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「G検定の対策講座を調べたら、5,500円から11万円まで出てきて選べない」
「そもそも講座は要るのか。公式テキストだけで足りるのではないか」
この記事は、教材選びで止まっている方のために書きました。
結論から言うと、JDLAが公表している合格者アンケートを逆算すると、組み方は3つに絞れます。合格者の69.03%が公式テキストを使い、学習時間は30〜50時間が最多。この2つの数字が、無料だけで進めるか、テキストと問題集を買うか、講座まで足すかの分かれ目になります。
この記事では、JDLA公式サイトに掲載されている教材を3群すべて並べ、2026年10月7日に各社の公式サイトで確認した価格・問題数・シラバス対応を添えます。載せなかったものも理由とあわせて書きます。
RaiseTech(レイズテック)は、受講者数2,500名超え!現役エンジニアが講師を務めるAIエンジニア育成のオンラインスクールです。RaiseTechはG検定の対策講座を提供していないため、本記事の比較表には入れていません。公式サイトに書かれている事実だけを並べます。
先に前提|G検定に認定された対策講座はない
G検定の受験資格に制限はありません。特定の講座を修了する必要はなく、どなたでも申し込めます。
JDLA公式のQ&Aには「G検定に受験資格は必要ですか?」という設問があり、回答は「受験資格に制限はなく、どなたでも受験可能です」です(2026年10月7日確認)。
これはE資格との大きな違いです。E資格はJDLA認定プログラムを修了しないと受験申込に進めませんが、G検定にはその制度自体がありません。だから「認定された対策講座」も存在しません。

| 項目 | G検定 | E資格 |
|---|---|---|
| 受験資格 | 制限なし(どなたでも受験可能) | JDLA認定プログラムの修了が必要 |
| 認定された対策講座の制度 | 無い | ある(認定プログラム一覧が公開されている) |
| 講座を選ぶ意味 | 学習を効率化するため。受験には必須ではない | 受験するために避けて通れない |
したがって、G検定の講座選びは「どれを選ぶか」の前に「そもそも要るか」から入ります。この記事が3ルートの比較から始まるのは、そのためです。
→ 受験資格の違いはE資格とG検定の違い、E資格の認定プログラムはE資格認定プログラム27件の比較にまとめています。
合格者データ|何を使い、どのくらい勉強したか
JDLAは合格者アンケートの結果を公表しています。ここから逆算すると、教材選びの判断材料が揃います。
調査の素性を先に書きます。2025年第5回G検定の合格者が対象。有効回答数は、使用教材の設問が155、学習時間など他の設問が158。実施時期はJDLAが公表していません。2025年第5回は2025年9月開催です(出典:JDLA「G検定について」、2026年10月7日確認)。
合格者が実際に使った教材

| 順 | 教材 | 出版社 | 使用率 |
|---|---|---|---|
| 1 | G検定公式テキスト(調査時点の表記は第2版) | 翔泳社 | 69.03% |
| 2 | 最短突破 ディープラーニングG検定 問題集 第2版 | 技術評論社 | 23.87% |
| 3 | 徹底攻略 ディープラーニングG検定 ジェネラリスト問題集 | インプレス | 21.29% |
| 4 | ディープラーニングG検定 最強の合格テキスト | SBクリエイティブ | 13.55% |
| 5 | スッキリわかる ディープラーニングG検定 テキスト&問題演習 | TAC出版 | 7.1% |
| 6 | AI白書2022 | 角川アスキー | 2.58% |
| 7 | この1冊で合格! 集中テキスト&問題集 | ナツメ社 | 1.29% |
| 8 | 人工知能は人間を超えるのか | KADOKAWA | 1.29% |
| 9〜15 | スピード合格 対策テキスト(リックテレコム)ほか7点 | — | 各0.65% |
| — | その他の問題集 | — | 13.55% |
公式テキストが69.03%で突出しています。2位以下は問題集で、ここから先は分かれます。つまり合格者の多くは「公式テキスト1冊+問題集を何か1冊」という組み方をしていると読めます。
もう1点。使用率上位の本は、調査時点と現在で版が変わっています。公式テキストは第3版(2024年5月27日発売)、徹底攻略は第3版(2024年9月25日発売)、最強の合格テキストは第3版(2026年9月19日発売)が最新です(いずれも2026年10月7日確認)。アンケートの順位をそのまま書名で引き写すと、古い版を買うことになります。
学習時間と、検討を始めた時期

| 学習時間 | 割合 | 検討を始めた時期 | 割合 |
|---|---|---|---|
| 0〜15時間 | 11.4% | 1ヶ月未満 | 17.7% |
