今すぐ受講申し込み

テっくんイラスト

【2026年最新】中小企業診断士の通信講座おすすめ10選|費用・合格率で徹底比較

中小企業診断士は、経営コンサルタントとして唯一の国家資格でありながら、働きながら目指せる資格として社会人に高い人気があります。とはいえ合格までに必要な勉強時間は約1,000〜1,200時間と長く、独学だけで乗り切るのは簡単ではありません。だからこそ、多くの受験生が通信講座を活用しています。

この記事では、2026年最新の費用・合格率・サポート内容をもとに、中小企業診断士の通信講座おすすめ10選をランキング形式で徹底比較します。スマホ完結で費用を抑えられる講座から、難関の2次試験対策に特化した専門校まで、目的別の選び方もくわしく解説しました。

「なるべく安く合格したい」「働きながら最短で受かりたい」「2次試験の記述対策を手厚くしたい」など、あなたの状況にぴったりの一校が見つかるよう、選び方のチェックポイントから独学との違い、試験の概要までまとめています。ぜひ参考にしてください。

目次

中小企業診断士の通信講座の選び方|失敗しない5つのチェックポイント

中小企業診断士の通信講座は数が多く、費用も約6万円から30万円超まで5倍以上の開きがあります。料金や知名度だけで決めてしまうと、2次試験対策が手薄で結局受からなかった、という失敗につながりかねません。ここでは講座選びで後悔しないための5つのチェックポイントをお伝えします。

合格実績や合格率が公開されているかで選ぶ

まず確認したいのが、合格実績や合格率を具体的な数字で公開しているかです。中小企業診断士のストレート合格率は例年約4〜5%と低く、2次試験の全国平均合格率も令和7年度(2025年度)は17.6%にとどまりました。この難関でどれだけの実績を出しているかは、講座の実力を測る重要な指標になります。

たとえばアガルートは令和7年度2次試験の合格率44.44%(全国平均17.60%の約2.5倍)を公表し、スタディングは同年度の2次試験合格者数176名を公開しています。実績を数字で開示している講座は、それだけカリキュラムに自信があると考えてよいでしょう。逆に合格者数や合格率を一切示していない講座は、慎重に検討したほうが安心です。

費用と教育訓練給付制度の対象かで選ぶ

費用は講座選びの大きな判断材料です。スタディング・診断士ゼミナール・ユーキャン・資格の大原は5万〜8万円台の低価格帯、アガルート・クレアールは10万〜17万円台の中価格帯、TAC・LEC・ヒューマンアカデミー通信講座は26万円以上の高価格帯という3つの層に分かれます。

あわせてチェックしたいのが一般教育訓練給付制度の対象講座かどうかです。対象講座を修了して条件を満たせば、受講費用の20%(最大10万円)がハローワークから支給されます。2026年8月時点ではスタディング(パーフェクトコース)・クレアール・TAC・LEC・ヒューマンアカデミー通信講座が対象で、アガルート・資格の大原・ユーキャン・診断士ゼミナールの中小企業診断士講座は対象外です。厚生労働省の教育訓練給付制度の詳細は、あわせて確認しておくと安心です。

難関の2次試験対策が充実しているかで選ぶ

中小企業診断士試験の最大の関門は、記述式の2次試験です。1次試験がマークシートなのに対し、2次試験は与えられた事例企業の状況を読み解き、自分の言葉で解答を書く力が求められます。ここでつまずく受験生が非常に多いため、2次対策の充実度は必ず見ておきたいポイントです。

添削指導の回数、模範解答の質、2次試験専門の講師がいるかなどをチェックしましょう。添削事例数は資格の大原が全33事例、クレアールが最大28事例、ユーキャンが2回と講座ごとに大きな差があります。2次試験だけを重点的に鍛えたいなら、AASのような2次試験対策専門校を組み合わせるのも有効な選択肢です。なお、令和8年度(2026年度)試験からは2次試験の口述試験が廃止され、10月25日の筆記試験の結果がそのまま最終合格を左右する点も押さえておきましょう。

