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「AIエンジニアに転職したいけれど、何から動けばいいのでしょうか」
「未経験で応募しても、書類で落ち続けるのではないでしょうか」
この記事は、そんな不安を持って「AIエンジニア 転職」と検索したあなたのために書きました。
結論から言うと、AIエンジニアへの転職で結果を分けるのは、スキルの高さよりも「入口の選び方」と「見せ方」です。同じ実力でも、狙う求人と職務経歴書の書き方を変えるだけで、通過率は変わります。
この記事では、選考で見られる3つの軸、未経験と経験者それぞれのルート、企業を見極める7項目、職務経歴書の書き方、面接で聞かれる5つの質問、そして働きながら進めるスケジュールを順に解説します。
RaiseTech(レイズテック)はAIエンジニアを育成するオンラインスクールとして、累計2,500名を超える受講生を受け入れ、未経験からのエンジニア転職を支援してきました。その現場で見てきたリアルな情報をもとにお伝えします。
AIエンジニア転職の全体像|選考で見られる3つの軸
AIエンジニアの採用市場は、経験者の取り合いと、育成前提の採用が同時に進んでいる状態です。経済産業省の「IT人材需給に関する調査」では、AI人材は2030年に最大12.4万人不足すると試算されています。経験者だけでは枠が埋まらないため、育成を前提にした採用枠が現実的な選択肢として残っています。

選考で見られている軸は、突き詰めると3つです。
| 見られる軸 | 採用側が確かめたいこと | 証明する手段 |
|---|---|---|
| 作れるか | 指示された範囲を、動く形にして納められるか | 制作物。動くもの、公開されているもの、改善の履歴 |
| 続けられるか | 入社後の学習に耐えられるか。技術の入れ替わりが速い領域のため | 学習の記録、資格、継続した発信、受講の完走 |
| 接続できるか | 前職の経験が、どの業務でそのまま活きるか | 職務経歴書の書き方、面接での説明 |
この3軸のうち、未経験の方が用意しやすいのは「続けられるか」と「接続できるか」です。「作れるか」は時間がかかりますが、小さくても動くものが1つあれば説明の起点になります。逆に言えば、3軸すべてが空欄の状態で応募を重ねても、書類で止まり続けます。
もう1点、市場の状況として押さえておきたいのは、求人の中身が変わってきていることです。モデルを一から研究開発する求人より、既存のAIを業務システムに組み込む求人のほうが数が多くなっています。入口として現実的なのは後者です。
転職活動を始める時期についても触れておきます。「制作物が完成してから動く」と考える方が多いのですが、実際には逆です。求人を見ないまま学習を進めると、市場で求められている技術と、自分が学んでいる内容がずれたままになります。応募はまだしなくて構わないので、学習を始めた月から求人票を読む習慣を作ってください。必要な技術、歓迎条件、想定年収。この3つを毎週見ているだけで、準備の精度が変わります。
→ 職種そのものの全体像はAIエンジニアとは?完全ガイドにまとめています。
未経験・経験者別|自分に合う転職ルートの選び方
転職ルートは、今どこにいるかで決まります。IT業界にいるかどうかが、最初の分岐点です。

| 現在地 | 現実的なルート | 期間の目安 | 準備するもの |
|---|---|---|---|
| IT業界の外(異業種) | 生成AIを業務に組み込むポジション、または受託開発のAI案件から入る | 学習6ヶ月〜1年+転職活動 | 制作物1〜2点、学習の記録 |
| IT業界だが非開発職 (営業・企画・運用) |
現職でAI関連の業務に手を挙げる、または社内異動を経て転職 | 半年〜2年 | 業務での活用実績、社内の推薦 |
| エンジニア経験あり (Web・インフラ) |
今の開発スキルを土台にAI領域へ寄せる。最短ルート | 3ヶ月〜1年 | 既存の実務経験+AI領域の制作物 |
