本メディアはRaiseTech(PISTEC株式会社)が運営しています。
「新卒で入った会社を1年で辞めそうです。未経験からAIエンジニアを目指せますか」
「短期間で辞めたことを、面接でどう説明すればいいのか分かりません」
この記事は、そんな不安を持って「AIエンジニア 第二新卒」と検索したあなたのために書きました。
結論から言うと、第二新卒はこの領域では不利ではありません。むしろ、未経験から入るには条件のよい立ち位置です。ただし短い在職期間の説明だけは、準備しないまま面接に行くと落ちます。ここは新卒にも、経験を積んだ中途にも無い、第二新卒だけの論点です。
この記事では、第二新卒がどの枠で見られるか、定義の幅、在職期間の説明の作り方、前職の経験の活かし方、半年のスケジュール、避けたい進め方を解説します。
RaiseTech(レイズテック)は、受講者数2,500名超え!現役エンジニアが講師を務めるAIエンジニア育成のオンラインスクールです。未経験からのエンジニア転職を支援してきた現場で見てきたリアルな情報をもとにお伝えします。
第二新卒は、どの枠で見られるか
第二新卒は、新卒枠でも中途枠でもない「3つ目の枠」で見られます。何を期待されるかが違うので、準備する内容も変わります。

| 何を見られるか | 技術の前提 | 育成の前提 | |
|---|---|---|---|
| 新卒 | 地頭と伸びしろ。研究や学業の内容 | 求められない | 一から育てる |
| 第二新卒 | 社会人の基礎+伸びしろ+辞めた理由 | 求められないことが多い | 育てる前提だが、立ち上がりは早いと期待される |
| 中途(未経験) | 前職の実績と、転用できる力 | 基礎は見られる | 自走が前提 |
2行目の「社会人の基礎」は、言い換えると「もう一度ゼロから教える手間がかからない」という期待です。報告の仕方、期限の守り方、分からないことの聞き方。これらが身についているぶん、新卒より早く戦力になると見られています。
そして3行目の「技術の前提」を見てください。未経験で入れる余地が最も広いのが第二新卒の枠です。中途で未経験から入ろうとすると、前職の実績で勝負することになりますが、第二新卒は育てる前提で採用されます。この差は小さくありません。
もう1つ、第二新卒ならではの見られ方があります。「一度就職して、合わないと判断して動いた」という事実そのものが、情報として読まれます。何も経験していない状態での志望より、一度働いたうえでの志望のほうが、理由に重みが出るためです。これは新卒には出せない材料です。ただし、その理由を言葉にできていることが前提になります。
→ 20代全体の戦い方は20代からAIエンジニアになるには?、新卒枠の中身は新卒でAIエンジニアになるには?にまとめています。
「いつまでが第二新卒か」は企業によって違う
第二新卒に法的な定義はありません。企業ごとに扱いが違うので、自分が対象かどうかは募集要項で確認してください。

| 募集要項でよく見る書き方 | 読み取れること |
|---|---|
| 「第二新卒歓迎」 | 育てる前提の枠がある。経験年数の基準は書かれていないことが多い |
| 「卒業後◯年以内」 | 最も明確。自分が入るかどうかをその場で判断できる |
| 「社会人経験1年以上3年未満」 | 在職期間に下限がある。1年未満だと対象外になることがある |
| 「ポテンシャル採用」 | 年齢や経験の幅が広いことが多い。第二新卒も含まれる |
3行目に注意してください。「社会人経験1年以上」という下限が設定されている求人では、在職半年で辞めた場合は対象外になることがあります。この条件は書かれていないこともあるので、不安なら応募前に問い合わせるほうが早いです。
確認するタイミングも書いておきます。条件が書かれていない求人は、応募前に問い合わせるほうが早いです。「第二新卒歓迎」とだけある場合、在職期間の下限があるのかどうかは外から分かりません。応募して書類で落ちてから理由が分かる、という形は時間の無駄になります。問い合わせること自体が不利に働くことはありません。
もう1つ、動く時期の話をします。第二新卒として扱われる期間には終わりがあります。学習に時間をかけすぎて枠から外れると、中途(未経験)として戦うことになり、条件が厳しくなります。この記事で半年のスケジュールを置いているのは、そのためです。
短い在職期間を、どう説明するか
ここが第二新卒の最大の論点です。面接では必ず聞かれますし、答え方で結果が変わります。