| 15〜30時間 | 21.5% | 1〜2ヶ月前 | 31.6% |
| 30〜50時間 | 25.3% | 2〜3ヶ月前 | 20.9% |
| 50〜70時間 | 18.4% | 4〜6ヶ月前 | 16.5% |
| 70〜100時間 | 13.9% | 6〜9ヶ月前 | 3.8% |
| 100〜150時間 | 5.1% | 9〜12ヶ月前 | 3.2% |
| 150〜200時間 | 2.5% | 1年以上前 | 6.4% |
30〜50時間が最多で25.3%。15〜70時間の範囲に65.2%が収まります。検討開始は1〜2ヶ月前が最多の31.6%。「1〜2ヶ月かけて、合計30〜50時間」が合格者のいちばん多い形です。
ここから教材選びの基準が出ます。総学習時間が30〜50時間なら、講義動画が23時間ある講座は、学習時間の半分近くを動画視聴に使うことになります。逆に動画9.5時間の講座なら、残りを問題演習に回せます。時間の配分で選ぶ、という見方ができます。
受験の目的
同じアンケート(有効回答数158)の受験目的です。
| 目的 | 割合 |
|---|---|
| 今後必要となるスキルだと思ったから | 36.7% |
| この分野に興味があったから | 19.6% |
| 企業(学校)から勧められたから | 15.8% |
| 仕事(研究、学業)上の必要に迫られたから | 8.9% |
| 昇格やステータスに必要だから | 7.6% |
| 就職・転職に有利だから | 6.3% |
| DX推進パスポート取得のため | 3.8% |
「就職・転職に有利だから」は6.3%です。合格者の多くは、転職の武器としてではなく、知識の整理として受けています。転職を目的に教材費をかけるなら、この数字は先に見ておいたほうがいいと思います。
→ G検定そのものの位置づけはG検定とは?難易度と「意味ない」と言われる理由にまとめています。
教材3群|JDLA公式サイトに載っているもの
JDLAは3か所で教材を紹介しています。ここではそれを3群に分けて、全件並べます。価格はすべて税込・2026年10月7日に各社の公式サイトで確認した値です。
群A|JDLA監修書籍(4点)
| 書名 | 出版社 | 版・発売日 | 定価 | 位置づけ |
|---|---|---|---|---|
| 深層学習教科書 ディープラーニングG検定 公式テキスト | 翔泳社 | 第3版/2024年5月27日 | 3,080円 | 合格者の69.03%が使用。448ページ |
| ディープラーニング活用の教科書 | 日経BP | 2018年10月29日 | 1,980円 | 国内35社の事例集。試験対策書ではありません |
| ディープラーニング活用の教科書 実践編 | 日経BP | 2019年10月28日 | 1,980円 | 同上 |
| ディープラーニングG検定 法律・倫理テキスト | 技術評論社 | 2023年4月28日 | 1,980円 | 法律・倫理分野に特化した補強用 |
監修書籍4点のうち、試験対策に直接使えるのは公式テキストだけです。残り3点は事例集と、1分野の補強です。「JDLA監修書籍4冊」と聞いて全部揃える必要はありません。
※ 翔泳社の公式ページは2026年10月7日時点でアクセス制限があり到達を確認できませんでした。価格・ページ数は版元提供の書誌データ(openBD)と書店の表示で確認しています。
群B|JDLA「学習コンテンツ」掲載(16件)
JDLAの「#今こそ学ぼう」ページに、G検定向けとして14件、初学者向けでG検定対策を含むものとして2件、合計16件が掲載されています。

まず無料で始められるもの。16件中7件あります。
| 名称 | 提供元 | 無料の範囲 | 中身 |
|---|---|---|---|
| G検定模擬テストと公式例題解説 | Study-AI株式会社 | ベータ版につき無料※1 | 300題以上(直前対策200題以上+新シラバス対応 約100題)+入門動画40分 |
| アニメーションで学ぶG検定対策eラーニング | 株式会社CARTA ZERO | 86講座のうち18講座が2か月無料(自動課金なし) | 1講座10分弱。以後は6か月30,000円 |
| ディープロ EXAM | 株式会社ダイビック | 無料会員で全模擬試験の受験と評価 | 解説の閲覧は有料プラン(980円/月・1週間無料) |
| G検定完全問題集 | ワザアカ株式会社 | 3日間(登録不要・自動課金なし) | 945問。継続は買い切り2,980円 |
| G検定スキルチェックテスト | 株式会社AVILEN | 無料 | 自己採点式の簡易テスト |
| 中学生からわかるAI入門講座 | Study-AI株式会社 | 無料 | 動画講座。AI実装検定B級の公式教材 |
| 「人工知能基礎」行政職員向け無償プログラム | 株式会社zero to one | 行政職員限定で無償 | — |