異業種からの場合、「AIエンジニア」という求人名だけで探さないことが大切です。実態としてAIを扱う仕事は、機械学習エンジニア、データエンジニア、MLOpsエンジニア、あるいは「AI活用推進」といった名前で募集されています。職種名を固定すると、入れたはずの求人を見落とします。
エンジニア経験がある方は、今の職種との距離を意識してください。バックエンド開発の経験があれば、AIを組み込む側の仕事にはすぐ移れます。インフラ経験があれば、モデルを動かし続ける運用の側から入れます。ゼロから学び直すより、今持っているものに接続するほうが速いのは共通です。
年代によって、どの材料で戦うかも変わります。20代はポテンシャルと学習量が評価の中心になり、制作物の数と継続の記録が効きます。30代以降は、前職の業務知識との接続が主軸です。同じ制作物でも、「自分が担当していた業務の課題を解いた」という文脈が付くだけで、採用側の受け取り方は変わります。年齢そのものより、年代に合った材料を用意できているかが結果を分けます。
→ 未経験からの入口の詳細は未経験からAIエンジニアになれる?で解説しています。
企業の選び方|求人票と面談で確認する7項目
1社目で失敗する原因のほとんどは、スキル不足ではなく企業選びです。求人票に「AI」と書かれていても、入社後にAIの業務がほとんど無いケースがあります。次の7項目を、応募前と面談で必ず確認してください。

| 確認する項目 | 見るポイント | |
|---|---|---|
| 求人票 | ① 業務内容の具体性 | 使う技術・扱うデータ・担当工程が書かれているか。抽象的な求人ほど実態が薄い |
| 求人票 | ② 自社でデータを持っているか | 学習に使えるデータが無い会社では、AIの仕事そのものが始まらない |
| 求人票 | ③ 開発体制 | 社内に開発者がいるか。全員が客先常駐だと、育ててもらえる相手がいない |
| 求人票 | ④ 育成の記載 | 研修・OJT・メンター制度の記載。育成前提の求人かどうかの判断材料 |
| 面談 | ⑤ 入社1年目のAI業務比率 | 「入社1年でAIに関わる業務は何割ですか」と聞く。答えが曖昧なら要注意 |
| 面談 | ⑥ 直近の未経験採用の実績 | 「直近1年で未経験入社は何名で、今どんな業務ですか」と聞く |
| 面談 | ⑦ 技術職としての評価制度 | 管理職にならないと上がらない設計だと、専門を深める道が閉じる |
⑤と⑥は、面談で聞きにくいと感じるかもしれません。ですがこの2つを聞ける応募者は、採用側から見ても本気度が高く見えます。むしろ好印象になる質問です。答えを濁す企業であれば、その時点で判断材料が得られたことになります。
企業タイプごとの傾向も押さえておくと選びやすくなります。受託開発やSIerは研修体制があり未経験の入口になりやすく、事業会社の内製チームは即戦力採用が中心です。1社目は年収より、実務経験が積める環境かどうかで選ぶほうが、3年後の選択肢は広がります。
→ 企業タイプ別の年収の違いはAIエンジニアとは?完全ガイドの関連記事でも扱っています。
職務経歴書の書き方|未経験が評価される3つの見せ方
未経験の職務経歴書で通過率を左右するのは、学習内容の羅列ではなく「接続」と「具体性」です。書き方を3つに絞って示します。

- ① 前職の業務を「AIで解ける課題」として書き直す:「販売管理を担当」ではなく、「月次で3,000件の受注データを扱い、需要予測の精度が属人化していた」と書きます。前職の経験が、そのままAIの応用先として読める形になります。異業種出身であることは、この書き方をした瞬間に弱みではなく材料に変わります
- ② 制作物は「何を」ではなく「なぜ・どう」を書く:作ったものの名前だけでは伝わりません。どんな課題を解こうとしたか、なぜその手法を選んだか、うまくいかなかった点を何で解決したか。この3点があると、面接での話が広がります
- ③ 学習は期間と密度で書く:「Pythonを学習」ではなく、「週12時間を6ヶ月継続。うち3ヶ月は制作物の開発に充当」と書きます。継続できる人かどうかを判断する材料になります