質問対応や添削などのサポート体制で選ぶ

長い学習期間を乗り切るには、疑問をすぐ解消できるサポート体制が欠かせません。質問回数に上限があるか、追加費用なしで何度でも質問できるかは講座によって大きく差があります。

たとえばクレアールは追加費用なしで何度でも質問できる体制を整えています。一方、低価格の講座は質問対応の回数に制限があったり、質問自体を受け付けていなかったりする場合があります。働きながら独学が不安な人ほど、質問・添削サポートが手厚い講座を選ぶと挫折しにくくなります。

スマホ学習やスキマ時間に対応した使いやすさで選ぶ

社会人が1,000時間の勉強を確保するには、通勤時間や昼休みなどのスキマ時間の活用が鍵になります。スマホひとつで講義視聴から問題演習まで完結できるかは、学習を続けられるかどうかを大きく左右します。

スタディングは動画講義・デジタルテキスト・問題演習をすべてスマホで完結できる設計で、スキマ時間学習との相性が抜群です。テキスト中心の講座でも、スマホで講義を視聴できるか、倍速再生やダウンロード視聴に対応しているかを確認しておきましょう。実際に無料体験や資料請求で操作感を試してから選ぶのがおすすめです。

中小企業診断士の通信講座おすすめ10選【2026年最新の費用・合格率比較】

ここからは、費用・合格実績・サポート体制を総合的に比較した中小企業診断士の通信講座おすすめ10選を紹介します。まずは一覧表で全体像をつかみ、気になる講座は個別の解説で詳しくチェックしてください。料金はすべて税込で、2026年8月時点で申し込める2027年合格目標の主要コースを基準にしています(割引価格は時期により変動します)。

順位 講座名 料金(税込) 対応試験 特徴
1位 スタディング
スタディング
48,400円〜 1次・2次 スマホ完結・業界最安級
2位 アガルート
アガルート
107,800円〜 1次・2次 2次合格率が全国平均の約2.5倍
3位 クレアール
クレアール
109,200円〜 1次・2次 非常識合格法・質問無制限
4位 診断士ゼミナール
診断士ゼミナール
59,780円〜 1次・2次 3年間延長無料・低価格フルコース
5位 資格の学校TAC
資格の学校TAC
310,000円〜 1次・2次 通学と通信を選べる大手
6位 資格の大原
資格の大原
74,800円〜 1次・2次 2次添削33事例・スマホ完結のWeb通信
7位 LEC東京リーガルマインド
LEC東京リーガルマインド
260,300円〜 1次・2次 1次2次を体系的に学べる老舗
8位 ユーキャン
ユーキャン
73,000円 1次・2次 基礎から学べる初心者向け
9位 ヒューマンアカデミー
ヒューマンアカデミー通信講座
268,400円 1次・2次 オンラインと通学のいいとこ取り
10位 AAS
AAS
要問い合わせ 2次専門 2次試験対策に特化した専門校

スタディング|スマホ完結で費用を抑えたい社会人に最適

スタディング

運営会社 KIYOラーニング株式会社
料金(税込) 48,400円〜(2027年度試験対応 1次2次合格コース ミニマム)
対応試験 1次試験・2次試験
受講スタイル 完全オンライン(スマホ完結)
合格実績 令和7年度(2025年度)1次試験合格者517名・2次試験合格者176名
給付制度 一般教育訓練給付制度の対象(パーフェクトコース)
  • 1次2次合格コースが48,400円〜と業界最安級で始めやすい
  • 動画講義・テキスト・問題演習がすべてスマホで完結する
  • 令和7年度2次試験合格者176名(通信講座で3年連続合格者数No.1)を公開している
  • AIが復習タイミングを最適化する学習機能が充実している
  • 通勤やスキマ時間だけでも学習を進めやすい
  • 紙のテキストは基本オプション扱いで別料金になる
  • 質問対応は上位コースの制度が中心で回数の考慮が必要

