモチベーションが低いまま働くと、以下のようなリスクが生じるでしょう。

生涯年収が低くなる

昇給がない状態が続くと、生涯年収が低くなります。

年に1度月給が1万円昇給する場合と昇給しない場合、20年働いた場合の収入の差は2,520万円です。

一般的に「ゆとりある老後生活」を送るためには、生涯で約3億円が必要といわれます。

生涯年収が低いと、以下のようなライフイベントの出費で苦しむ可能性があります。

  • 結婚
  • 住宅購入
  • 子どもの教育
  • 親の介護
  • 老後

昇給なしで働く期間が長ければ長いほど、生涯年収は減るため、早めに行動することが重要です。

収入は上がらず責任だけが重くなる

昇給しない会社で長年勤務していると、給料は上がらないのに責任だけが重くなっていくでしょう。

精神的なプレッシャーも増えるため、ストレスを感じて心身の健康を害する可能性も高まります。

精神的な疲労が溜まってしまうと、転職活動やスキルアップに取り組むのが難しくなってしまうため、早めに適切な対策をすることが重要です。

年齢を重ねると転職が難しくなる

モチベーションも低いまま働き続けると、新たなスキルを身につけることなく年齢だけを重ねるリスクが高まります。

かつて転職市場に存在するといわれた「35歳の壁」は人材不足により崩壊しており、30代後半や40代以上の転職も活発です。

しかし、35歳以上を対象とする採用においては、以下のスキルや経験が求められます。

  • 専門知識
  • スキル
  • マネジメント経験
  • 変革を推進する力
  • 企業の拡大期のマネジメント力

20代のように経験がなくても、ポテンシャルが認められて採用されることはまれです。

転職が難しい年齢になる前に、ライフプランの見直しや働き方についてじっくり考えてみましょう。

昇給しない場合の4つの解決策

解決策のイメージ

昇給しない場合、以下の4つの解決策があります。

どの解決策が自分にあっているか考えてみましょう。

会社への貢献度を高める

他の従業員が昇給しており、財務基盤が安定していると考えられる場合は、自分の会社への貢献度を高めてみましょう。

貢献度が高い人材だと認められれば、昇給のチャンスに恵まれる可能性があります。

定められた目標を達成し、期待された成果を出すことが重要です。

自分自身がスキルアップを図り、より難しい業務を行えるようになれば会社への貢献につながるため、自己研鑽に励みましょう。

なお、会社へ貢献していても上司に理解されていなければ昇給につながらないため、具体的な数値や根拠を示してアピールすることも大切です。

昇給できる会社に転職する

いつまでも昇給しない場合は、見切りをつけて昇給できる会社に転職するのも有効な選択肢の1つです。

あなたの会社への貢献度に問題がなく、上司に効率的にアピールできているにもかかわらず昇給がない場合、以下の原因が考えられます。

  • 会社に昇給制度がない
  • 会社が業績不振に陥っている
  • 性別や学歴など本人の会社への貢献度以外で昇給が決まる

これらの原因により昇給しない場合、会社への貢献度を高めても昇給は期待できません。

成果次第で昇給できる会社に転職することをおすすめします。

副業で収入を得る

十分な成果を出して会社に貢献しているにも関わらず、会社都合で昇給できないような方は、副業で収入を得るのも有効な解決策です。

ただし、会社で副業が認められている場合に限られるため、副業を始める前によく確認しましょう。

副業では収入だけでなく、新たな知識やスキルも得られます。

副業を選ぶ際には、次の3つのポイントを意識しましょう。

  • スキル次第で収入アップを目指せるか
  • 人材の供給に対して需要が大きい業界か
  • 興味を持てるか

本業の仕事をおろそかにせず、仕事終わりや休日にできる副業を選び、地道な努力を積むことが大切です。

スキルを身に付けて年収の高い業界に転職する

今いる業界の年収が上がりにくい場合、スキルを身に付けて年収の高い業界に転職するのも有効です。

「8割以上の企業には昇給がある」で解説したように、業界によっても昇給の有無など年収の上がりやすさに差があります。

おすすめの業界はIT業界です。

IT業界の仕事は求められるスキルが多岐にわたるため、身に付けるスキル次第で人材としての価値を高め、年収アップを目指せます。

IT業界のメリット
  • 平均年収が高い
  • 人材不足のため需要が高い
  • 昇給以外に転職や独立(フリーランス)でも年収アップを狙いやすい

IT業界に求められる専門的なスキルを身に付けるのは簡単ではありませんが、地道に努力すれば未経験から目指すことも十分に可能です。

IT業界で働くメリットは、下記の記事で解説しています。

年収や将来性についても詳しく解説しているので、併せてぜひご覧ください。

関連記事:IT業界が魅力的な理由と働く4つのメリット

RaiseTechでは、受講された多くの方が、未経験からIT業界への転職を成功させています。

下記の動画で、未経験からIT業界に転職した方の学習方法や転職活動について語っているので、IT業界に興味がある方はぜひ参考にしてください。

関連動画: 完全未経験から6ヶ月でWeb系エンジニア転職!?【RaiseTech受講生インタビュー】

昇給なしの状況からモチベーションを高めるコツ

モチベーションが高まるイメージ

最後に、昇給なしの状況でもモチベーションを高め、キャリアチェンジにつなげる2つのコツを紹介します。

自己成長に焦点を当てる

昇給が見込めない状況でモチベーションを高めるには、自己成長に焦点を当てることが重要です。

自己成長に焦点を当てるメリットは下記のとおりです。

  • 金銭的報酬に依存せずにモチベーションを高められる
  • スキルや経験を得ることで自身の価値を高められる
  • 人材としての価値が高まれば将来的な昇給やキャリアアップにつながる

自己成長に集中することで、金銭的報酬に依存せずにモチベーションの維持が可能です。

また、自身の価値を高められるだけでなく、将来的な昇給やキャリアアップに役立ちます。

スキルアップや目標が達成できると、自己成長を感じることができ高いモチベーションを維持できるようになるでしょう。

転職時の実績作りのためと割り切る

転職時の実績作りと考えて日々の業務を積み重ねましょう。

昇給なしでモチベーションも下がっている方は、転職して新しい可能性やキャリアを探した方が、給料アップも早いといえます。

転職で自分自身をアピールするためにも「新たなスキルを身に付けるための時間」と割り切って仕事をこなしましょう。

モチベーションが低いまま仕事をすると、やる気がなく目の前のチャンスに気づかず成長する機会を失ってしまう可能性もあります。

転職時にアピールできる実績作りやスキルアップを目的として割り切り、真剣に業務に取り組むことが将来的にもあなたのためになるといえるでしょう。

もし何のスキルを身に付ければいいのかわからない方は、IT業界で活躍できるスキルの取得がおすすめです。

IT業界は職種も幅広く、未経験から挑戦して新たなキャリアを築く方も増えてきています。

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まとめ|不満を抱えるだけでなく自分にあった解決策を見つけよう

解決策をみつけて仕事するイメージ

本記事では、昇給しない理由と現状維持するリスクや解決策について紹介しました。

会社に経済的余裕がなかったり、本人の貢献度が低かったりといった理由で昇給しない場合、次の解決策が考えられます。

  • 会社への貢献度を高める
  • 副業で収入を得る
  • 昇給できる会社に転職する
  • スキルを身に付けて年収の高い業界に転職する

不満を抱えるだけでなく自分にあった解決策を見つけ、実行に移すことが重要です。

テッくん

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この記事を書いた人

JavaとAWSを主戦場として働いている常駐型の現役エンジニア集団
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