Webデザイナーを目指したいけれど、「Webデザイナーはやめとけ」という声を聞いて、目指すべきか悩んでいませんか?
- Webデザイナーの仕事はきつい
- Webデザイナーは稼げない
Webデザイナーに対するネガティブな意見を聞くと、不安になってしまうでしょう。
Webデザイナーは「やめとけ」と言われるような大変な面がありますが、非常に魅力の多い仕事でもあります。
本記事ではWebデザイナーはやめとけと言われる理由とWebデザイナーの魅力、Webデザイナーに向いている人・向いていない人の特徴を解説します。
本記事を読めばWebデザイナーを目指すかどうかの気持ちが固まり、やるべきことも明確になるので、Webデザイナーに興味がある方はぜひ最後までご覧ください。
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Webデザイナーはやめとけと言われる5つの理由
Webデザイナーはやめとけと言われる主な理由は次の5つです。
それぞれの理由を見て、自分にとってWebデザイナーがやめておくべきものなのか確認してみてください。
労働時間が長くてつらいから
厚生労働省が提供する職業情報提供サイト(愛称:job tag)によると、Webデザイナーの労働時間の月平均は170時間です。
あくまで平均ですが、労働時間が長いといわれるITエンジニアの平均が166時間であることを考えると、Webデザイナーは労働時間が長い傾向のある職種だといえます。
職種 | 労働時間(月平均) |
---|---|
Webデザイナー | 170時間 |
ITエンジニア ・プログラマー ・システムエンジニア ・ITコンサルタント など | 166時間 |
スキルをアップデートするための勉強が大変だから
Web業界は変化が激しいため、最新のトレンドや技術の勉強を求められることが、Webデザイナーが大変だと言われる理由の一つです。
ただし、勉強が必要なのはWebデザイナーやWeb業界に限ったことではなく、どの職業でも勉強やスキルアップのための努力が必要です。
社会全体の変化が速い時代であるため、職業にかかわらず常に情報をアップデートし、スキルを磨く意識を持っておきましょう。
クライアントに振り回されることがあるから
Webデザイナーはデザインを通してクライアントの要求に応える必要があり、クライアントの要求によっては「振り回されている」と感じることがあります。
- 何度もデザインの修正を求められる
- 短い納期での納品を求められる
- 方針が途中で変更になる
仕事がしやすいクライアントもいますが、上記のように振り回されて疲弊する場合もあるため、Webデザイナーはやめとけと言われています。
年収があまり高くないから
Webデザイナーの平均年収は361万円であり、全職種平均の414万円と比較して低いことが、やめとけと言われる理由の一つです。
年代 | Webデザイナー平均年収 | 全職種平均年収 | Webディレクター平均年収 | クリエイティブディレクター平均年収 |
---|---|---|---|---|
全年齢 | 360万円 | 414万円 | 447万円 | 483万円 |
20代 | 325万円 | 352万円 | 375万円 | 381万円 |
30代 | 380万円 | 447万円 | 473万円 | 515万円 |
40代 | 422万円 | 511万円 | 534万円 | 606万円 |
50代以上 | 473万円 | 607万円 | 607万円 | 679万円 |
ただし、Webデザイナーの経験を経てWebディレクターやクリエイティブディレクターなどに転職することで、全職種の平均を超える年収を得られます。
AIに仕事を奪われる可能性があるから
AIの進化によりAIが画像を生成できるようになったことから、Webデザイナーの仕事がAIに奪われると危惧されています。
Webデザイナーの仕事の一部がAIに置き換えられる可能性は高いため、スキルの幅が狭いデザイナーは仕事を失うリスクがあるでしょう。
ただしAIを活用することで煩雑な作業を効率化し、より創造的な業務に集中できるようになるという、よい面もあります。
