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「AIエンジニアの求人を探しても、未経験可のものが見つかりません」
「『未経験OK』とあっても、実際は経験者を求めている気がします」
この記事は、そんな行き詰まりを感じて「AIエンジニア 未経験 求人 ない」と検索したあなたのために書きました。
結論から言うと、「少ない」は事実です。ただし「無い」わけではなく、探し方と、そもそもの入口の選び方でかなり変わります。
この記事では、求人が少ない3つの背景、「未経験OK」と書かれた求人の4つのパターン、それでも採用される人の条件、見つからないときの打ち手までを解説します。
RaiseTech(レイズテック)は、受講者数2,500名超え!現役エンジニアが講師を務めるAIエンジニア育成のオンラインスクールです。未経験からのエンジニア転職を支援してきた現場で見てきたリアルな情報をもとにお伝えします。
「未経験求人がない」はどこまで本当か
感覚と実態のずれを、先に整理します。

| 感じ方 | 実態 |
|---|---|
| 「AIエンジニア 未経験可」で検索しても出てこない | 職種名が定まっていない。同じ仕事が別の名前で募集されている |
| 出てきても、実務経験が必須になっている | ここは事実。AI領域は未経験からの直接採用が絞られる |
| 「未経験OK」なのに書類で落ちる | 「未経験OK」の意味が4通りある。後述します |
1行目は、探し方で改善します。「AIエンジニア」だけでなく、機械学習エンジニア、MLエンジニア、生成AI関連の開発職など、複数の名前で検索してください。採用側でも呼び名が定まっていないため、名前で絞ると母数が消えます。
2行目は、認めたうえで対策を立てる部分です。次のH2で背景を説明します。
3行目が、多くの人がつまずくところです。「未経験OK」という言葉が、実は複数の意味で使われています。
→ 求人の探し方はAIエンジニア求人の探し方・見方にまとめています。
もう1つ、検索の範囲についても触れておきます。求人サイトを1つだけ見て判断しないでください。掲載されている求人はサイトごとに違い、AI関連の求人を多く扱うサイトと、そうでないサイトがあります。同じ条件で複数のサイトを見ると、母数の印象が変わります。「ない」と感じたときは、まず見ている範囲を疑ってください。
なぜ未経験の求人が少ないのか|3つの背景
企業側の事情を知っておくと、対策の方向が決まります。

- ① 失敗したときの影響が大きい:AIを使った機能は、間違った出力が顧客に届く可能性があります。教えながら任せられる範囲が小さくなります
- ② 教える側の余裕が無い:AI領域は経験者そのものが少なく、育成に時間を割ける人が限られます
- ③ 業務が上流に寄っている:何を作るかを決める、出力が正しいかを判断する。この2つは、経験が無いと担当しにくい部分です
③が、他のIT職と大きく違う点です。Web開発なら「まず簡単な画面から」という切り出し方ができますが、AI領域はその切り出しが難しいのです。判断を含む仕事の比重が高いため、任せられる範囲を小さく設計しにくくなります。
ここから導かれる対策も、はっきりしています。「教えなくても任せられる部分がある」と示せれば、状況が変わります。それが制作物であり、その設計理由を説明できることです。
もう1点、この状況はAI領域に固有のものではありません。専門性が高く、失敗の影響が大きい仕事ほど、未経験からの直接採用は絞られます。入口が無いのではなく、入口の形が違うと考えてください。
時期による変動もあります。求人の出方は、企業の予算や事業の立ち上げ時期に左右されます。ある月に見つからなくても、数か月後には状況が変わっていることがあります。1回探して結論を出さず、条件を保存して定期的に見るほうが確実です。
「未経験OK」の裏側|4つのパターン
同じ「未経験OK」でも、指しているものが違います。ここを読み違えると、応募先の選び方を間違えます。

