ITエンジニアに興味があるけれど「女性は向いていない」という声を聞いて、目指すべきか悩んでいませんか?
- 女性がITエンジニアになるのは厳しいのかな・・・
- ITエンジニアになれても働きづらかったらどうしよう・・・
結論からお伝えすると、ITエンジニアの向き不向きに性別は関係ありません。
男性の割合が多い職種ではありますが、女性の人数も年々増えており、多くの女性がITエンジニアとして活躍しています。
本記事では、女性がITエンジニアに向いていないといわれる理由と実態を解説し、女性がITエンジニアになるメリットや向いている方の特徴なども紹介します。
ITエンジニアになりたいけれど一歩踏み出せない方は、ぜひ参考にしてください。
ITエンジニアに少しでも興味がある女性は必見!!
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ITエンジニアの向き不向きに性別は関係ない!
ITエンジニアに求められるスキルは性別に関係なく身に付けられるため、向き不向きに性別は関係ありません。
- ITの知識
- 論理的思考力
- コミュニケーションスキル
- マネジメントスキル
ITエンジニアとして活躍するために大事なのは、現場で必要とされるスキルと経験です。
ITエンジニアになりたいのであれば、性別を気にせずチャレンジしてみましょう。
女性がITエンジニアに向いていないといわれる3つの理由
ITエンジニアの向き不向きに性別は関係ないにも関わらず「女性は向いていない」という声がある理由は下記の3つが考えられます。
それぞれの理由が生まれた背景と、正しい実態について解説します。
ITエンジニアは女性の比率が低いから
ITエンジニアは女性の比率が低いことが、女性がITエンジニアに向いていないと勘違いされる理由の1つです。
総務省統計局の労働力調査によると、2023年の情報通信業の女性比率は約29%でした。
女性の比率が低いという事実が「女性はITエンジニアに向いていない」というイメージにつながっている可能性があります。
しかし女性の比率が低いことは、女性がITエンジニアに向いていないことの根拠にはなりません。
女性に理系出身者が少ないから
「女性に理系出身者が少ない」ことと「ITエンジニアは理系の職種である」というイメージから、女性がITエンジニアに向いていないと考えられている可能性があります。
内閣府男女共同参画局の「男女共同参画白書 令和4年版」によると、理学や工学における女性の割合は10%台にとどまっており、女性の理系出身者が少ないことがわかります。
しかし、ITエンジニアに求められるスキルはIT技術だけではないため、理系出身者だから有利というわけではありません。
- コミュニケーションスキル
- 文章力
- 問題解決力
- マネジメントスキル
技術的なスキルは学習によって身に付けられるため、文系出身者であってもITエンジニアとして十分に活躍できます。
下記の記事で、文系出身者の方がIT業界で活躍できる理由や向いている方の特徴などを詳しく解説しているので、併せてご覧ください。
ライフイベントがキャリアに影響するケースがあるから
女性がITエンジニアとして働く場合、下記のようなライフイベントがキャリアに影響を与える可能性があります。
- 出産や育児のために休職・離職する
- 結婚によって住む場所や生活スタイルが変わる
- 家族の介護のために仕事量を制限する
これが、女性が「キャリアを継続しにくい」「実績や経験を積むうえで不利になる」といったイメージにつながっています。
一方で、ITエンジニアは在宅勤務や時短勤務などを活用して、家庭と仕事を両立できる職種でもあります。
ITエンジニアは、女性が活躍しやすい一面もある職種といえるでしょう。
女性ITエンジニアは年々増加している
女性ITエンジニアの人数は、男性を上回るペースで増加し続けています。
総務省統計局の労働力調査によると、情報通信業の人数は2013年から2023年の10年で女性が約1.6倍、男性が約1.3倍に増加していました。
- ダイバーシティ経営の加速により、女性活躍に力を入れる企業が増えた
- IT業界の人材不足により、採用の間口を広げる企業が増えた
上記の傾向は今後も続く可能性が高く、女性ITエンジニアの活躍の場が広がっていくことが期待されます。
女性がITエンジニアとして働く4つのメリット
女性がITエンジニアとして働くメリットとして、下記の4つがあげられます。
1つずつ詳しく解説していきます。
在宅や時短など柔軟な働き方ができる
ITエンジニアの仕事は、インターネットとパソコンがあれば場所を選ばずにできるものが多いため、下記のような柔軟な働き方を実現しやすい点がメリットです。
- リモートで在宅勤務
- フレックスタイム制の活用
- 時短勤務の利用
柔軟な働き方ができることで家庭と仕事を両立しやすく、結婚や出産などによりライフスタイルが変わっても仕事を続けやすくなります。
ただし、ITエンジニアであれば必ず柔軟な働き方ができるわけではありません。
柔軟な働き方をするためには、それ相応の技術力や、コミュニケーションツールにおけるテキストでのわかりやすい情報伝達能力が必要です。
転職や再就職がしやすい
ITエンジニアは転職や再就職がしやすいため、ライフイベントに合わせて柔軟に対応できる点がメリットです。
IT業界では慢性的な人材不足が続いており、多くの企業が現場レベルのスキルを持った人材を必要としていることが、転職・再就職のしやすさにつながっています。
転職や再就職をする際の選択肢を広げるために、需要の高いスキルを身に付け、企業にアピールできる実績を積むことが大切です。
副業やフリーランスなど働き方を選べる