とにかく費用を抑えつつ、スマホ中心で効率よく学びたい社会人に最もおすすめなのがスタディングです。1次2次合格コースが48,400円からと、通学予備校の数分の1の費用で始められるのが最大の魅力です。

学習は動画講義・デジタルテキスト・問題演習まですべてスマホひとつで完結します。通勤電車の中や昼休みといったスキマ時間だけでも学習を積み重ねられるため、まとまった時間を取りにくい忙しい社会人と相性が抜群です。令和7年度(2025年度)は1次試験合格者517名・2次試験合格者176名と実績も十分で、AIによる復習機能が知識の定着を後押ししてくれます。2027年度試験対応コースは冊子付きのスタンダード(74,300円)も選べますが、給付制度を使いたい場合は対象コースであるパーフェクト(74,800円)を選ぶ必要があります。

スタディング公式サイトを見る

アガルート|合格率が全国平均の約2.5倍で合格特典も充実

アガルート

運営会社 株式会社アガルート
料金(税込) 107,800円〜(2027年合格目標 1次試験・2次試験対策入門カリキュラム/ライト)
対応試験 1次試験・2次試験
受講スタイル 完全オンライン
合格実績 令和7年度2次試験合格率44.44%(全国平均17.60%の約2.5倍)
合格特典 全額返金+お祝い金3万円(対象コース・条件あり)
給付制度 2026年8月時点で中小企業診断士講座は対象外
  • 令和7年度2次試験合格率44.44%と高い実績を公表している
  • 1次2次に合格すると受講料が全額返金される特典がある
  • お祝い金3万円が別途もらえる
  • 他校乗換・再受講など最大20%OFFの割引制度がそろっている
  • フルカラーテキストと講師オリジナルの解法が分かりやすい
  • 全額返金には合格体験記の提出などの条件がある
  • 中小企業診断士講座は教育訓練給付制度の対象外である
  • 最安の講座と比べると初期費用はやや高めになる

合格実績を重視して確実に受かりたい人におすすめなのがアガルートです。令和7年度(2025年度)の2次試験合格率は44.44%と、全国平均17.60%の約2.5倍という高い数字を公表しています。1次試験も合格率52.17%(全国平均23.66%)と好調で、実績で講座を選びたい人には有力な候補です。

さらに注目したいのが合格特典です。対象の「1次試験・2次試験対策入門カリキュラム」を受講して1次・2次の両方に合格すると、受講料が全額返金されたうえにお祝い金3万円ももらえます。条件を満たせば実質無料で学べる計算になり、モチベーションの維持にもつながります。なお中小企業診断士講座は教育訓練給付制度の対象外ですが、他校乗換割引や再受講割引など最大20%OFFの制度で費用を抑えられます。

アガルート公式サイトを見る

クレアール|非常識合格法でムダなく効率よく学べる

クレアール

運営会社 株式会社クレアール
料金(税込) 109,200円〜(2027年合格目標 1次2次ストレート合格アドバンスドコース・割引価格)
対応試験 1次試験・2次試験
受講スタイル 完全オンライン
質問対応 追加費用なしで何度でも質問できる(2次は最大28事例の添削指導)
合格特典 合格お祝い金5万円(1次2次完全合格・合格体験記の執筆協力が条件)
  • 合格に必要な範囲に絞る「非常識合格法」で学習量を最適化できる
  • 追加費用なしで何度でも質問でき2次は最大28事例の添削を受けられる
  • 2年で狙うセーフティコース(173,600円)もあり初学者でもじっくり学べる
  • 合格お祝い金5万円など特典が充実している
  • 教育訓練給付制度の対象コースがある
  • スタディングなどの最安クラスと比べると費用は高め
  • 教材が独自の絞り込み方針のため網羅性を重視する人には物足りない場合がある