| パターン | 実際の意味 | 見分け方 |
|---|---|---|
| ① AI未経験OK | エンジニア経験は必要。AIの実務だけが未経験でよい | 必須要件に「開発経験○年」がある |
| ② 業界未経験OK | 同職種の経験は必要。業界だけが未経験でよい | 「金融業界の経験は不問」などの書き方 |
| ③ ポテンシャル採用 | 本当に未経験から採るが、若手が想定されていることが多い | 第二新卒・20代といった記述がある |
| ④ 研修つきの配属型 | 入社後に配属先が決まる。AI領域に行けるとは限らない | 職種が「エンジニア職」など広い括りになっている |
最も多いのが①です。異業種から目指している方が「未経験OK」を見て応募し、書類で落ちるケースの多くはこれに当たります。求人票の「歓迎要件」ではなく「必須要件」を先に読んでください。
④は、入社後の配属が読めない点に注意が必要です。AI領域に行きたいなら、面接で配属の決まり方と実績を確認してください。「本人の希望を考慮」だけでは判断できません。
この4分類を知っていると、応募先の優先順位がつけられます。すでにエンジニア経験がある方は①が本命、完全な異業種からなら③と④、そして次に述べる迂回ルートが現実的です。
もう1つ、求人票の読み方でよくある誤解を解いておきます。「必須要件」と「歓迎要件」の区別が曖昧な求人があります。両方をまとめて箇条書きにしているケースでは、どこまでが外せない条件か分かりません。この場合は、業務内容の説明を読んで、その仕事に本当に要るものを推測してください。判断がつかなければ、応募して確かめるほうが速いこともあります。
それでも採用される人の条件
少ない枠で通っている人には、共通する材料があります。

- ① 本番を意識した制作物:ノートブックの中で精度が出ただけのものではなく、外から呼び出せる形にして、動かしているもの
- ② 設計理由の説明:なぜその手法・その構成にしたか。選ばなかった選択肢まで言えると強くなります
- ③ 前職の経験との接続:業務知識、データを扱ってきた経験、要件を文章にする力。AI領域は課題設定が難しいので、ここが評価されます
①について補足します。「動いた」で止めないでください。学習用の環境で数字が出るのは途中経過です。呼び出されるたびに一定時間内に返し、想定外の入力でも壊れない状態にして、はじめて実務の話ができます。ここまでやっている応募者は多くありません。
③も強調しておきます。異業種の経験は、不利な材料ではなく差別化の材料です。AIで何を解決すべきかを決められる人は、技術者だけでは足りません。現場を知っている人が必要です。前職で「データはあるのに使われていない」と感じた場面があれば、それが接続点になります。
③を書類に落とす手順も具体的に書いておきます。前職で解決した課題を1つ選び、それにAIをどう使えるかの見立てを添え、その題材で作ったものを見せる。この3点がつながっていると、経験年数の話ではなく、業務の話で選考が進みます。逆に、制作物が前職とまったく関係ない題材だと、掛け算になりません。
→ 制作物の作り方はAIエンジニアのポートフォリオ作り方、書類の書き方はAIエンジニアの職務経歴書にまとめています。
②についても、備え方を1つ。制作物を作る過程で、迷った場面と選んだ理由をメモに残しておいてください。完成してから思い出して作った説明は、面接で少し掘られると崩れます。作業中に書いたメモは、そのまま書類にも面接にも使えます。
求人が見つからないときの3つの打ち手
探し方を変えるか、入口を変えるかの2方向です。

- ① 複数の職種名で探す:AIエンジニア/機械学習エンジニア/MLエンジニア/生成AI関連の開発職。名前で絞らず、業務内容で判断します
- ② エンジニア職を経由する:Web開発やインフラで実務経験を積み、そこからAI領域へ移ります。入口はずっと広く、遠回りに見えて結果的に早いことが多いルートです
- ③ 社内で近づく:いまの会社にAI活用の動きがあるなら、そこに手を挙げます。業務を知っている状態から入れるため、外から入るより立ち上がりが速くなります
②が、実務でよく使われるルートです。AIの求人で「実務経験○年」が求められるのは、モデルの知識だけでなく、システムを本番で動かした経験を見ているからです。エンジニア職での経験は、そこにそのまま効きます。
③は、いま働いている方には最短の可能性があります。いきなり異動を願い出るより、まず今の業務で小さく使ってみて結果を示すほうが通りやすいです。実績が1つあると、話が具体的になります。
②の迂回ルートについて、期間の見立ても書いておきます。エンジニア職で1〜2年ほど実務を積むと、応募できる求人の範囲がはっきり変わります。これは学習内容から積み上げた目安で、統計に基づく数字ではありません。担当した業務の内容によって前後します。ただ、この期間を「回り道」と見るか「必要な助走」と見るかで、動き方が変わります。
→ 未経験からのルートは未経験からAIエンジニアになれる?現実的なルートと失敗パターンに、転職活動の進め方はAIエンジニアへの転職にまとめています。
応募のタイミングと、落ちたときの読み方
準備が完璧になるまで待つ人が多いのですが、それでは動けません。

