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「AIエンジニアはやめとけって、よく見かけるのですが本当ですか」
「目指そうとしているのに、否定的な意見ばかり出てきて不安です」
この記事は、そんな不安を持って「AIエンジニア やめとけ」と検索したあなたのために書きました。
結論から言うと、「やめとけ」と言われる理由の多くは事実です。ただしそれは「向いていない人が、間違った進み方をした場合に起きること」であって、全員に当てはまる話ではありません。
この記事では、言われる理由7つを学習面・仕事面・キャリア面に分けて検証し、どこまで正しいのか、それでも目指す価値がある人の条件、続く人と辞める人の差、そして「やめとけ」を回避する進め方までを解説します。
RaiseTech(レイズテック)は、受講者数2,500名超え!現役エンジニアが講師を務めるAIエンジニア育成のオンラインスクールです。未経験からのエンジニア転職を支援してきた現場で見てきたリアルな情報をもとにお伝えします。
「やめとけ」と言われる理由は大きく3系統
否定的な意見を集めると、内容は3つの系統に分かれます。系統ごとに、対処できるものとできないものがあります。

| 系統 | 言われること |
|---|---|
| 学習面 | ① 覚えることが多すぎる ② 数学ができないと無理 ③ 技術の変化が速く、学び続けないといけない |
| 仕事面 | ④ 地味な作業が仕事の大半 ⑤ 思ったような成果が出るまで時間がかかる |
| キャリア面 | ⑥ 未経験を採る求人が少ない ⑦ AIの進歩でこの仕事自体がなくなる |
先に全体の結論を書きます。①〜⑤は事実に近く、進め方で対処できます。⑥も事実ですが、入口の選び方で変わります。⑦は誤解が混ざっています。ここから1つずつ見ていきます。
その前に、「やめとけ」という言葉の出どころについて1つ。この手の意見は、大きく3つの立場から出ています。実際に働いていて大変さを知っている人、目指したが途中で辞めた人、そして外から見ただけの人です。1つ目の意見は具体的で参考になります。2つ目には、その人の進め方に原因があったケースが混ざります。3つ目は、印象で語られていることが多いです。
読むときは、「何が大変なのか」が具体的に書かれているかどうかを見てください。具体的な意見は、対処法を考える材料になります。「厳しいからやめとけ」だけの意見は、判断材料になりません。
【学習面】覚えることが多い・数学・変化の速さ
学習面の3つは、いずれも事実です。ただし「だから無理」という結論にはなりません。

① 覚えることが多すぎる。これは事実です。プログラミング、データの扱い、機械学習、クラウド。範囲は広いです。ただし、全部を同時に覚える必要はありません。実際の現場では、担当する範囲から順に必要なものを学んでいきます。最初から全体を網羅しようとするから、途方に暮れます。
② 数学ができないと無理。これは一部正しく、一部誤りです。手法を自分で考案する研究職なら数学は必須です。一方、既存の手法を使ってシステムを作る仕事では、必要な範囲は限定されます。「大学レベルの数学を全部やり直さないと入れない」という話ではありません。
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③ 変化が速く、学び続けないといけない。これも事実です。ただし、これはAIに限った話ではなく、IT職全般に共通します。むしろ、変化が速いことは後発の人にとって有利に働く面があります。新しい技術は全員が同時にスタートするため、経験年数の差が効きにくくなるからです。
学習面についてまとめると、3つとも事実だが、進め方で対処できる範囲です。難しさの原因は才能ではなく、順番と量の管理にあります。
もう少し具体的に書きます。①の「覚えることが多い」に潰されるのは、学ぶ順番が決まっていないときです。何から手をつけるか決まらないまま情報を集めると、量だけが目に入って前に進めません。逆に、最初の3か月でやることが決まっていれば、範囲の広さは問題になりません。その先は必要になった順に足していけます。
②についても、判断を分けておきます。「数学が苦手」と「数式を見ると読み飛ばしてしまう」は別です。前者は範囲を絞れば対処できます。後者は、手法の説明を理解する場面で行き詰まりやすいので、少しずつ慣らす時間を見込んでおいてください。数式を自分で展開する必要はありませんが、書いてあることの意味を追える程度は必要になります。
③の「学び続ける」については、負担の感じ方に個人差があります。新しい技術が出るたびに触ってみたくなる人にとっては、これは苦痛ではなく楽しみです。ここが苦痛に感じるなら、変化の緩やかな領域を選ぶほうが長く働けます。それは能力の問題ではなく、好みの問題です。
【仕事面】地味な作業と、成果までの時間
仕事面の2つは、期待とのギャップから来ています。ここを知らずに入ると、確かに後悔します。