質問し放題のサポートで安心して学びたい人におすすめなのがクレアールです。最大の特徴は、合格に必要な範囲だけを効率よく学ぶ「非常識合格法」。満点ではなく合格ラインを狙う戦略で、忙しい社会人でもムダなく学習を進められます。

サポート面も手厚く、どのコース・どの科目でも追加費用なしで何度でも質問できるのは大きな安心材料です。2次試験は最大28事例の添削指導を受けられるため、記述力を鍛える環境も整っています。2027年合格目標を1年で狙うアドバンスドコースのほか、より講義量の多いパーフェクトコース(130,000円)、2027・2028年の2年間で挑めるセーフティコース(173,600円)もあり、初学者でも余裕を持って学べます。合格体験記の執筆に協力すると5万円の合格お祝い金がもらえる制度もあり、モチベーション維持にもつながります。2026年8月末日までの申し込みで最大48%OFFになるキャンペーンが実施されていますが、割引価格は月ごとに変動するため、申し込み前に公式サイトで最新の金額を確認しましょう。

クレアール公式サイトを見る

診断士ゼミナール|3年間受講を延長できる低価格フルコース

診断士ゼミナール

運営会社 株式会社レボ
料金(税込) 59,780円(1次2次プレミアムフルコース/2026年8月時点の割引価格54,780円)
対応試験 1次試験・2次試験
受講スタイル 完全オンライン
延長制度 3年間受講延長無料(1年分の料金で3年学べる)
合格特典 合格お祝い金最大3万円・不合格者返金2万円
  • 1次2次フルコースが59,780円(割引時54,780円)と低価格で始められる
  • 1年分の料金で3年間学べる受講延長無料制度がある
  • 合格お祝い金最大3万円・不合格者返金2万円の制度がある
  • 数年かけて合格を目指す人でも費用を抑えられる
  • 動画講義中心でスキマ時間に学びやすい
  • 2026年時点で教育訓練給付制度の対象外である
  • 大手予備校に比べると2次の添削サポートは限定的

数年かけてでも低コストで合格を狙いたい人におすすめなのが診断士ゼミナールです。1次2次プレミアムフルコースが59,780円と低価格でありながら、1次・2次の両方をカバーするフルコースなのが魅力です。

特に注目したいのが3年間受講延長無料制度です。1年目に受講料を支払えば、2年目・3年目の受講料はかからず学習を継続できます。中小企業診断士は複数年かけて合格する人も多いため、長期戦を見込む人には心強い制度です。公式サイトでは令和7年度(2025年度)の受講生実績として1次試験合格者403名・合格率64.3%(全国平均23.7%)、2次試験合格者168名・合格率41.7%(全国平均17.6%)を公表しており、低価格でも合格力を期待できます。合格お祝い金最大3万円、不合格者返金2万円といった特典もあり、費用面のリスクを抑えられます。ただし教育訓練給付制度の対象外である点は押さえておきましょう。

診断士ゼミナール公式サイトを見る

資格の学校TAC|通学と通信を選べる大手の安心カリキュラム

資格の学校TAC

運営会社 TAC株式会社
料金(税込) 310,000円〜(2027年合格目標 1・2次ストレート本科生・Web通信/別途入会金10,000円)
対応試験 1次試験・2次試験
受講スタイル 通学・通信(Web・DVD)を選択可能
特徴 全国に校舎を持つ大手資格予備校
給付制度 一般教育訓練給付制度の対象(Web通信は10月開講のみ・教室講座は10〜12月開講)
  • 通学と通信を自由に選べて学習スタイルに合わせやすい
  • 長年の指導実績に裏打ちされたカリキュラムが安心
  • 全国に校舎があり自習室や対面フォローを利用できる
  • Web通信の10月開講コースなど一部が教育訓練給付制度の対象で費用の一部が戻る
  • 豊富な模試や答練で本番の実力を測りやすい
  • 通信専門の講座と比べると費用が高く入会金10,000円も別途必要
  • ボリュームが多く働きながらだと消化に時間がかかる