目安を1つ挙げます。必須要件の7割ほどが当てはまるなら、応募して反応を見てください。求人票の必須要件のうち、実際に外せないのは半分程度であることも多く、そこを見極めるには応募して確かめるしかありません。全項目を満たしてから動こうとすると、いつまでも始まりません。
落ちたときの読み方も決めておいてください。1〜2社なら判断材料になりません。相性や採用枠の事情もあります。10社ほど出して全て書類で落ちるなら、そこで初めて材料を見直します。
この「10社ほど」という数字も、統計ではなく運用上の目安です。1〜2社で落ちて材料を作り直すと、何が原因だったのか分からないまま変更することになります。ある程度の数を出してから見直すほうが、判断に根拠が持てます。
見直す順番は決まっています。
- ① 制作物があるか:無ければ、ここが最優先です。他の要素では埋まりません
- ② 制作物の説明が書かれているか:リンクを貼るだけでは伝わりません。何を、なぜ、どう作ったかを添えます
- ③ 応募先の選び方が合っているか:前述の4パターンのうち、自分の状況と合わないものに出していないかを確認します
最後に。言語や手法を覚えることはスタートラインで、現場で評価されるのは、何を作るかを設計し、AIに正しく指示し、出力をレビューして品質を担保する力です。未経験の求人が少ないのは、まさにこの力が求められているからです。逆に言えば、示せれば経験年数の不足は補えます。
→ 面接の準備はAIエンジニアの面接対策、年代別の事情は40代からAIエンジニアは無理?にまとめています。
→ 全体の手順はAIエンジニアになるには?未経験からの完全ロードマップで5ステップに整理しています。
未経験からAIエンジニアを目指すなら
求人が少ない領域ほど、書類で差がつくのは制作物とその説明です。ところが独学だと、エラーで数日止まり、題材が決まらず、出来が実務水準か判断できないまま応募の時期を迎えます。
RaiseTech(レイズテック)のAIエンジニア育成コースは、その壁を越えるために作られたオンラインスクールです。
- 現役AIエンジニアの講師に、受講期間中は質問無制限
- 生成AI・LLM開発を含む、実務直結のカリキュラム
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- 専門実践教育訓練給付金の対象。条件を満たせば受講料の最大80%が給付
未経験からエンジニアになった受講生の実績
「本当に未経験からなれるのか」は、実際になった人を見るのが一番早いです。いずれもAWS・Javaコースの卒業生ですが、「未経験から学び、ポートフォリオを作り、転職する」という道筋はAIエンジニアでも同じです。
事例①:完全未経験から半年でWebエンジニアへ|年収250万円→600万円
プログラミング完全未経験からJavaコースを受講し、受講開始から半年でWebエンジニアとして転職。年収は250万円から600万円へと2倍以上になり、フルリモート・残業ゼロの働き方を実現しました。
特筆すべきは「半年」というスピードです。特別な才能があったわけではなく、講義に毎週出席し、分からないことをその週のうちに質問で解消する、という当たり前のことを止めずに続けた結果でした。
事例②:30代後半・未経験からクラウドインフラエンジニアへ|初年度から年収600万円
30代後半、AWS未経験からAWSコースを受講。キャリアチェンジ後の最初の職場で年収600万円に到達し、フルリモートで働いています。
「30代後半では遅い」という不安を持つ方は多いですが、この事例はそれを覆しています。前職までの社会人経験は、エンジニアになってからもプロジェクトの進め方や顧客とのやり取りで強みになります。年齢は壁ではなく、むしろ武器になり得ます。
事例③:AWSを武器に差別化|本業+副業で年収800万円・フルリモート
AWSコースで学んだスキルを武器に、フルリモート勤務のエンジニアとして転職。本業と副業を合わせて年収800万円を達成しました。
ポイントは「差別化」です。エンジニアの数は多くても、クラウドやAIといった需要の高い領域を扱える人は限られます。学ぶ領域を選ぶことが、そのまま市場価値の差になる。AIエンジニアを目指す方にとっても、まさに同じ構造が当てはまります。
まとめ|少ないのは事実。入口の形が違うだけ
この記事のポイントを3つにまとめます。
- 「未経験OK」には4つの意味がある。最も多いのは「エンジニア経験は必要、AIだけ未経験でよい」です。歓迎要件ではなく必須要件を先に読んでください。
- 求人が少ないのは、判断を含む仕事の比重が高いから。だからこそ「教えなくても任せられる部分がある」と示せれば状況が変わります。
- 見つからないなら入口を変える。複数の職種名で探す、エンジニア職を経由する、社内で近づく。この3つで母数が変わります。
未経験採用の実態は未経験からAIエンジニアになれる?、求人の見方は求人の探し方・見方にまとめています。
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