④ 地味な作業が仕事の大半。これは事実です。最新の手法を試している時間より、データを整える時間、既存のコードを読む時間、動かない原因を探す時間のほうが長くなります。「AIを作る華やかな仕事」を期待していると、入った後の落差が大きくなります。
ただし、これは他の職種と比べて特別ひどいわけではありません。どの専門職でも、地味な作業が土台にあります。問題は仕事の性質ではなく、事前のイメージとの差です。だからこそ、目指す前に仕事内容を知っておく価値があります。
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⑤ 成果が出るまで時間がかかる。これも事実です。作ったモデルが期待した性能を出さないことは日常的にあります。原因を切り分け、データを見直し、また試す。この繰り返しに耐えられるかどうかが分かれ目になります。
逆に言えば、うまくいかない状態が続いても淡々と原因を潰していける人には、向いている仕事です。ここは性格の相性が大きく、努力で埋めにくい部分でもあります。
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仕事面については、もう1つ補足があります。「地味な作業」と「意味のない作業」は違うということです。データを整える作業は地味ですが、最終的な結果を左右する重要な工程です。ここを丁寧にできる人が、結果を出しています。作業の見た目の派手さと、価値の大きさは別だと考えてください。
また、⑤の「成果が出るまで時間がかかる」は、期待値の置き方でも変わります。1回で正解に着くことを前提にすると、毎回失敗しているように感じます。試行の回数を重ねて絞り込んでいく仕事だと理解していれば、同じ状況が「進んでいる」と見えます。この捉え方の差は、続けられるかどうかに直結します。
【キャリア面】未経験の求人と、仕事がなくなる説
最も気になるのがこの2つだと思います。⑥は事実、⑦は誤解が混ざっています。

⑥ 未経験を採る求人が少ない。これは事実です。AIの案件は、動かなかったときの影響が大きく、教えながら任せられる余地が小さいためです。「AIエンジニア 未経験可」で探すと、選択肢はかなり絞られます。
ただし、これは入口の選び方で変わります。まずWeb開発やインフラなどエンジニア職に入り、実務経験を積んでからAI領域に移る進み方なら、入口はずっと広くなります。遠回りに見えますが、結果的に早いことが多いです。
→ 未経験採用の実態は未経験からAIエンジニアになれる?現実的なルートと失敗パターンに詳しく書きました。
⑦ AIの進歩でこの仕事自体がなくなる。ここには誤解が混ざっています。コードを書く作業の一部がAIに置き換わるのは事実ですが、それは「AIを使う側の仕事が減る」ことを意味しません。
実際に起きているのは、仕事の中身の移動です。手を動かして書く比重が下がり、何を作るかを決める・出力が正しいか確かめる・本番で安定させる、といった判断の比重が上がっています。この判断の部分は、AIの性能が上がっても人が担います。
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⑥について、もう少し踏み込みます。未経験可の求人が少ないこと自体は、この職種に限った問題ではありません。専門性が高く、失敗の影響が大きい仕事ほど、未経験からの直接採用は絞られます。重要なのは「入口がない」のではなく「入口の形が違う」と理解することです。エンジニア職として入り、社内でAIに関わる業務に近づいていく道は、実際によく使われています。
⑦について心配な方に、判断の目安を1つ挙げます。AIが置き換えているのは「決まった仕様どおりに書く作業」で、置き換えていないのは「何を作るか決める」「正しいか確かめる」「責任を持って本番に出す」の部分です。後者の比重が高い働き方を目指すなら、進歩は追い風になります。前者だけをやる働き方を目指すと、確かに厳しくなります。
それでも目指す価値がある人の条件
ここまで7つを検証しました。そのうえで、目指す価値があるのはどういう人かを整理します。

- ① うまくいかない状態に耐えられる:思ったとおりに動かない時間が長い仕事です。ここが苦にならないなら、大きな適性です
- ② 学び続けることを負担に感じない:変化の速さを面白いと感じるなら、この仕事の性質はプラスに働きます
- ③ 遠回りを許容できる:エンジニア職を経由するルートを取れる人は、入口の狭さを回避できます
- ④ 作ったものを人に使ってもらいたい:分析して終わりではなく、動くものを届けたい人に向いています
逆に、「年収が高そうだから」だけが動機の場合は、続きにくいと考えてください。前述のとおり、成果が出るまでの時間が長く、地味な作業が多い仕事です。金額だけを支えにすると、その期間を越えられません。
→ 年収の実態はAIエンジニアの年収は?公的データで見る実態にまとめています。数字を確認したうえで判断してください。
もう1つ、判断のときに考えておきたいことがあります。「AIエンジニアでなければならないのか」です。データに関わりたいならデータ分析の職種、動くものを作りたいならWeb開発、仕組みを支えたいならインフラと、近い領域には別の選択肢があります。目的が「AIという名前の職に就くこと」になっていないかを、一度確認してみてください。
ここで自分の動機がはっきりすれば、「やめとけ」という言葉に揺さぶられにくくなります。逆に動機が曖昧なままだと、周囲の意見が入るたびに判断が変わり、時間だけが過ぎます。
続く人と辞める人の差は「進め方」にある
実際に脱落する人を見ていくと、才能ではなく進め方の違いが原因になっていることが多いです。