逆に、書かないほうがよいものもあります。触っただけの技術を並べた一覧、受講した教材の名前だけの列挙、そして「熱意」や「意欲」といった言葉です。いずれも検証できないため、読み手の判断材料になりません。同じスペースを使うなら、具体的な数字と行動を書いてください。
→ 制作物の題材選びと見せ方は AIエンジニアのポートフォリオ作り方 で詳しく扱っています。
面接で聞かれる5つの質問|準備しておく答え
未経験からのAIエンジニア面接で聞かれることは、ほぼ決まっています。5つの質問に対して、事前に答えを用意しておいてください。

| 聞かれること | 本当に確かめられていること | 答えの方向 |
|---|---|---|
| なぜAIエンジニアを目指したのか | 思いつきではなく、理由に一貫性があるか | 前職で感じた課題から始めて、学習を始めた経緯へ繋げる |
| 作ったものについて説明してください | 自分で考えて作ったかどうか | 課題設定 → 選んだ手法と理由 → 結果と限界の順で話す |
| つまずいた点と、どう解決したか | 詰まったときの動き方。入社後に最も再現される場面 | 調べた順序、相談した相手、かかった時間を具体的に |
| 前職の経験はどう活きますか | 異業種からの転職者を採る意味があるか | 業務知識・折衝力・数字の扱いなど、具体的な業務場面で答える |
| 入社後どう学んでいきますか | 技術の入れ替わりに追随できるか | 今も継続している具体的な学習の習慣を、時間の使い方で示す |
この5つで最も差が付くのは、3つ目の「つまずいた点と、どう解決したか」です。入社後に毎日起きる場面がそのまま再現されるためです。「調べても分からず3日止まった」で終わる人と、「30分調べて解決しなければ人に聞くと決めていた」と答える人では、受け取られ方が変わります。
面接の終盤にある逆質問も、準備しておく価値があります。ここで企業の見極めと、自分の本気度の提示を同時に行えます。「入社1年目の方は、どんな業務から始めていますか」「開発チームの技術選定は誰がどう決めていますか」「今いちばん困っている課題は何ですか」。いずれも、待遇ではなく仕事の中身を聞く質問です。答えの内容から、その会社の実態も見えてきます。
また、答えられない質問が来たときの対応も見られています。分からないことを分からないと言い、どう調べるかを添える。この受け答えができる人は、現場でも扱いやすいと判断されます。取り繕う必要はありません。
内定までのスケジュール|働きながら進める逆算プラン
働きながら転職活動を進める場合、学習と応募を分けずに並行させるのが結果的に速い進め方です。制作物が完成してから応募を始めると、市場の状況を知らないまま準備を続けることになります。

目安となる進め方は次のとおりです。
- 1〜3ヶ月目:土台づくりと、市場を見る。学習を進めながら、求人サイトで「どんな求人があるか」を毎週見ます。応募はまだしなくて構いません。求められる技術の実際を知ることが目的です
- 3〜5ヶ月目:制作物を1つ完成させる。前職の業務に関係する題材を選びます。完璧を目指さず、動く状態で公開するところまで進めます
- 5〜6ヶ月目:書類を作り、応募を始める。職務経歴書を書き、まず数社に応募します。ここで得られる反応が、次の準備を決める材料になります
- 6ヶ月目以降:応募と改善を回す。書類で落ちるなら書き方か狙う求人、面接で落ちるなら説明の準備。落ちた段階で原因が分かれます
転職エージェントは、この流れの5ヶ月目あたりから使うのが効果的です。早く登録しすぎると、準備が整う前に求人を紹介され、判断が雑になります。使うときは「AI・機械学習の求人を扱った実績があるか」を最初に確認してください。担当者が領域を知らないと、名前だけAIの求人を紹介されることがあります。
在職中に進めるうえでの現実的な注意点も挙げておきます。面接の日程は平日に指定されることが多く、有給の使い方を先に計画しておく必要があります。オンライン面接に対応している企業も増えているので、応募時に確認しておくと日程の調整がしやすくなります。現職の繁忙期と重ならないよう、動き出す月も逆算しておいてください。また、学習時間は「余った時間」では確保できません。週のどこに固定するかを決めて、予定として先に埋めてしまうほうが続きます。