※1 「ベータ版の今だけ無料」と公式サイトに記載(2026年10月7日確認)。期限の明示はありません。
次に有料のもの。5,500円から110,000円まで、20倍の開きがあります。
| 名称 | 提供元 | 価格 | 講義時間 | 問題数 | 受講期間 | シラバス対応の記載 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| G検定実践トレーニング | 株式会社zero to one | 5,500円 | —(問題演習のみ) | 約1000題 | 60日 | 章立てが現行シラバスと対応 |
| JDLA「G検定」向け対策プログラム | 株式会社zero to one | 8,800円 | 目安30時間 | 約1000題 | 60日 | 同上 |
| G検定対策アプリ | 株式会社Beyont | 1,200円 | — | 371問※2 | — | 「最新シラバスに対応」 |
| G検定完全問題集 | ワザアカ株式会社 | 2,980円(買い切り) | ショート動画あり | 945問(キーワード495+予想450) | — | シラバス2024 v1.4(2026年5月11日改訂)対応と明記 |
| G検定対策講座 | 株式会社アガルート | 27,280円 | 約9.5時間 | 総仕上げ160問+章末問題 | 180日 | 2024 #6改訂シラバス対応版と明記 |
| 全人類がわかるG検定対策講座 | 株式会社AVILEN | 29,700円※3 | 約13時間 | 約600問 | 6か月 | 「試験出題範囲に準拠」 |
| AIジェネラリスト基礎講座 | 株式会社Beyont | 110,000円 | 約23時間(標準学習時間 約49時間) | 約300問 | 1年 | 「シラバス2024#6〜に対応」 |
| 最短突破 G検定問題集 第2版 | 株式会社AVILEN(書籍) | 2,728円 | — | 412ページ | — | 2022年8月23日発売。現行シラバス(2024 v1.4)への対応の明記なし |
※2 アプリの公式ページは371問、同社の講座ページは320問と、公式サイト内で表記が異なります(2026年10月7日確認)。
※3 2026年10月7日時点で24,200円のキャンペーン表示あり。公式サイトの表示は「10/1(木)〜10/29(木)」。期限があるため、判断は通常価格で行うのが安全です。
表を見て気づく点を3つ挙げます。
- 現行シラバスの版まで明記しているのは2件だけです(アガルート「2024 #6」、ワザアカ「2024 v1.4」)。他は「最新」「準拠」という書き方です
- 価格と講義時間は比例していません。約9.5時間で27,280円の講座と、約23時間で110,000円の講座があります
- 問題数で見ると、最安帯のzero to oneが約1000題で最多です。問題演習だけが目的なら5,500円で足ります
有料講座5社の詳細
上の表に出てくる有料講座を提供している5社を、1社ずつ並べます。順位は付けません。掲載順は公式サイトに表示されている価格の安い順です(月額制は6か月分で並べています)。いずれも2026年10月7日に各社の公式サイトで確認した内容です。
株式会社zero to one|5,500円・8,800円(河合塾グループ)

| 項目 | G検定実践トレーニング | JDLA「G検定」向け対策プログラム |
|---|---|---|
| 価格 | 5,500円 | 8,800円 |
| 中身 | 約1000題の練習問題+模擬試験 | 上記に「人工知能基礎」のビデオ教材を足したもの |
| 目安の学習時間 | 10〜20時間程度 | 30時間程度 |
| 受講期間 | 購入後60日間 | |
| 監修 | 「人工知能基礎」は東京大学大学院・松尾豊教授の監修 | |
| サポート | 公式サイトに「テクニカルサポートを除き、本コースにサポートサービスはつきません」と記載 | |
| その他 | 修了要件を満たすと修了証が発行される(証明書URLの発行あり)。法人契約でボリュームディスカウントあり | |
問題数で見ると約1000題で、今回並べた講座のなかで最多です。公式サイトには「G検定対策には、合わせて公式テキストの学習も推奨」と書かれており、テキストと組み合わせる前提の教材という位置づけです。
公式サイト:G検定実践トレーニング/JDLA「G検定」向け対策プログラム
株式会社アガルート|27,280円(合格特典あり)

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 価格 | 27,280円(本体24,800円) |
| 講義時間 | 約9.5時間 |
| 問題 | 各パートの章末問題+総仕上げ問題160問 |
| 視聴期限 | 申込日より180日 |
| シラバス | 「2024 #6改訂シラバス対応版」と明記 |
