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「AIエンジニアの求人は、どうやって探せばいいのでしょうか」
「未経験OKと書いてあっても、本当に応募していいのか分かりません」
この記事は、そんな疑問を持って「AIエンジニア 求人」と検索したあなたのために書きました。
結論から言うと、求人は「AIエンジニア」という職種名だけで探すと半分以上を見落とします。そして「未経験OK」には3つのタイプがあり、見分けないと入社後に後悔します。
この記事では、職種名の散らばり方と探し方、求人票で見る7項目、「未経験OK」の3タイプ、避けたい求人の特徴、そして面談で聞く質問を解説します。
RaiseTech(レイズテック)は、受講者数2,500名超え!現役エンジニアが講師を務めるAIエンジニア育成のオンラインスクールです。未経験からのエンジニア転職を支援してきた現場で見てきたリアルな情報をもとにお伝えします。
職種名で探さない|AI求人が散らばっている理由
「AIエンジニア」で検索して出てくる求人は、AI関連求人の一部でしかありません。この職種は名前がまだ定まっておらず、企業ごとに違う呼び方をしています。

| よくある職種名 | 実際の業務 |
|---|---|
| AIエンジニア | AIを業務やサービスに組み込む。最も一般的な呼び方 |
| 機械学習エンジニア | 企業により幅がある。研究寄りの場合と、生成AIの組み込みを指す場合がある |
| データエンジニア | AIが使えるようにデータを整える基盤側。AI導入の前工程 |
| MLOpsエンジニア | 作ったモデルを動かし続ける運用側 |
| AIアプリケーションエンジニア/LLMエンジニア | 生成AIを組み込んだ開発。案件数が伸びている領域 |
| AI活用推進/DX推進 | 非開発職に近い場合もあるが、実装まで担当する求人もある |
この状況で有効なのが、職種名ではなく業務内容と技術名で検索することです。「LLM」「RAG」「生成AI 開発」「機械学習 実装」といった語で探すと、職種名が違っても中身が同じ求人に当たります。
探す場所も分けて使ってください。大手の求人サイトは件数が多い代わりに、実態の薄い求人も混ざります。企業の採用ページを直接見る、技術ブログを出している企業の採用情報を見る、といった探し方は件数こそ少ないものの、開発体制が見えるぶん精度が高くなります。
職種名が定まっていない理由も知っておくと、読み方が変わります。この領域はここ数年で急に立ち上がったため、社内の役割分担が企業ごとにバラバラです。同じ「機械学習エンジニア」でも、研究寄りのモデル開発を指す会社と、生成AIの組み込みを指す会社があります。名前が同じでも中身が違い、名前が違っても中身が同じ。これが職種名で探すのが機能しない理由です。
もう1点、求人は学習の初期から見てください。応募はまだしなくて構いません。必須要件に何度も出てくる技術名を書き出すと、学ぶべきものの優先順位がその場で決まります。求人票は、市場が今いくらで何を求めているかを書いた資料です。
→ 職業としての全体像はAIエンジニアとは?完全ガイドで整理しています。
求人票で見る7項目|どこを読むか
求人票は、待遇欄より業務内容欄のほうが情報量が多いです。次の7項目を順に見てください。

| 見る項目 | 判断ポイント | |
|---|---|---|
| ① | 業務内容の具体性 | 担当する工程・扱うデータ・使う技術が書かれているか。抽象的な求人ほど実態が薄い |
| ② | 自社データの有無 | 学習や参照に使えるデータを自社で持っているか。無ければAIの仕事が始まらない |
| ③ | 開発体制 | 社内に開発者がいるか。全員が客先常駐だと、教えてもらえる相手がいない |
| ④ | 使用技術の具体名 | 技術名が具体的に並んでいるか。「AI」「DX」しか書かれていない求人は要注意 |
| ⑤ | 育成の記載 | 研修・OJT・メンター制度。育成前提の求人かどうかの判断材料 |