まず、採用側が何を心配しているかを知ってください。心配しているのは「またすぐ辞めるのではないか」の1点だけです。辞めたこと自体を責める意図はありません。確認したいのは次の3つです。
| 採用側が確認したいこと | 答え方の方向 |
|---|---|
| 同じ理由で、うちでも辞めないか | 辞めた理由が、うちでは起きないと分かる形で話す |
| 環境のせいにしていないか | 自分が何を試したうえでの判断かを添える |
| 次に何をしたいかが決まっているか | 辞めた理由と、志望の内容がつながっている |
2行目が最も見られています。「上司と合わなかった」「残業が多かった」で止まると、環境が変われば同じことが起きると判断されます。合わない状況に対して自分は何を試したのかを1つ添えるだけで、受け取られ方が変わります。
答え方の形も書いておきます。「事実 → 自分が試したこと → それでも解決しなかった構造 → だから次はこうしたい」の順です。長く話す必要はありません。1分で収まる長さにして、深掘りは質問に任せてください。
避けたいのは、前の会社を悪く言うことと、話を盛ることです。前者は印象の問題ですが、後者は深掘りで崩れます。事実のまま、短く話すのが最も通ります。
準備の仕方も書いておきます。一度、声に出して話してみてください。頭の中で整理できていても、口に出すと長くなったり、順番が前後したりします。1分に収まるか、2回目でも同じ内容を話せるか。この2つを確認しておけば、面接で詰まることはほとんどなくなります。文章にして暗記する必要はありません。
そしてもう1つ。この説明は、AI関連を志望する理由とつながっていると強くなります。「前職で手作業の多さに疑問を持ち、自動化を調べるうちにこの領域に関心を持った」のような形で、辞めた理由と志望理由が1本につながると、「またすぐ辞める」という心配はほぼ消えます。
前職の経験は、どこまで値札になるか
1〜2年でも、書けることはあります。在職期間の短さを気にして職務経歴書を薄くする人がいますが、逆効果です。

| 書ける材料 | どう書くか |
|---|---|
| 担当した業務の範囲 | 規模と、自分が判断していた部分を具体的に。年数ではなく中身で書きます |
| 改善したこと | 小さくてかまいません。手順を変えた、確認の抜けを減らした、など |
| 使っていたツール | 表計算や業務システムも含めて書きます。データを扱った経験として読まれます |
| 社外とのやり取り | 相手の要望を聞いて形にする工程は、要件を決める作業と同じ構造です |
2行目について補足します。改善の経験は、規模より「気づいて動いた」という事実のほうが見られます。1年の在職でも、手順を1つ変えた経験があれば、それは立派な材料です。言われたことだけをやっていた人と、そうでない人の差はここに出ます。
書き方の形も1つ示します。「何を担当し、どこで判断し、何が変わったか」の3点を1件につき2〜3行で書くのが、短い在職期間では扱いやすい形です。件数は多くなくてかまいません。1件でも、判断した部分が書かれていれば読まれます。逆に、担当業務を箇条書きで並べただけだと、在職期間の短さだけが残ります。
逆に、書かなくてよいものもあります。研修で学んだ内容そのものや、資格の一覧だけを並べることです。見られるのは、何を知っているかではなく、何をやったかのほうです。
半年のスケジュール
在職しながら進める前提です。第二新卒の枠には期限があるので、1年ではなく半年で組みます。

| 時期 | やること | この時期の目標 |
|---|---|---|
| 1〜2か月目 | Pythonの基礎。手を動かして小さな処理を書く | 自分で書いたコードが動く |
| 3〜4か月目 | 作るものを1つ決めて進める。題材は身近な困りごとから | 動くものが1つ完成する |
| 5か月目 | 公開できる形に整える。職務経歴書と離職理由の準備 | 説明できる状態 |
| 6か月目 | 応募を始める。並行して作ったものを改善する | 選考に入る |
3〜4か月目の題材についても触れておきます。前職で手間だと感じていた作業を選ぶと、面接で話がつながります。なぜそれを作ったのかに、自分の経験が入るためです。題材が思いつかない場合は、日常で繰り返している作業から探してください。規模は小さくてかまいません。
在職したまま応募を始めることをおすすめします。辞めてから学び始めると、空白期間が伸びるぶん、説明する材料が1つ増えます。収入がある状態のほうが、選考の判断も落ち着いてできます。
期間について現実的な話を1つ。働きながらの場合、平日に取れる時間は想定の半分ということも珍しくありません。計画を立てる前に、1週間の実績を記録してみてください。
→ 学習時間の目安はAIエンジニアになるまでの勉強時間は?、全体の流れはAIエンジニアになるには?未経験からの完全ロードマップにまとめています。
避けたい進め方
第二新卒という立ち位置を活かせなくなる進め方を挙げます。