大手ならではの安心感と手厚い環境を求める人におすすめなのが資格の学校TACです。長年にわたり多くの合格者を輩出してきた実績があり、カリキュラムの完成度の高さに定評があります。

最大の強みは通学と通信を柔軟に選べる点です。基本は通信で学びつつ、直前期だけ通学して答練を受けるといった組み合わせも可能で、生活スタイルに合わせやすくなっています。全国の校舎で自習室を使えたり、対面でフォローを受けられたりするのも大手ならではの魅力です。2027年合格目標の1・2次ストレート本科生は2026年9月〜2027年1月開講で、2026年9月30日までの「得々キャンペーン(早割)第3弾」を使えば通常受講料から15,000円引きの295,000円(Web通信)で申し込めます。費用は高めですが、Web通信なら10月開講、教室講座なら10〜12月開講が教育訓練給付制度の対象となるため、開講月を選べば実質負担をさらに抑えられます。

資格の学校TAC公式サイトを見る

資格の大原|手厚い添削と豊富な実績で王道の合格ルート

資格の大原

運営会社 学校法人大原学園
料金(税込) 74,800円(2027年受験対策 パススル 中小企業診断士 1次・2次/別途入学金6,000円)
対応試験 1次試験・2次試験
受講スタイル Web通信(パススル・スマホ完結)
特徴 2次試験の添削が全33事例と豊富
給付制度 2026年8月時点でパススル中小企業診断士は対象外
  • 資格予備校として長年の合格実績とノウハウがある
  • 2次試験の添削が全33事例と多く記述力を鍛えやすい
  • スマホ・タブレットで完結するWeb通信で学べる
  • 1次2次一貫で74,800円と中価格帯に収まる
  • 質問対応など社会人向けのフォローが整っている
  • 中小企業診断士講座は教育訓練給付制度の対象外である
  • 現在の中小企業診断士講座はWeb通信のみで通学は選べない

手厚い添削で2次の記述力をしっかり鍛えたい人におすすめなのが資格の大原です。会計・法律系の資格予備校として長い歴史があり、指導ノウハウの蓄積は業界でもトップクラスです。

特に評価が高いのが2次試験の添削指導です。現行の「パススル 中小企業診断士(1次・2次)」には過去問と模擬試験を使った全33事例の添削が含まれ、独学では気づきにくい表現のクセや論点の抜けを客観的に指摘してもらえます。学習はスマホ・タブレットで完結するWeb通信で、自分のペースで王道の合格ルートを歩みたい人に向いています。2026年8月時点では2027年受験対策の講座が申込受付中で、より講義量の多い「1次・2次inアドバンス」(107,800円)や1次のみ(60,000円)、1次科目別(各18,000円)も選べます。ただし教育訓練給付制度の対象外で、初めて大原を利用する場合は入学金6,000円が別途必要です。

資格の大原公式サイトを見る

LEC東京リーガルマインド|1次2次を体系的に学べる老舗予備校

LEC東京リーガルマインド

運営会社 株式会社東京リーガルマインド
料金(税込) 260,300円〜(2027年合格目標 1次2次プレミアム1年合格コース・通学/通信Web/通常274,000円の早期申込割引価格)
対応試験 1次試験・2次試験
受講スタイル 通学・通信(Web)を選択可能
特徴 法律系資格に強い老舗の資格予備校
給付制度 一般教育訓練給付制度の対象コースあり(通信Webの1次2次プレミアム1年合格コースなど)
  • 老舗予備校として体系的なカリキュラムが整っている
  • 1次・2次を段階的に学べるコース構成が分かりやすい
  • 通学・通信を選べて学習スタイルに合わせられる
  • 目的に応じて1次のみ・2次のみのコースも選べる
  • 通信Webの1次2次プレミアム1年合格コースは教育訓練給付制度の対象
  • フルコースの費用は通信専門講座より高め
  • コースやオプションが多く選定に手間がかかる