| ⑥ | 評価制度 | 技術職として専門性で評価される制度があるか |
| ⑦ | 待遇 | 提示レンジの下限を見る。上限は経験者向けであることが多い |
②のデータについても補足します。求人票に「自社サービスのログを分析」「社内文書を対象に」といった記述があれば、扱うデータが実在していると分かります。逆にデータへの言及が一切ない場合、AI導入がこれから始まる段階か、顧客のデータを扱う受託の形かのどちらかです。どちらも悪くはありませんが、入社後にやることが変わりますので、面談で確認する項目に入れてください。
①と④は必ずセットで見てください。業務内容が抽象的で、技術名も具体的に書かれていない求人は、実際のAI業務が少ない可能性が高いです。逆に「RAGの構築」「ベクトル検索」「モデルの評価基盤」といった具体名が並んでいれば、実務が動いている証拠になります。
⑦の待遇についても補足します。「年収400万〜900万円」のような広いレンジが提示されている場合、未経験が対象になるのは下限付近です。上限を基準に検討すると、内定時の提示額に落胆します。AIエンジニアの平均年収は628.9万円(厚生労働省 job tag)ですが、これは全年代・全経験年数をならした値なので、1年目の目安ではありません。
→ 年収の詳しい内訳はAIエンジニアの年収は628.9万円|年代・企業・フリーランスで解説しています。
「未経験OK」求人の3タイプ|見分け方
「未経験OK」は、大きく3つに分かれます。応募前に見分けてください。

| タイプ | 求人票の特徴 | どうするか |
|---|---|---|
| ◎ 育成前提の本命 | 研修・OJT・メンターの記載がある。応募条件が「学習経験」「制作物」など | 最優先で応募する |
| △ 条件付き | 「AI未経験可(ただし開発経験3年以上)」のように、別の実務経験が前提 | IT在籍者向け。条件を満たすなら狙える |
| × 名ばかり | 業務内容が曖昧。AIの記載が1行だけ。技術名がほぼ書かれていない | 面談で業務比率を確認してから判断 |
2つ目の「条件付き」は、見落とされやすいタイプです。「未経験可」という言葉に反応して応募し、応募条件の括弧書きで落ちる、というのがよくある流れです。ここでいう未経験は「AI未経験」であって「エンジニア未経験」ではありません。開発経験が前提になっているぶん、書類の通過率は当然下がります。IT業界にいる方にとっては、逆にここが狙い目になります。
見分けの決め手は、「未経験OK」という言葉ではなく、その周辺に何が書いてあるかです。育成前提の求人は、入社後にどう育てるかを具体的に書きます。書けないということは、育成の設計が無いか、そもそもAI業務が少ないかのどちらかです。
3つ目のタイプについて補足します。名ばかり求人が悪意で出されているとは限りません。これからAIに取り組みたい企業が、先に人を採ろうとしている場合もあります。その場合は「入社後にAI業務が立ち上がるまで何をするか」を面談で確認できれば、選択肢として成立します。判断材料を取らずに応募するのが問題なのであって、タイプ自体が悪いわけではありません。
→ 未経験からの入口の選び方は未経験からAIエンジニアになれる?で4つのルートに整理しています。
避けたい求人の特徴|入社後に効いてくる部分
入社してから気づくと取り返しがつかない項目があります。求人票の段階で拾えるものを挙げます。

- ① 業務内容が最後まで抽象的:「AIを活用した開発」「DX推進」しか書かれていない。何を作るのか、どの工程を担当するのかが分からない求人は、入社後に想定と違うことが起きやすくなります
- ② 全員が客先常駐で、社内に開発者がいない:常駐そのものが悪いわけではありませんが、社内に相談できる技術者がいない環境は、未経験にとって厳しくなります
- ③ 扱うデータについて何も書かれていない:AIの仕事はデータがあって初めて成立します。自社データも顧客データも記載がない場合、AI業務が実在するか確認が必要です
- ④ みなし残業時間が長い:45時間を超えるみなし残業が設定されている場合、その時間が前提の働き方になっている可能性があります。学習を続けたい未経験には影響が大きい項目です