| 辞めやすい進め方 | 続きやすい進め方 |
|---|---|
| 数学や理論から入る | 動くものを作りながら、必要になった理論を学ぶ |
| 全部を理解してから次に進もうとする | 粗く一周してから、二周目で精度を上げる |
| 教材を何冊も並行する | 1つに絞って最後まで通す |
| 独りで詰まったまま数日を使う | 質問できる相手を確保しておく |
| ゴールを「勉強を終えること」に置く | ゴールを「作ったものを見せられる状態」に置く |
特に4行目が大きな差になります。独学で最も時間を失うのは、エラーの原因が分からないまま止まっている時間です。内容の難しさではなく、詰まったときに動けないことが挫折の主因になっています。
→ 独学で進める場合の注意点はAIエンジニアは独学で目指せる?手順と挫折しないコツにまとめました。
5行目についても補足します。ゴールを「勉強を終えること」に置くと、終わりが来ません。範囲は広がり続けるので、いつまでも準備が終わらない感覚になります。「見せられるものを1つ完成させる」をゴールにすると、期限が切れて、学ぶ範囲も自動的に絞られます。
もう1点、時間の見積もりについて。働きながら目指す場合、確保できる時間は思ったより少なくなります。平日に取れる時間を実際に記録してみると、想定の半分ということもあります。無理な計画を立てて未達が続くと、それ自体が挫折の原因になります。取れる時間から逆算して、期間を長めに設定しておくほうが続きます。
最後に、この仕事で長く評価される人の条件を書いておきます。言語や手法を覚えることはスタートラインで、現場で評価されるのは、何を作るかを設計し、AIに正しく指示し、出力をレビューして品質を担保する力です。「やめとけ」と言われる要素の多くは、この力が身についていく過程の話でもあります。
→ 全体の手順はAIエンジニアになるには?未経験からの完全ロードマップで5ステップに整理しています。
未経験からAIエンジニアを目指すなら
「やめとけ」と言われる原因の多くは、才能ではなく環境にあります。エラーで何日も止まる、学習の順番が分からない、今の出来が実務水準か判断できない。この3つは、独りで机に向かう時間を増やしても解決しません。
RaiseTech(レイズテック)のAIエンジニア育成コースは、その壁を越えるために作られたオンラインスクールです。
- 現役AIエンジニアの講師に、受講期間中は質問無制限
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未経験からエンジニアになった受講生の実績
「本当に未経験からなれるのか」は、実際になった人を見るのが一番早いです。いずれもAWS・Javaコースの卒業生ですが、「未経験から学び、ポートフォリオを作り、転職する」という道筋はAIエンジニアでも同じです。
事例①:完全未経験から半年でWebエンジニアへ|年収250万円→600万円
プログラミング完全未経験からJavaコースを受講し、受講開始から半年でWebエンジニアとして転職。年収は250万円から600万円へと2倍以上になり、フルリモート・残業ゼロの働き方を実現しました。
特筆すべきは「半年」というスピードです。特別な才能があったわけではなく、講義に毎週出席し、分からないことをその週のうちに質問で解消する、という当たり前のことを止めずに続けた結果でした。
事例②:30代後半・未経験からクラウドインフラエンジニアへ|初年度から年収600万円
30代後半、AWS未経験からAWSコースを受講。キャリアチェンジ後の最初の職場で年収600万円に到達し、フルリモートで働いています。
「30代後半では遅い」という不安を持つ方は多いですが、この事例はそれを覆しています。前職までの社会人経験は、エンジニアになってからもプロジェクトの進め方や顧客とのやり取りで強みになります。年齢は壁ではなく、むしろ武器になり得ます。
事例③:AWSを武器に差別化|本業+副業で年収800万円・フルリモート
AWSコースで学んだスキルを武器に、フルリモート勤務のエンジニアとして転職。本業と副業を合わせて年収800万円を達成しました。
ポイントは「差別化」です。エンジニアの数は多くても、クラウドやAIといった需要の高い領域を扱える人は限られます。学ぶ領域を選ぶことが、そのまま市場価値の差になる。AIエンジニアを目指す方にとっても、まさに同じ構造が当てはまります。
まとめ|「やめとけ」は事実を含むが、全員の話ではない
この記事のポイントを3つにまとめます。
- 7つの理由のうち、6つは事実に近い。覚えることの多さ、地味な作業、未経験求人の少なさは、認めたうえで進め方を決めるべき現実です。
- 「仕事がなくなる」だけは誤解が混ざっている。書く作業の比重が下がり、設計と検証の比重が上がる、という中身の移動が起きています。
- 脱落の主因は才能ではなく進め方。動くものを作りながら学ぶ、詰まったときに聞ける相手を持つ。この2つで到達率が変わります。
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