| 教材 | PDFで配布(発送物なし)。デジタルブック機能あり |
| サポート | 質問サービス「KIKERUKUN」を期間中10回まで |
| 無料体験 | サンプル講義が0円 |
| 合格特典 | 全額返金(条件あり・下記) |
今回並べたなかで、講義時間がいちばん短い講座です(約9.5時間)。合格者の学習時間が30〜50時間に集まっていることを考えると、残りを問題演習に回せる配分になります。
公式サイト:データサイエンス|G検定対策講座
株式会社AVILEN|29,700円(書籍も出している)

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 価格 | 29,700円(2026年10月7日時点で24,200円のキャンペーン表示あり。表示は「10/1(木)〜10/29(木)」) |
| 講義時間 | オンデマンド講義動画 約13時間 |
| 問題 | Webテスト 約600問(1回120分・145問・4択の模試形式) |
| 目安の学習期間 | 30時間(公式のよくある質問では「およそ30〜60時間」) |
| 受講期限 | 受講開始より6か月後の月末まで |
| 修了証 | 必修コンテンツ完了で発行 |
| 割引 | 法人向け団体割(受講人数に応じて) |
| 関連書籍 | 『最短突破 ディープラーニングG検定 問題集 第2版』(技術評論社・2,728円)を同社が執筆 |
本試験と同じ形式(120分・145問)の模試を回せるのが特徴です。なお同社の問題集は2022年8月23日発売で、現行シラバス(2024 v1.4)への対応の明記はありません。
公式サイト:全人類がわかるG検定対策講座
株式会社CARTA ZERO|6か月30,000円(18講座が2か月無料)

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 価格 | 通常5,000円/月。キャンペーン期間終了後は6か月単位30,000円 |
| 無料の範囲 | 全86講座のうち18講座が2か月無料。公式サイトに「2ヶ月後に自動的に有料になることはありません」と記載 |
| 中身 | アニメーション形式のeラーニング全86講座。1講座10分弱 |
| 学習支援 | 演習トレーニングなどの機能を搭載 |
| 提供元 | 株式会社CARTA ZERO(CARTA HOLDINGS 100%子会社・2011年4月設立)。D-Marketing Academyはサービス名 |
| 備考 | 通常利用では管理者用の機能は使えない(法人利用は別途問い合わせ) |
動画ではなくアニメーション講座という点が他社と違います。1講座10分弱なので、すき間時間で進める形です。無料で試せる18講座は全86講座の約2割にあたります。
公式サイト:G検定対策eラーニング(個人向け)
株式会社Beyont|110,000円(標準学習時間49時間)

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 価格 | 110,000円/1名 |
| 講義時間 | 本編 約8時間+G検定対策編 約15時間=約23時間 |
| 標準学習時間 | 約49時間 |
| 問題 | G検定対策編に約300問 |
| 視聴期間 | 動画共有日から1年間 |
| 含まれるもの | 講座資料、理解度確認テスト、G検定ワード集、新シラバス対応補足資料 |
| 提供元 | 株式会社Beyont(旧 株式会社スキルアップNeXt)。サービス名はスキルアップAI |
| 関連 | 『徹底攻略 ディープラーニングG検定 ジェネラリスト問題集』(インプレス・通称「黒本」)を同社が制作。別売のG検定対策アプリは1,200円 |
今回並べたなかで最も高額で、同時に講義時間も最も長い講座です。標準学習時間49時間は、合格者アンケートの最多帯(30〜50時間)の上限にあたります。なお、JDLAの学習コンテンツページに掲載されているトライアル版のリンクは、2026年10月7日時点で404でした。
公式サイト:G検定対策 AIジェネラリスト基礎講座
群C|合格者が使った教材のうち、JDLAに掲載が無いもの
合格者アンケートの上位に入っているのに、JDLAの学習コンテンツには掲載されていない本があります。
| 書名 | 出版社 | 最新版・発売日 | 定価 | アンケート使用率 |
|---|---|---|---|---|
| 徹底攻略 ディープラーニングG検定 ジェネラリスト問題集 | インプレス | 第3版/2024年9月25日 | 2,750円 | 21.29%(3位) |
| ディープラーニングG検定 最強の合格テキスト | SBクリエイティブ | 第3版/2026年9月19日 | 3,080円 | 13.55%(4位) |
| スッキリわかる ディープラーニングG検定 テキスト&問題演習 | TAC出版 | 第3版/2025年3月27日 | 2,860円 | 7.1%(5位) |