複数のエージェントを併用する場合は、同じ企業に別ルートで応募しないよう管理が必要です。応募先の一覧を自分で持っておいてください。そして、エージェント経由と直接応募の両方を使うほうが、選べる求人の幅は広がります。
→ 学習の進め方はAIエンジニアになるには?未経験からの完全ロードマップで5ステップに分けて解説しています。
未経験からAIエンジニアを目指すなら
ここまで転職活動の進め方を見てきましたが、実際に選考に進むには「作れることの証明」が要ります。そして未経験の方が最も詰まるのが、この一点です。エラーで数日動けなくなる、ポートフォリオの題材が決まらない、今の進め方が正しいのか判断できない。多くの人がこの3つの壁で応募までたどり着けずに終わります。
RaiseTech(レイズテック)のAIエンジニア育成コースは、その壁を越えるために作られたオンラインスクールです。
- 現役AIエンジニアの講師に、受講期間中は質問無制限
- 生成AI・LLM開発を含む、実務直結のカリキュラム
- ポートフォリオ作成から転職・案件獲得まで、修了後も無期限サポート
- 専門実践教育訓練給付金の対象。条件を満たせば受講料の最大80%が給付
未経験からエンジニアになった受講生の実績
「本当に未経験からなれるのか」は、実際になった人を見るのが一番早いです。いずれもAWS・Javaコースの卒業生ですが、「未経験から学び、ポートフォリオを作り、転職する」という道筋はAIエンジニアでも同じです。
事例①:完全未経験から半年でWebエンジニアへ|年収250万円→600万円
プログラミング完全未経験からJavaコースを受講し、受講開始から半年でWebエンジニアとして転職。年収は250万円から600万円へと2倍以上になり、フルリモート・残業ゼロの働き方を実現しました。
特筆すべきは「半年」というスピードです。特別な才能があったわけではなく、講義に毎週出席し、分からないことをその週のうちに質問で解消する、という当たり前のことを止めずに続けた結果でした。
事例②:30代後半・未経験からクラウドインフラエンジニアへ|初年度から年収600万円
30代後半、AWS未経験からAWSコースを受講。キャリアチェンジ後の最初の職場で年収600万円に到達し、フルリモートで働いています。
「30代後半では遅い」という不安を持つ方は多いですが、この事例はそれを覆しています。前職までの社会人経験は、エンジニアになってからもプロジェクトの進め方や顧客とのやり取りで強みになります。年齢は壁ではなく、むしろ武器になり得ます。
事例③:AWSを武器に差別化|本業+副業で年収800万円・フルリモート
AWSコースで学んだスキルを武器に、フルリモート勤務のエンジニアとして転職。本業と副業を合わせて年収800万円を達成しました。
ポイントは「差別化」です。エンジニアの数は多くても、クラウドやAIといった需要の高い領域を扱える人は限られます。学ぶ領域を選ぶことが、そのまま市場価値の差になる。AIエンジニアを目指す方にとっても、まさに同じ構造が当てはまります。
まとめ|AIエンジニア転職は「入口の選び方」と「見せ方」で決まる
この記事のポイントを3つにまとめます。
- 選考で見られるのは、作れるか・続けられるか・接続できるかの3軸。未経験でも、後ろの2つは今日から用意できます。
- 1社目の失敗はスキル不足ではなく企業選びで起きる。求人票の4項目と、面談で聞く3項目を必ず確認してください。
- 職務経歴書は前職の業務を「AIで解ける課題」として書き直す。異業種の経験は、書き方ひとつで弱みから材料に変わります。
進め方が見えたら、あとは学習と応募を並行して回すだけです。学習の順番に迷ったら、AIエンジニアになるには?未経験からの完全ロードマップを先に読んでください。
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