| 避けたい進め方 | なぜ避けるか |
|---|---|
| 辞めてから学び始める | 空白期間が伸びると、説明する材料が増えます。在職のまま進めるほうが有利です |
| 準備に時間をかけて枠から外れる | 第二新卒として扱われる期間には終わりがあります。完璧を待たずに応募してください |
| 離職理由を取り繕う | 深掘りで崩れます。事実のまま短く話すほうが通ります |
| 職務経歴書を薄く書く | 1〜2年でも書ける材料はあります。年数ではなく中身で書いてください |
2行目をもう少し具体的に書きます。「もう少し作り込んでから」と考えているうちに、半年、1年と過ぎていきます。応募は、作ったものが完成してからでなくてかまいません。選考を受けながら改善するほうが、何が足りないかが具体的に分かります。
→ 選考の実態は未経験からAIエンジニアになれる?現実的なルートと失敗パターン、転職で失敗する型はAIエンジニア転職の失敗パターンにまとめています。
未経験からAIエンジニアを目指すなら
第二新卒でつまずきやすいのは、技術ではなく「作ったものが選考に出せる水準か分からない」という点です。比べる相手がいないと、自分では判断できません。
未経験からエンジニアになった受講生の実績
「本当に未経験からなれるのか」は、実際になった人を見るのが一番早いです。いずれもAWS・Javaコースの卒業生ですが、「未経験から学び、ポートフォリオを作り、転職する」という道筋はAI関連でも同じです。
事例①:完全未経験から半年でWebエンジニアへ|年収250万円→600万円
プログラミング完全未経験からJavaコースを受講し、受講開始から半年でWebエンジニアとして転職。年収は250万円から600万円へと2倍以上になり、フルリモート・残業ゼロの働き方を実現しました。
特筆すべきは「半年」というスピードです。特別な才能があったわけではなく、講義に毎週出席し、分からないことをその週のうちに質問で解消する、という当たり前のことを止めずに続けた結果でした。
事例②:30代後半・未経験からクラウドインフラエンジニアへ|初年度から年収600万円
30代後半、AWS未経験からAWSコースを受講。キャリアチェンジ後の最初の職場で年収600万円に到達し、フルリモートで働いています。
「30代後半では遅い」という不安を持つ方は多いですが、この事例はそれを覆しています。前職までの社会人経験は、エンジニアになってからもプロジェクトの進め方や顧客とのやり取りで強みになります。年齢は壁ではなく、むしろ武器になり得ます。
事例③:AWSを武器に差別化|本業+副業で年収800万円・フルリモート
AWSコースで学んだスキルを武器に、フルリモート勤務のエンジニアとして転職。本業と副業を合わせて年収800万円を達成しました。
ポイントは「差別化」です。エンジニアの数は多くても、クラウドやAIといった需要の高い領域を扱える人は限られます。学ぶ領域を選ぶことが、そのまま市場価値の差になる。AI関連を目指す方にとっても、まさに同じ構造が当てはまります。
まとめ|不利なのは在職期間ではなく、説明の準備不足
この記事のポイントを3つにまとめます。
- 第二新卒は、未経験で入るには条件のよい枠。技術の前提が求められないことが多く、育てる前提で採用されます。中途(未経験)より入り口が広いのが実際のところです。
- 落ちる原因は在職期間の短さではなく、その説明。採用側が心配しているのは「またすぐ辞めるか」だけです。事実 → 試したこと → 解決しなかった構造 → だから次はこうしたい、の順で1分にまとめてください。
- 枠には期限がある。準備に時間をかけすぎると中途として戦うことになります。在職のまま半年で動き、完成を待たずに応募してください。
20代全体の戦い方は20代からAIエンジニアになるには?、全体の流れはAIエンジニアになるには?未経験からの完全ロードマップにまとめています。
最速で稼ぐエンジニアリングスクール
- 月単価80万円超の現役エンジニアが講師
- 質問は回数無制限・内容不問、受講期間は半無期限
- Java・AWS・Web制作・マーケティングなど複数コース(受け放題プランあり)
- 卒業後も転職・案件獲得サポートを半無期限で継続
料金(税込)
798,000円〜学割あり
受講期間
半無期限
受講形式
オンライン