徹底攻略 第3版は「最新シラバス・出題方式に対応して改訂」と出版社の公式ページに記載があります(408ページ)。最強の合格テキスト 第3版は「最新シラバス & 出題傾向に完全対応」「新章追加! 生成AIについてさらに詳しく丁寧に解説」と記載があり、608ページ+模試PDF192ページです(いずれも2026年10月7日確認)。
JDLAの学習コンテンツは、G検定の教材を網羅した一覧ではありません。掲載があるかどうかと、合格者に使われているかどうかは別です。
3ルート|合格者データから逆算した組み方と費用
受験料は一般13,200円(税込)です。ここに教材費を足したのが、実際にかかる金額です。

| ① 無料のみ | ② 公式テキスト+問題集 | ③ 講座を足す | |
|---|---|---|---|
| 教材費 | 0円 | 5,830〜6,160円 | 8,580〜113,080円 (公式テキスト+講座) |
| 受験料 | 13,200円 | 13,200円 | 13,200円 |
| 合計 | 13,200円 | 19,030〜19,360円 | 21,780〜126,280円 |
| 想定学習時間 | 30〜50時間 | 30〜50時間 | 30〜49時間(各社の記載) |
| 向いている人 | 費用をかけたくない/まず試したい | 合格者の多数派と同じ形で進めたい | 読むより聞いて覚えたい/期限を区切りたい |
ルート①|無料のみ(13,200円)
| 使うもの | 中身 | 費用 |
|---|---|---|
| CARTA ZERO eラーニング | 18講座を2か月(全86講座の一部) | 0円 |
| Study-AI 模擬テスト | 300題以上+入門動画40分 | 0円 |
| ディープロ EXAM 無料会員 | 模擬試験の受験と評価 | 0円 |
| AVILEN スキルチェックテスト | 自己採点の簡易テスト | 0円 |
| ワザアカ 3日間体験 | 945問に3日間アクセス | 0円 |
| 受験料 | 一般 | 13,200円 |
弱点を書いておきます。無料で揃うのは問題演習と導入で、シラバスを通しで読む教材が揃いません。CARTA ZEROの無料分は86講座のうち18講座、つまり約2割です。
合格者の69.03%が公式テキストを使っているという数字は、このルートの難しさを示しています。無料だけで進めるなら、演習で出てきた用語を自分で調べて埋める時間が別に要ります。
ルート②|公式テキスト+問題集(19,030〜19,360円)
| 使うもの | 費用 |
|---|---|
| 公式テキスト 第3版(448ページ) | 3,080円 |
| 問題集を1冊:徹底攻略 第3版(2024年9月)2,750円/スッキリわかる 第3版(2025年3月)2,860円/最強の合格テキスト 第3版(2026年9月)3,080円 | 2,750〜3,080円 |
| 無料の模擬テスト(Study-AI・ディープロEXAM)を併用 | 0円 |
| 受験料 | 13,200円 |
合格者の実際の組み方にいちばん近いのがこのルートです。公式テキストで全体を通し、問題集で演習し、無料の模擬テストで仕上げる。教材費は6,000円前後で収まります。
問題集は発売日で選んでください。現行シラバス(G2024#6以降)の後に出ているのは、徹底攻略 第3版(2024年9月)、スッキリわかる 第3版(2025年3月)、最強の合格テキスト 第3版(2026年9月)です。
ルート③|講座を足す(21,780〜126,280円)
下の金額は公式テキスト3,080円と受験料13,200円を含めた総額です。
| 講座 | 講座の価格 | 講義時間 | 問題数 | 受講期間 | 総額 |
|---|---|---|---|---|---|
| zero to one 実践トレーニング | 5,500円 | — | 約1000題 | 60日 | 21,780円 |
| zero to one 対策プログラム | 8,800円 | 目安30時間 | 約1000題 | 60日 | 25,080円 |
| AVILEN(キャンペーン価格) | 24,200円 | 約13時間 | 約600問 | 6か月 | 40,480円 |
| アガルート | 27,280円 | 約9.5時間 | 160問+章末 | 180日 | 43,560円 (合格で24,800円返金※4) |
| AVILEN(通常価格) | 29,700円 | 約13時間 | 約600問 | 6か月 | 45,980円 |
| Beyont AIジェネラリスト基礎講座 | 110,000円 | 約23時間 | 約300問 | 1年 | 126,280円 |
※4 アガルートの全額返金は無条件ではありません。公式の合格特典ページ(2026年10月7日確認)に記載されている条件は次のとおりです。