- ⑤ 同じ求人が長期間ずっと出ている:採用が続いているだけの場合もありますが、定着していない可能性も含めて確認したい材料です
④のみなし残業についても、見方を書いておきます。みなし残業そのものは違法ではなく、多くの企業が導入しています。見るべきは時間数です。設定された時間が長いほど、その時間まで働くことが前提の設計になっている可能性があります。未経験で入る場合、入社後も学習を続ける必要があるため、可処分時間に直接効いてくる項目です。
これらは単独では判断材料にすぎません。1つ当てはまるから避ける、という話ではなく、複数が重なったときに慎重になる、という使い方をしてください。特に①③が重なる求人は、AI業務の実在自体を確認する必要があります。
逆に、求人票では分からないこともあります。人間関係、上司との相性、実際の忙しさ。これらは面談で聞くか、入社してみないと分かりません。求人票の読み込みで防げるのは「業務内容のミスマッチ」までだと理解しておいてください。
面談で聞く5つの質問|求人票の裏を取る
求人票で拾えない部分は、面談で直接聞きます。聞きにくいと感じる質問ほど、判断材料になります。

| 聞くこと | 答えから読み取れること |
|---|---|
| 入社1年目で、AIに関わる業務は何割ですか | AI業務の実在。答えが曖昧なら、実態が薄い可能性がある |
| 直近1年で未経験入社は何名で、今どんな業務をしていますか | 育成の実績。具体的に答えられるかで体制が見える |
| どんなデータを扱っていますか | AIの仕事が成立する前提があるか |
| チームに何名の開発者がいて、質問はどうしていますか | 入社後に教わる相手がいるか |
| 技術職として、どう評価されますか | 管理職以外の道があるか。専門を深められるか |
これらを聞くことをためらう必要はありません。採用側から見ても、業務内容を具体的に聞いてくる応募者は本気度が高く見えます。待遇の質問だけを重ねるより、はるかに印象は良くなります。
質問の順番にもコツがあります。待遇の話から入ると、それ以降の会話が条件交渉の色を帯びます。業務内容の質問を先に3つほどしてから、最後に待遇に触れると、仕事への関心が伝わったうえで条件の話に移れます。聞く内容は同じでも、順番で受け取られ方が変わります。
答えが濁された場合も、それ自体が情報です。「まだ決まっていない」「配属によります」という回答が続くなら、少なくとも入社時点でAI業務が確定していないと分かります。答えの内容だけでなく、答えられるかどうかを見てください。
→ 選考全体の進め方はAIエンジニア転職ガイドで企業の見極め7項目までまとめています。
応募の進め方|1社目の選び方
求人を見分けられるようになったら、次は応募の順番です。ここでも判断を誤ると時間を失います。

- 複数社を並行して応募する:1社ずつ結果を待つと、1回のサイクルに1ヶ月前後かかります。同時に数社へ出したほうが、比較もできて判断が速くなります
- 落ちた段階で原因を切り分ける:書類で落ちるなら、書き方か狙う求人のどちらかです。面接で落ちるなら、説明の準備です。落ちた場所によって直すものが違います
- 1社目は年収より環境で選ぶ:実務経験が積めるか、②のデータがあるか、④の開発体制があるか。3年後の年収は、1社目で任される範囲がどこまで広がったかで決まります
- 受けながら学習を続ける:応募開始と学習終了は別です。選考で聞かれた内容が、そのまま次に学ぶべきものを教えてくれます
並行応募の数についても目安を書いておきます。1社ずつ丁寧に受けたくなりますが、未経験の転職活動では書類の通過率がそもそも高くありません。最初は5社前後を同時に出して、通過率を見るところから始めてください。1社で落ちたのか、5社で全部落ちたのかで、原因の重さがまったく違います。母数が小さいと、たまたま合わなかっただけなのか、書類自体に問題があるのかを切り分けられません。
