自身の労働市場価値の低さを認識したところからスタートし、インフラエンジニアへ転職!

:kawasaki さん(2023年6月 AWSフルコース受講開始)

RaiseTech受講開始から転職までの学習時間と転職活動期間を教えてください。

前職は画像解析の仕事をしており、難しいレベルではないですが、PythonやVBAで業務効率化ツールを作ることができるパソコンスキルからのスタートで、約600時間の学習をして、2023年8月から2024年2月までの間、転職活動を行い、エンジニア転職を果たしました。

転職先の採用面接でココが評価されたと思う部分を教えてください。

BuildUp(*1)を活用した学習記録の内容や、話した内容、雰囲気が企業とマッチしたことが評価されたと思います。
(*1)BuildUpは、RaiseTechが提携している学習記録ツールで、受講生さんは無料で利用できます。

RaiseTech受講を決めた理由は何ですか?

残りの人生をアグリテックによる地方創生に使いたいと思っていました。
IT業界未経験でも入れるところはあるかな?と思って舐めた感じでビズリーチに登録し、エージェントと面談すると自分の労働市場価値が低すぎることがわかりました。
さらに、業界・職種のことを調べていき、年齢の面で危機感を覚えました。

そしていくつか有料スクールを調べ、未経験でも大丈夫!みたいな甘美なことを謳うスクールが多い印象でしたが、RaiseTechは現場に求められる技能と自走力にフォーカスしているし、甘いことを謳っていない点が信憑性が高く感じました。
インスタグラムで代表のエナミさんの広告動画が表示され、”あ、調べてたRaiseTechだ”と思いました。エナミさんの真顔で淡々で話す感じと、厳しくも可能性を見せてくれるところに最初惹かれました。
そしてRaisetechと調べると挫折と一緒にキーワードあがるので、逆に信頼がおけました。無料説明会に参加して、実際にエナミさんに質問しきっちりレスも返ってきましたし、教育自体の考え方も共感できたのでRaisetechに決めました。

コースを決めた理由は何ですか?

IoTを扱う上で、クラウドインフラが欠かせないと思いました。また需要が高まる機運があることも加味してAWSにしました。
また、バックエンドよりもインフラエンジニアの方が年齢の許容範囲が広い傾向にあると説明会で教えていただきましたところも理由の一つです。
プログラムも好きですが、インフラエンジニアもプログラム書くことはあるので抵抗なしでした。

機械学習やデータ分析はAidemyやUdemyの講座を活用してこれから学習しようと思います。前職の業務効率化のために、Pythonは使っていましたので、学習は入りやすいと思っています。

受講開始当時の目標を教えてください。

2023年12月末で退職することを6月末に現職の上司に届け出ていたので、それまでに転職先を決めるために、逆算して2023年10月までに課題を完走することを目標にしていました。

講座への取り組み方で気をつけていたこと、工夫していたことを教えてください。

リアルタイム講義に出たら必ず質問するようにしていました。
また、リアルタイム講義に出る場合は、動画のほうで予習し、質問箇所にアタリをつけていました。

仕事と、学習や就職・転職活動の両立で気をつけていたことはありますか?

入校前からRaiseTechは生半可にはできないとおもっていました。
なので、現職の閑散期を狙って入校し、その間に集中的に課題を進める作戦を立てていました。
共働きで子供のお迎えから寝かしつけがあるので、現職で繁忙期となったら無理せず学習を低速にしていました(本を読むなど)。
10月は現職で忙しくなり、完全に学習ができない日が続きました。なので、常に両立できていたわけではありません。だからと言ってあきらめるわけではなく、仕方ないことであると考えました。
三日坊主も再開したら三日坊主ではないので。すべてバランスが大事、絶対再開できるから今は真剣に休むこと、と自分の中で唱えていました。

学習中や就職・転職活動中に、挫折しそうになったことはありませんでしたか?