- ①合格通知書の提出 ②合格体験記の提出 ③合格者インタビューへの出演、の3つすべてを満たすこと
- インタビューはリモート(Zoom)。氏名も公表され、旧姓等での掲載は受け付けないと明記
- 申請は合格発表から1か月以内
- 返金額は税抜価格24,800円(税込27,280円との差額2,480円は対象外)
- 原稿料または講演料の支払いという扱いのため、源泉所得税を控除した残額の振込
- 法人・士業事務所その他団体の名義での申込みは対象外
- 特典利用後に掲載の取り止めを希望する場合、全額返金に加えて事務手数料30,000円(税別)の支払いが必要
ルート②とルート③の差は、最小で約2,400円、最大で約107,000円です。「講座を足す」と一括りにできる幅ではありません。
JDLA掲載情報と各社公式の差(2026年10月7日確認)
JDLAの学習コンテンツページの記載と、各社の公式サイトの表示が異なる箇所が7件ありました。事実のみ列挙します。

| # | 教材 | JDLAの掲載 | 各社公式の表示(2026年10月7日) |
|---|---|---|---|
| 1 | アニメーションで学ぶG検定対策eラーニング | 提供元「D-Marketing Academy株式会社」/「2ヶ月間無料(G検定の全86講座受講可能)」 | 会社概要の社名は株式会社CARTA ZERO(D-Marketing Academyはサービス名)。無料は「全86講座のうち18講座」。キャンペーン後は6か月単位30,000円 |
| 2 | AIジェネラリスト基礎講座(トライアル版) | 提供元「株式会社スキルアップNeXt」/掲載されているトライアル版のリンク先 | 社名は株式会社Beyont(旧 株式会社スキルアップNeXt)。掲載リンクは404。本講座は別URLに存在し110,000円 |
| 3 | G検定対策アプリ | 「320問収録(※2024年7月時点)」 | アプリの公式ページは371問、同社の講座ページは320問と、公式サイト内で表記が異なる |
| 4 | 人工知能基礎&G検定実践問題集 | この名称/「約800題」 | 名称は「JDLA「G検定」向け対策プログラム」。URLも変更。約1000題、8,800円 |
| 5 | G検定実践トレーニング | 「約800題」 | 約1000題、5,500円。URLも変更 |
| 6 | G検定対策講座(アガルート) | 「7時間のオンライン講義」 | 「約9.5時間」 |
| 7 | Aidemy Free | 提供元「株式会社アイデミー」/掲載されている無料版のリンク先 | 掲載リンクはトップページへ転送され、該当ページを確認できませんでした。サイトは法人向けサービスの案内のみで、個人向け無料サービスを確認できませんでした。フッターの表記は「© 2026 Accenture. All Rights Reserved.」 |
申し込む前に、必ず各社の公式サイトで最新の内容を確認してください。価格・問題数・受講期間・無料の範囲は変わります。この記事の数字も2026年10月7日時点のものです。
掲載しなかった教材と、その理由
母集団はJDLA公式サイトに掲載があるものとしました。そこから外したものと理由を書きます。
| 教材 | 掲載しなかった理由 |
|---|---|
| 合格者(CDLE)が選ぶ推薦書籍ランキング | JDLAの推薦図書ページに掲載がありますが、アンケートの実施時期が2021年4月(回答1,143名)です。5年以上前の調査のため、数値としては使いませんでした |
| ディープラーニングG検定 最強の「合格」問題集(SBクリエイティブ・2,805円) | JDLAに掲載がなく、合格者アンケートにも出てきません |
| この1冊で合格! 集中テキスト&問題集(ナツメ社)/スピード合格 対策テキスト(リックテレコム) | 合格者アンケートには出てきますが、最新版の発売が2021〜2022年で、現行シラバスへの対応の明記を確認できませんでした。群Cの一覧には残し、本文では扱いません |
| 1週間で合格!! G検定 ~厳選問題集~/超実践形式 G検定問題集(いずれもKindle・500円前後) | 競合記事では紹介されていますが、出版社の公式ページが無く、版やシラバス対応を確認できませんでした |
| AI白書2022/2023(角川アスキー・IPA) | 合格者アンケートの6位に入っていますが、G検定の対策書ではなく白書です |
| Aidemy Free | 上記のとおり、個人向け無料サービスを確認できなかったため、教材一覧からは外しました |
| キカガク Learning の「7教材無料」 | JDLAにこの記載がありますが、同社の公式サイトに対応する記述を確認できなかったため、件数は書いていません |
| 動画サイト・ブログ記事などの対策情報 | 提供元・更新日・シラバス対応が確認できないため、扱いません |