体系立てて基礎からしっかり積み上げたい人におすすめなのがLEC東京リーガルマインドです。法律系資格に強い老舗予備校で、長年の指導で磨かれたカリキュラムには定評があります。

1次試験対策、2次試験対策、1次2次対応コースなど目的やレベルに合わせてコースを細かく選べるのが特徴です。1年で仕上げるプレミアム1年合格コースのほか、1.5年・2回転タイプのコースもあり、基礎からじっくり体系的に学びたい初学者にも、弱点科目だけを補強したい経験者にも対応できます。通学と通信を選べる柔軟さもあり、直前期に通学のライブ講義を活用するといった使い方も可能です。給付制度を使いたい場合は、対象となる通信Webの「1次2次プレミアム1年合格コース」などを選ぶとよいでしょう。2027年合格目標のコースは2026年8月31日まで早期申込割引が適用され、通常274,000円が260,300円で申し込めます。

LEC東京リーガルマインド公式サイトを見る

ユーキャン|1次2次を追加費用なしで一貫対策できる初心者向け

ユーキャン

運営会社 株式会社ユーキャン
料金(税込) 73,000円
対応試験 1次試験・2次試験(コース追加不要の一貫対策)
受講スタイル 通信(テキスト+Web)・標準学習期間10ヵ月
添削 全8回(1次6回・2次2回)
給付制度 2026年8月時点で対象外
  • 初心者向けに噛み砕いた分かりやすい教材が中心
  • 通信教育大手ならではの安心感とサポート体制
  • コース追加不要で1次から2次まで一貫して対策できる
  • スケジュール管理や質問サポートが整っている
  • 紙のテキストで手を動かして学びたい人に向く
  • 2次の添削は2回と少なく記述量を積むには物足りない
  • 2026年8月時点で教育訓練給付制度の対象外である

まずは1次試験の基礎を無理なく固めたい初心者におすすめなのがユーキャンです。通信教育大手として長年の実績があり、初学者にもやさしい噛み砕いた教材づくりに定評があります。

標準学習期間は10ヵ月で、難しい経営理論も基礎からステップアップして理解できる構成になっています。コースを追加しなくても2次試験まで一貫して対策でき、添削課題は全8回(1次6回・2次2回)用意されています。指導サポートは試験2回分(受講開始が1〜4月なら翌年10月末、5〜12月なら翌々年10月末)まで受けられるため、1年で決めきれなくても添削・質問を継続できます。2026年8月時点では2027年試験対応の教材を制作中で、発送は10月上旬頃からの予定です。まずは中小企業診断士の全体像をつかみたい、独学の入り口として使いたいという人に向いています。ただし2次の添削は2回にとどまるため、記述量を積みたいならAASなど2次に強い講座との組み合わせも検討しましょう。給付制度の対象外である点にも注意が必要です。

ユーキャン公式サイトを見る

ヒューマンアカデミー通信講座|クレアール提携の効率カリキュラムを質問無制限で学べる

ヒューマンアカデミー

運営会社 ヒューマンアカデミー株式会社
料金(税込) 268,400円(中小企業診断士 安心合格講座・入学金不要)
対応試験 1次試験・2次試験
受講スタイル 通信(動画講義+テキスト)・標準学習期間12ヵ月
特徴 クレアールと提携し非常識合格法を採用
給付制度 一般教育訓練給付制度の対象
  • 動画講義とテキストで自分のペースを保ちやすい
  • クレアールと提携した効率的な非常識合格法を採用
  • 質問サポートが回数無制限で添削も18回受けられる
  • 教育訓練給付制度の対象で費用の一部が戻る
  • 入学金が不要で分割払いにも対応している
  • 提携元のクレアールで同等コースを割引価格で申し込めることがある
  • 通信専用の講座で通学の対面フォローは受けられない