ユーザーの感情を読むなどAIにできないことも多くあるため、AIと人間の得意領域を棲み分けて使いこなすことで、AIとの共存が可能になります。
Webデザイナーは魅力的な仕事!5つのメリット
Webデザイナーはやめとけという声がある一方で、非常に魅力的な仕事でもあります。
それぞれ詳しく解説します。
Webデザインの需要が高まっている
Web業界の発展に伴いWebデザインの需要が高まっており、Webデザイナーの仕事が豊富にある状況です。
- Webサイト
- LP(ランディングページ)
- インスタグラムの投稿画像
- LINEのバナーやリッチメニュー
インスタグラムやLINEが流行したように、今後もWeb業界の新たなトレンドが生まれるたびにWebデザイナーの仕事も増えるでしょう。
キャリアパスが豊富
Webデザイナーには多彩なキャリアパスが存在するため、Webデザインのスキルを身につけることでキャリアの選択肢が広がります。
- Webディレクター
- クリエイティブディレクター
- フロントエンドエンジニア
- UI/UXデザイナー
また、スキルを生かしてフリーランスとして独立することも可能です。
柔軟な働き方ができる
Webデザイナーの仕事は、パソコンとインターネットさえあればどこでも作業ができるため、場所や時間の制限を受けにくいのが特徴です。
- 自宅(リモートワーク)
- カフェ
- コワーキングスペース
- 旅先のホテル
中にはノマドワーカーとして、各地を転々としながら仕事をしている人もいます。
働く時間の制約が少ないため、副業や育児といった個人のライフスタイルに合わせた働き方も実現できるでしょう。
副業やフリーランスとして働きやすい
Webデザイナーの仕事は、パソコンとインターネットがあればできることと、個人でも受けられる仕事が多いことから、副業やフリーランスとして活動しやすい特徴があります。
画像1枚という小さい単位でも仕事を受けられるため、初心者が小さいリスクで実戦経験を詰める点もメリットです。
スキルを磨いてフリーランスとして独立すれば、より高い年収を目指すこともできます。
Webデザインは、これから新たに身につけるスキルとして非常におすすめです。
将来性が高い
Webデザイナーの仕事は、現在の需要が高いだけでなく将来性も高いため、一度スキルを身につければ長く活躍できます。
Webデザイナーの将来性が高いのは、インターネットでの商品販売やサービス提供がなくならない限り、Webデザインの仕事もなくならないためです。
万が一インターネットが別の形に変わっても、デザインの本質は変わらないため、磨いた技術を他に転用できます。
Webデザイナーの仕事は、AIとも上手く共存しながら長きにわたって続いていくでしょう。
Webデザイナーになって後悔しないためには?スキルを身につけよう
Webデザイナーは、活躍できる人と活躍できない人に二極化している状況です。
Webデザイナーは人気の職業であり副業で始める人も増えていることから、これから目指すうえでライバルが多いためです。
しっかりとスキルを身につけないとライバルに勝てず、就職することも副業で稼ぐことも難しいでしょう。
一方でスキルの高いWebデザイナーは不足しているため、現場で求められるレベルのスキルさえ身につければ活躍できます。
- 書籍や動画を使って勉強する
- 未経験OKの求人に応募して実戦経験を積む
- スクールに通う
RaiseTechの公式YouTubeで、RaiseTechに通って完全未経験から1年でWebデザイナーへ転職した事例を紹介しています。
Webデザイナーはやめておいた方がよい人の特徴4つ
Webデザイナーは、需要が高くスキルの汎用性も高いため魅力的な職業ですが、Webデザイナーに向いていない人もいます。
次の4つに該当する人は、Webデザイナーになるのはやめた方がよいでしょう。
自分に該当するかチェックしてみてください。
地道な作業が苦手な人
Webデザイナーはクリエイティブな仕事だけでなく、地道な作業や細かな調整も求められるため、地道な作業が苦手な人は苦労するでしょう。
- 画像の配置を細かく微調整する
- Webサイトを表示させるための細かな設定をする
- ユーザーの反応を見ながらデザインを何度も調整する