なお、2026年10月以降に発売が予定されている教材が2点あります。翔泳社「深層学習教科書 ディープラーニングG検定 合格問題集」(2026年10月28日発売予定・2,750円予定)と、技術評論社「これならわかる! ディープラーニングG検定 いちばんやさしい合格の教科書」(2026年11月2日発売予定・3,080円予定)です。いずれも発売前のため中身は確認していません。受験が先の方は、発売を待つ選択肢もあります。
申し込む前に確認する7項目
教材を決めたら、支払う前にここを確認してください。

| # | 確認する項目 | 見るところ |
|---|---|---|
| 1 | 現行シラバスに対応しているか | 「最新」ではなく版の表記(2024#6/2024 v1.4 など)があるか。書籍なら発売日 |
| 2 | 受講期間・視聴期限 | 60日・180日・6か月・1年と幅があります。次の試験日までに終わるか |
| 3 | 無料の範囲がどこまでか | 「無料」の中身。全部なのか、一部講座だけなのか、期間限定なのか |
| 4 | キャンペーン価格か通常価格か | 期限つきの割引は終わります。判断は通常価格で |
| 5 | 返金・合格特典の条件 | 「全額返金」の条件。税抜か税込か、何を提出するのか、団体申込は対象か |
| 6 | 自動更新があるか | 月額制のものは、無料期間の後に自動課金されるか |
| 7 | 試験の基本情報は公式で | 試験時間・問題数はJDLA公式で確認。各社のページと食い違っていることがあります |
7について補足します。JDLA公式の記載は「オンライン試験100分・会場試験120分、出題数145問程度」です(2026年10月7日確認)。各社のページにこれと異なる数字が書かれている場合があるので、申込や学習計画の前提にする数字は公式で取ってください。
公的データ|合格率と受験料(JDLA公表)
JDLAは回ごとの受験者数と合格者数を新着情報で公表しています。直近7回分です(合格率は受験者数と合格者数から算出)。
| 開催回 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 2026年 第5回 | 14,908名 | 11,475名 | 76.97% |
| 2026年 第4回 | 9,241名 | 7,677名 | 83.07% |
| 2026年 第3回 | 8,305名 | 6,843名 | 82.40% |
| 2026年 第2回 | 12,027名 | 9,265名 | 77.03% |
| 2026年 第1回 | 8,529名 | 6,718名 | 78.77% |
| 2025年 第6回 | 10,350名 | 8,005名 | 77.34% |
| 2025年 第5回 | 7,924名 | 6,051名 | 76.36% |
直近7回の合格率は76.36%〜83.07%の範囲に収まっています。受験者数は回によって7,924名から14,908名まで動きますが、合格率は大きくぶれていません。
受験料と割引
| 項目 | オンライン試験 | 会場試験(Onsite) |
|---|---|---|
| 受験料 | 一般 13,200円/学生 5,500円(税込) | 同じ |
| 試験時間 | 100分 | 120分 |
| 出題数 | 145問程度(多肢選択式) | 同じ |
| 再受験割引 | 過去受験日から2年以内は半額(一般6,600円/学生2,750円) | 割引制度なし |
| AI For Everyone修了者 | Courseraの修了証提示で30%引き | 割引制度なし |
| 2026年の開催回数 | 年6回 | 年3回 |
会場試験には割引制度がありません。再受験やAI For Everyone修了者の割引を使うなら、オンライン試験を選ぶことになります。
よくある質問
G検定は講座を受けないと受験できませんか?
受験できます。JDLA公式のQ&Aに「受験資格に制限はなく、どなたでも受験可能です」と記載されています。特定の講座を修了する必要はありません。これはE資格との違いで、E資格はJDLA認定プログラムの修了が受験の条件です。G検定には認定された対策講座という制度自体がありません。
公式テキストだけで合格できますか?
JDLAの合格者アンケート(2025年第5回合格者対象・有効回答数155)では、公式テキストの使用率が69.03%で最も高く、2位以下は問題集です。合格者の多くは公式テキストに問題集を1冊足す形で進めています。1冊で足りるかは断定できませんが、この組み合わせが多数派だとは言えます。
勉強時間はどのくらい必要ですか?
同じアンケート(有効回答数158)では30〜50時間が最多で25.3%、15〜70時間の範囲に65.2%が収まります。検討を始めた時期は1〜2ヶ月前が最多で31.6%です。1〜2ヶ月かけて合計30〜50時間というのが合格者に最も多い形ですが、事前知識によって必要な時間は変わります。
無料の教材だけで対策できますか?