効率重視のカリキュラムを手厚いサポート付きで受けたい人におすすめなのがヒューマンアカデミー通信講座です。中小企業診断士(安心合格)講座はクレアールと業務提携しており、合格に必要な範囲を絞り込む「非常識合格法」をベースにしたカリキュラムを採用しています。

強みは回数無制限の質問サポートと全18回の添削です。標準学習期間は12ヵ月で入学金は不要、分割払い(初回7,371円+月々6,900円×23回)にも対応しているため、働きながらでも計画を立てやすくなっています。教育訓練給付制度の対象なので、受講費用の20%が戻る点も安心材料です。2026年8月時点ではキャンペーン価格254,980円で申し込めます。ただし提携元のクレアールでは同等の内容を割引価格で申し込める時期があるため、両者の価格を見比べてから決めるとよいでしょう。なお同講座は旧「たのまな」ブランドから現在のヒューマンアカデミー通信講座へと名称が整理されています。

ヒューマンアカデミー公式サイトを見る

AAS|難関の2次試験対策に特化した専門校

AAS

運営 AAS(アソシエ・アドバンス・スクール)
料金(税込) コースにより変動(要問い合わせ)
対応試験 2次試験専門
受講スタイル 通学・WEB通信(WEB本科コース等)
特徴 独自の添削指導による2次試験対策専門校
コース例 WEB本科コース・WEB短期合格コース・WEBオプションコース等
  • 難関の2次試験対策に特化した専門校のノウハウがある
  • 独自の添削指導で記述力を集中的に鍛えられる
  • 事例別に弱点を補強できるオプションコースが選べる
  • 1次は他講座で通過し2次だけ強化したい人に向く
  • WEB通信で全国どこからでも受講できる
  • 2次試験専門のため1次対策は別講座が必要になる
  • 料金は公式サイトでの確認が必要でコース選定に手間がかかる

2次試験だけを徹底的に鍛えたい人におすすめなのがAASです。中小企業診断士の2次試験対策に特化した専門校で、記述式答案の作り込みに強みを持っています。

最大の特徴は独自の添削指導です。講師と受験生が答案を通じてやり取りを重ねることで、独学では身につけにくい合格答案の書き方を磨けます。WEB本科コースのほか、短期間で仕上げるWEB短期合格コースや、事例ごとに弱点を補強できるWEBオプションコースも用意されており、自分の課題に合わせて対策を組み立てられます。東京校・関西校・名古屋校では通学本科コースも選べます。1次試験はスタディングなどで通過し、2次はAASで固めるといった組み合わせも有効です。ただし本科コースは定員に達し次第締め切られ、2026年8月時点では令和8年度2次試験に向けた通学本科コース・WEB本科コース・WEB短期合格コースの受付はすでに終了しています。同時点で申し込めるのはWEBオプションコース、チャレンジ要約特訓、2次公開模試です。料金や次年度コースの募集開始時期はコースにより異なるため、最新の内容は公式サイトで確認しましょう。

AAS公式サイトを見る

【目的別】中小企業診断士の通信講座はどこがいい?

ここまで10講座を紹介しましたが、「結局どれが自分に合うのか分からない」という人も多いはずです。そこで目的・状況別におすすめの講座を1つずつ厳選しました。あなたの優先順位に合わせて、最適な一校を選ぶ参考にしてください。

とにかく費用を安く抑えたい人向け

費用を最優先するならスタディングが有力です。1次2次合格コースが48,400円からと業界最安級で、スマホ完結の学習スタイルとあわせて、コストと効率の両立を狙えます。

スタディング

コスパの理由 1次2次合格コースが48,400円〜と最安級
料金(税込) 48,400円〜
学習スタイル スマホ完結でスキマ時間に学べる
向いている人 とにかく費用を抑えて効率よく学びたい人
  • 1次2次コースが48,400円〜で費用のハードルが低い
  • スマホひとつで完結し追加の教材費を抑えやすい
  • 教育訓練給付制度も活用でき実質負担をさらに下げられる
  • 紙のテキストは別料金になる
  • 2次の添削は上位コースで手厚くなる