最後に、応募のタイミングについて。制作物が1つできた時点で応募を始めてください。完璧に仕上げてから、と考えると半年が過ぎます。応募して得られる反応のほうが、ひとりで教材を追加するより精度の高い情報です。
そして、求人の状況は動きます。この記事で挙げた見方は変わりませんが、どんな技術名が並ぶかは半年で変わります。同じ検索条件で毎月見続けることが、結局いちばん確実な情報源になります。
→ 応募書類の書き方はAIエンジニアの職務経歴書の書き方|未経験・異業種の例文で例文つきで解説しています。
→ 学習手順の全体像はAIエンジニアになるには?未経験からの完全ロードマップにまとめています。
未経験からAIエンジニアを目指すなら
求人の見方が分かっても、応募できる状態になっていなければ選考は始まりません。必須要件を満たすには、動くものを1つ作って説明できるところまで進む必要があります。エラーで数日止まる、制作物の題材が決まらない、今の出来で実務水準に届いているか判断できない。多くの未経験者が、応募の手前でこの3つに止められます。
RaiseTech(レイズテック)のAIエンジニア育成コースは、その壁を越えるために作られたオンラインスクールです。
- 現役AIエンジニアの講師に、受講期間中は質問無制限
- 生成AI・LLM開発を含む、実務直結のカリキュラム
- ポートフォリオ作成から転職・案件獲得まで、修了後も無期限サポート
- 専門実践教育訓練給付金の対象。条件を満たせば受講料の最大80%が給付
未経験からエンジニアになった受講生の実績
「本当に未経験からなれるのか」は、実際になった人を見るのが一番早いです。いずれもAWS・Javaコースの卒業生ですが、「未経験から学び、ポートフォリオを作り、転職する」という道筋はAIエンジニアでも同じです。
事例①:完全未経験から半年でWebエンジニアへ|年収250万円→600万円
プログラミング完全未経験からJavaコースを受講し、受講開始から半年でWebエンジニアとして転職。年収は250万円から600万円へと2倍以上になり、フルリモート・残業ゼロの働き方を実現しました。
特筆すべきは「半年」というスピードです。特別な才能があったわけではなく、講義に毎週出席し、分からないことをその週のうちに質問で解消する、という当たり前のことを止めずに続けた結果でした。
事例②:30代後半・未経験からクラウドインフラエンジニアへ|初年度から年収600万円
30代後半、AWS未経験からAWSコースを受講。キャリアチェンジ後の最初の職場で年収600万円に到達し、フルリモートで働いています。
「30代後半では遅い」という不安を持つ方は多いですが、この事例はそれを覆しています。前職までの社会人経験は、エンジニアになってからもプロジェクトの進め方や顧客とのやり取りで強みになります。年齢は壁ではなく、むしろ武器になり得ます。
事例③:AWSを武器に差別化|本業+副業で年収800万円・フルリモート
AWSコースで学んだスキルを武器に、フルリモート勤務のエンジニアとして転職。本業と副業を合わせて年収800万円を達成しました。
ポイントは「差別化」です。エンジニアの数は多くても、クラウドやAIといった需要の高い領域を扱える人は限られます。学ぶ領域を選ぶことが、そのまま市場価値の差になる。AIエンジニアを目指す方にとっても、まさに同じ構造が当てはまります。
まとめ|職種名で探さず、業務内容で読む
この記事のポイントを3つにまとめます。
- 「AIエンジニア」だけで探すと半分以上を見落とす。機械学習・データ・MLOps・AI活用推進など呼び方は企業ごとに違うため、技術名と業務内容で探します。
- 「未経験OK」は3タイプに分かれる。育成前提か、別の実務経験が前提か、AI業務が実質ないか。周辺に何が書かれているかで見分けます。
- 1社目は年収より環境で選ぶ。データがあるか、社内に開発者がいるか、育成の記載があるか。3年後の年収はここで決まります。
応募する求人が絞れたら、次は書類です。AIエンジニア転職ガイドで選考の進め方をまとめています。
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