落ちこむことはよくありましたが、心持ちで乗り越えていたと思います。
未経験なので、当然わからないことの方が多いはずで、向いてるかどうかやってみないとわからないし、向いているかわかるほどまだやってないじゃん、という心持ちでやっていました。

サポーターの方からは、「簡単にわかるようなら誰でもエンジニアになれるじゃん」と教えてもらって、そうだよなと思いました。こういったマインドセットの醸成も含めてGather(*2)で充電して再始動するのがいいと思います。
あとは昨日の自分と比較すること、というのがほんとに大事だと思います。RaiseTechの方もよくそのように励ましてくれますが、励ましという側面だけではないと思っています。人が何かを成し遂げようと取り組むうえですべてにおいて必要なマインドセットだと思います。

(*2)Gatherは、RaiseTechが利用しているバーチャルオフィスツールで、受講生さん同士の交流や受講生さんと運営メンバーの交流の場として活用しています。

RaiseTechを受講した感想を教えてください。

■半永久のサポート
半永久でサポートしていただけることが心の安定につながっていました。何かあったら頼らせていただけるという感覚です。だからこそ子供のようにいろいろチャレンジしやすいという感じです。
■コミュニティ
課題の取り組み中、就活中、少し先を進んでいる先輩方から、一番ホットな情報を聞ける環境が有難かったです。下の話と少しかぶりますが、RaiseTechの運営の方よりも先輩方に相談する方が多かったです。なお、全体として、どちらも多いわけではないです。
就活でしたら例えば以下のことです。
応募企業の様態、採用側の見解の共有、面接でミスしたところ、今求められている技術、SAA以外であるとよりよい資格など
■自走力を身に着ける
エンジニアとしての自走力の土台が作れる場だと思いました。調べ方、質問の仕方しかり。ただ、私の場合は、自走を意識しすぎたのか、RaiseTechの充実したサポートを活用し倒すことができなかったと思います。
・課題の質問をする前に、目的、現状、トライ、結果、推測、リファレンスを提示するわけですが、現状整理のために改めて声に出してやってみると、すんなりできたり。
・現状整理までして、同じ質問している人いなかったっけと質問チャンネル内を探して、ヒットして解決したり。
・質問したと仮定して、返ってくる助言(アプリサーバ/webサーバのログ確認したか、ポート開放の状況、スーパーリロード、小規模からの段階的な原因追及してみたかなど)のパターンが推測できたので、それを試したら解消したり。結局、5回も質問していないと思います。
就職相談についてもRaiseTechの運営の方に相談したのは、代表のエナミさんに転職スタート時期の相談と、メンターさんにWantedlyを一般公開しているか確認したくらいでした。

RaiseTechを受講して変化したと感じることはありますか?

■質問力が大事であること
自分が何かに没入しやすい性質であると再認識できたと同時に、この性質がチームで働く場合に負に働きやすいことを自覚できたことです。
上述したとおり、質問は多い方ではなかったことが示すのは、自分の時間を使いすぎて疲弊することと、チームではそれが依頼者の時間でもあるので迷惑になることです。
就活中のカジュアル面談や面接で、技術関連のコミュニケーション方法や企業の文化を聞くようにしていました。大体の企業様で、個人で考える時間は10-15分で、わからなければ聞くべしとお教えいただきました。障害対応でしたら考えてる時間などさらにないわけなので。
ハローワークの職業訓練校にも通っているのですが、ここでは10分考えたり調べてわからなければ講師に聞くようにしています。また、これから第13回の課題に取り組んでいきますが、質問するまでと質問を作るスピード、質問の質を意識して取り組もうと思います。
■仲間ができたこと
ひいき目ですが、2023年の5月から6月生の受講生さんは特に優秀な方が多い印象があり、すごく触発されました。Gatherでも、ただだべっている時間はかなり少なかったです。こういった方々と知り合えたことと、何人か個人でもつながることができましたので、財産であると思います。
■自己の成長に目を向けること
昨日の自分より0.1でも進んでいることが大事である認識を定着できました。特に同期の方々は(主観で)すごい人が多かったので余計にこのマインドセットがないとやっていけませんでしたが。
この認識を持てたことで、自分(心身共に)を大事にするようになりました。
昔のマインドは以下の感じです。(今も多少ありますが、かなり軽くなりました。)
人よりここが劣っている、そんなこともできないんだ自分、なぜなら努力が甘いからだ、もっとやれ、寝るな、弱音吐くな言霊になるぞ、みたいな感じです。
新しいマインドは以下の感じです。
1週間前ならgitも知らなかったのに今理解できてるよ、今やってる時間で疲弊したらツケが家族にもいくよ、昨日よりは進んだから一旦寝よ、みたいな感じです。

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