JDLA掲載の16件のうち、無料で始められるものが7件あります。模擬テスト300題以上や、86講座のうち18講座の2か月無料などです。ただし無料で揃うのは問題演習と導入が中心で、シラバスを通しで読む教材は揃いません。演習で出た用語を自分で調べて埋める時間が別に要ります。
講座の価格がこれだけ違うのはなぜですか?
JDLA掲載の有料講座は5,500円から110,000円まであります。違いは講義動画の有無と長さ、問題数、受講期間、サポートの有無です。5,500円のものは問題演習のみで動画がなく受講期間は60日、110,000円のものは動画約23時間で受講期間1年です。問題演習だけが目的なら最安帯で足りる場合があります。
別の選択肢|AIを「作る側」を目指すなら
ここまで書いてきたとおり、G検定は受験資格に制限がなく、合格率も直近7回で76.36%〜83.07%です。知識を体系的に整理する試験としては入りやすい一方で、受験目的を「就職・転職に有利だから」と答えた合格者は6.3%でした。
AIを扱う仕事に就くことが目的なら、資格とは別に、手を動かして作れるようになる道があります。
未経験からエンジニアになった受講生の実績
「本当に未経験からなれるのか」は、実際になった人を見るのが一番早いです。いずれもAWS・Javaコースの卒業生ですが、「未経験から学び、ポートフォリオを作り、転職する」という道筋はAIエンジニアでも同じです。
事例①:完全未経験から半年でWebエンジニアへ|年収250万円→600万円
プログラミング完全未経験からJavaコースを受講し、受講開始から半年でWebエンジニアとして転職。年収は250万円から600万円へと2倍以上になり、フルリモート・残業ゼロの働き方を実現しました。
特筆すべきは「半年」というスピードです。特別な才能があったわけではなく、講義に毎週出席し、分からないことをその週のうちに質問で解消する、という当たり前のことを止めずに続けた結果でした。
事例②:30代後半・未経験からクラウドインフラエンジニアへ|初年度から年収600万円
30代後半、AWS未経験からAWSコースを受講。キャリアチェンジ後の最初の職場で年収600万円に到達し、フルリモートで働いています。
「30代後半では遅い」という不安を持つ方は多いですが、この事例はそれを覆しています。前職までの社会人経験は、エンジニアになってからもプロジェクトの進め方や顧客とのやり取りで強みになります。年齢は壁ではなく、むしろ武器になり得ます。
事例③:AWSを武器に差別化|本業+副業で年収800万円・フルリモート
AWSコースで学んだスキルを武器に、フルリモート勤務のエンジニアとして転職。本業と副業を合わせて年収800万円を達成しました。
ポイントは「差別化」です。エンジニアの数は多くても、クラウドやAIといった需要の高い領域を扱える人は限られます。学ぶ領域を選ぶことが、そのまま市場価値の差になる。AIエンジニアを目指す方にとっても、まさに同じ構造が当てはまります。
まとめ|合格者データから逆算すると、組み方は3つに絞れる
この記事のポイントを3つにまとめます。
- G検定に認定された対策講座はありません。受験資格に制限がないため、講座は「選ぶ前に、そもそも要るか」から考えます。合格者の69.03%が公式テキストを使い、学習時間は30〜50時間が最多。この2つが判断の起点です。
- 費用は受験料込みで13,200円・約19,000円・21,780円〜126,280円の3段階。無料だけで揃うのは演習と導入で、通しで読む教材は揃いません。合格者の多数派に近いのは、公式テキスト+問題集1冊のルート②(教材費6,000円前後)です。
- JDLAの掲載内容と各社公式の表示が異なる箇所が7件ありました。社名、無料の範囲、問題数、講義時間、リンクです。申し込む前に、必ず各社の公式サイトで最新の内容を確認してください。
G検定そのものの位置づけはG検定とは?難易度と「意味ない」と言われる理由、E資格との違いはE資格とG検定の違い、E資格の認定プログラムはE資格認定プログラム27件の比較にまとめています。
本記事の価格・問題数・受講期間・無料の範囲・試験情報は、2026年10月7日に各社および一般社団法人日本ディープラーニング協会の公式サイトで確認した内容です。これらは予告なく変更されることがあります。申し込みの前に、必ず各社の公式サイトで最新の情報をご確認ください。合格率は、JDLAが公表している受験者数と合格者数から算出した参考値です。本記事は特定の教材・講座の購入を推奨するものではありません。
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