ITエンジニアとして一定のスキルを身に付けた後は、副業やフリーランスなどの働き方を選べるようになります。
副業やフリーランスの選択肢が増えると、下記のようにより柔軟な働き方が可能です。
- お金が必要な時期に副業で収入を増やす
- フリーランスとして仕事量を調整しながらワークライフバランスを保つ
需要の高いスキルを持つほど選択肢が増えやすいため、ITエンジニアとしてスキルを磨き続ける価値は高いといえるでしょう。
高い年収が期待できる
IT業界では人材不足が深刻化しており、優秀な人材に対して高い報酬が提示されるため、高い年収が期待できます。
dodaの調査によると、2022年9月~2023年8月の1年間における女性正社員の平均年収は、ITエンジニア(技術系(IT/通信))の方が全職種平均よりも42万円高くなっています。
職種 | 平均年収 |
---|---|
全職種 | 356万円 |
技術系(IT/通信) | 398万円 |
ITコンサルタント | 526万円 |
プロジェクトマネージャー | 592万円 |
スキルと経験を積むことで、ITコンサルタントやプロジェクトマネージャーなどの、より高い年収の職種を目指すことも可能です。
ITエンジニアを目指すべき女性の特徴
性別に関係なく目指せるITエンジニアですが、特に目指すべき女性の特徴を3つ紹介します。
当てはまる方は、ITエンジニアを目指すことを前向きに検討してみてください。
ITエンジニアの仕事に興味がある人
ITエンジニアの仕事にはスキルの習得が必須であり、ITエンジニアになってからも継続的な学習が必要です。
ITエンジニアの仕事に興味がないとダメなわけではありませんが、興味があればより前向きに学習できるため、目指すうえで大きなアドバンテージとなります。
下記の動画で、IT技術に対する興味がスキルアップに活かされた好事例を紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
スキルを身に付けて年収を高めたい人
ITエンジニアは専門的かつ幅広いスキルが求められるため、スキルを身に付けて経験を積むことで高い年収を得られる職種です。
- スキルを増やして仕事の幅を広げる
- マネジメントスキルを身に付ける
- 高待遇の企業に転職する
- ITコンサルタントなど高年収の職種に転職する
- フリーランスエンジニアとして独立する
ITエンジニアとして常に最新の技術を学び続け、需要の高いスキルを身に付けることに取り組める方は、高年収を得られる可能性があります。
ライフイベントに合わせて柔軟に働きたい人
ITエンジニアは働き方の選択肢が多いため、ライフイベントに合わせて柔軟に働きたい方に向いている職種です。
- 在宅勤務で育児と仕事を両立する
- 生活の変化に合わせて転職や再就職をする
- フリーランスとして仕事量を調整しながら働く
結婚や出産後も仕事を続けたい方や、キャリアの選択肢を多く持っておきたい方は、ITエンジニアを目指すことを検討してみてください。
女性がITエンジニアを目指す際の注意点
女性がITエンジニアを目指す際は、下記の2つに注意しましょう。
それぞれ詳しく解説するので、IT業界に興味がある方はぜひ参考にしてください。
入社する会社の制度や男女比率などを確認する
女性がITエンジニアになる際は、女性が働きやすい職場を選択するために、会社の制度や男女比率などを確認することが重要です。
女性エンジニアの人数は増えているものの、女性の割合が極端に少ない職場では、女性が働くことへの理解が不足しているケースがあるためです。
- 育児休業や時短勤務への理解がなく非協力的
- 育児休業や時短勤務の制度がない
- 女性管理職のモデルケースがなく、出世しにくい
- 会社のホームページで制度や男女比をチェックする
- 口コミサイトをチェックする
- 転職エージェントに確認する
- 実際に働いている人に話を聞く
女性比率が高い会社や、女性の活躍推進・育児支援などに取り組んでいる会社であれば、女性が働きやすい職場である可能性が高いでしょう。
残念ながら女性が働きにくい職場も一部にはあることを理解し、自分にあった会社を選ぶことが大切です。
大切なのはスキルを身に付けること
ITエンジニアになるうえで何より大切なのは、現場で求められるスキルを身に付けることです。
下記のように、多くの企業が現場レベルのスキルを持った人材を求めています。
- IT業界は人材不足の状況が続いている
- スキルがない人材は戦力にカウントできないため、あくまで現場レベルの人材が求められる
- 自社で一から教育する余裕のない企業が多い
スキルを身に付けることが、年収アップや転職、柔軟な働き方など、自分の求める生活を実現することにつながります。
ITエンジニアとして理想の働き方を実現するために、スキルアップし続ける意識を持ちましょう。
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まとめ|理想の働き方を手に入れるためにITエンジニアを目指そう!
ITエンジニアは、女性がキャリアを築くうえで非常に魅力的な仕事です。
- 在宅や時短など柔軟な働き方ができる
- 転職や再就職がしやすい
- 副業やフリーランスなど働き方を選べる
- 高い年収が期待できる
特に下記に該当する方は、ITエンジニアを目指すのに向いています。
- ITエンジニアの仕事に興味がある人
- スキルを身に付けて年収を高めたい人
- ライフイベントに合わせて柔軟に働きたい人
ITエンジニアの向き不向きに性別は関係ないため、IT業界に入って理想の働き方を手に入れたい方は、ぜひ目指してみてください。
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