こだわりが強すぎる人
Webデザイナーは自分の作りたいものを作るのではなく、クライアントに貢献するのが仕事です。
こだわりが強すぎる人は、クライアントが求めていないデザインを作ってしまい失敗するでしょう。
- クライアントの要求に応える
- (クライアントの)ユーザーに刺さるデザインを作成する
- 「商品を買ってもらう」など、目的を達成するためのデザインを作成する
芸術家のようにデザインで自己表現をしたい人は、Webデザイナーには向いていません。
コミュニケーションが苦手な人
Webデザイナーとして成功するには、関係者とのコミュニケーションが不可欠です。
コミュニケーションが苦手な人は関係者と認識が合わず、クライアントを満足させる仕事ができません。
- クライアント
- Webディレクター
- Webサイトを構築するエンジニア
一人で黙々と作業したいと考えている人は、Webデザイナーになって後悔するでしょう。
時間管理ができない人
Webデザイナーにとってよいものを作り上げる熱意は大切ですが、限られた予算と時間の中で効率的に作業することも求められます。
時間管理が苦手な人は、プロジェクトの期限を守れず、クライアントやチーム内での信頼を損なう可能性が高いでしょう。
Webデザイナーに向いている人の特徴4つ
Webデザイナーに向いている人の特徴は下記の4つです。
Webデザイナーに求められるのはデザインのセンスだけではありません。一つずつ確認しましょう。
ものを作ることにやりがいを感じる人
Webデザイナーはデザインという形のある成果物を納品する仕事であるため、ものを作ることに喜びを感じる人は非常にやりがいを感じられます。
Webサイトのレイアウトや集客用のビジュアルなど、目に見える成果を生み出すことに満足感を得られるでしょう。
営業や接客のようなサービス業より、形のあるものを作る仕事が好きな人には、Webデザイナーが向いています。
好奇心旺盛で新しいものが好きな人
Webデザインは技術やトレンドの変化が速いため、好奇心旺盛で新しい情報をキャッチするのが好きな人は成果をあげやすい仕事です。
大前提として、Webデザインの基礎スキルを身につけ、基本的なデザインの法則を守ることが大切です。
そのうえで最新の技術・トレンドを学んで取り入れることで、他の人にはできないデザインを作成でき、Webデザイナーとして差別化できます。
論理的に考えられる人
Webデザインには、持って生まれたセンスよりも、ロジックにもとづいた論理的なデザイン力が求められます。
- 適切な文字・図形の配置や配色パターンにする
- ユーザーの感情を動かす心理効果を組み込む
- ユーザーの動きを予測して導線を組む(クリックされるように誘導する、など)
目的を意識して仕事ができる人
Webデザイナーの仕事の先にはビジネス上の目的が必ずあるため、目的に沿って仕事をできる人が重要視されます。
- 商品を購入してもらう
- 問い合わせや資料請求を増やす
- 商品に興味を持ってもらう
- 企業のブランドイメージを定着させる
高度な技術を使っていても、目的達成に貢献できないデザインには価値がありません。
目的を達成に導ける人が、最も優れたWebデザイナーであるといえます。
関連記事:Web デザイナーの職業訓練とは?向いている人の特徴を解説
まとめ|Webデザイナーに魅力を感じたら目指してみよう
Webデザイナーはやめとけと言われることがありますが、非常に魅力的な仕事でもあります。
Webデザイナーはやめとけと言われる理由 | Webデザイナーとして働くメリット |
---|---|
労働時間が長くてつらいから スキルをアップデートするための勉強が大変だから クライアントに振り回されることがあるから 年収があまり高くないから AIに仕事を奪われる可能性があるから | Webデザインの需要が高まっている キャリアパスが豊富 柔軟な働き方ができる 副業やフリーランスとして働きやすい 将来性が高い |
Webデザイナーは人気の職業でありライバルが多いため、活躍するには現場レベルのスキルをしっかりと身につけることが重要です。
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