低価格でも令和7年度(2025年度)2次試験合格者176名という実績があり、安さと合格力を両立したい人に最適です。数年かけてでも低コストにこだわるなら、3年間受講延長無料の診断士ゼミナールも選択肢になります。

スタディング公式サイトを見る

働きながら短期合格を目指す人向け

働きながら最短合格を狙うならアガルートがおすすめです。令和7年度2次試験合格率44.44%という高い実績があり、合格すれば全額返金される特典が短期集中のモチベーションにもなります。

アガルート

短期向きの理由 高い合格率と合格特典でゴールから逆算しやすい
料金(税込) 107,800円〜
合格実績 令和7年度2次試験合格率44.44%
向いている人 働きながら一発・短期合格を目指す人
  • 合格率が高く短期合格の再現性を期待しやすい
  • 合格で全額返金+お祝い金3万円がありモチベを保てる
  • 他校乗換・再受講など最大20%OFFの割引制度を使える
  • 短期合格には毎日の学習時間の確保が前提になる
  • 教育訓練給付制度は使えず最安クラスよりは初期費用がかかる

高い合格実績と手厚い特典でゴールから逆算して効率よく走り切りたい社会人に向いています。要点を絞った講義とフルカラーテキストで、限られた時間でも学習を前に進めやすいのが強みです。

アガルート公式サイトを見る

記述式の2次試験を重点的に対策したい人向け

2次試験の記述対策を最重視するならAASが有力です。2次試験対策に特化した専門校で、独自の添削指導によって合格答案を書く力を集中的に鍛えられます。

AAS

2次向きの理由 2次試験専門校ならではの添削ノウハウ
料金(税込) コースにより変動(要問い合わせ)
対応試験 2次試験専門
向いている人 1次通過済みで2次を集中的に固めたい人
  • 2次試験に特化した専門校で対策の密度が高い
  • 独自の添削指導で記述力を個別に伸ばせる
  • WEBオプションコースで弱点をピンポイント補強できる
  • 1次対策は別講座で補う必要がある
  • 料金は公式サイトでの確認が必要

1次はスタディングなど低価格の講座で通過し、2次はAASの添削で仕上げるという組み合わせが費用対効果の高い戦略です。ただしAASの本科コースは定員制で早期に締め切られるため(2026年8月時点では令和8年度向けの本科コースは受付終了)、募集開始のタイミングを逃さないよう公式サイトをこまめに確認しましょう。添削量を重視するなら、2次の添削が全33事例ある資格の大原や、最大28事例を添削してくれるクレアールも候補になります。

AAS公式サイトを見る

通学で対面のサポートも受けたい人向け

対面の安心感を求めるなら資格の学校TACがおすすめです。全国に校舎を持ち、通学と通信を自由に組み合わせられるため、対面でのフォローを受けながら学習を進められます。

資格の学校TAC

通学向きの理由 全国校舎で通学と通信を組み合わせられる
料金(税込) 310,000円〜
学習スタイル 通学・通信を選択可能
向いている人 対面のフォローや自習室を活用したい人
  • 全国の校舎で対面フォローや自習室を利用できる
  • 通学と通信を組み合わせて学習リズムを作りやすい
  • 10月開講コースなど一部は教育訓練給付制度の対象
  • 通信専門の講座より費用は高く入会金も別途必要
  • 通学は校舎の立地や時間の制約を受ける

ひとりで学ぶのが不安な人でも、通学のライブ感と大手の手厚いフォローで挫折しにくい環境を整えられます。通学クラスと通信を併用できる講座は限られており、2026年8月時点で中小企業診断士の通学講座を用意しているのはTACとLEC、そして2次専門のAAS(東京校・関西校・名古屋校)です。

資格の学校TAC公式サイトを見る

中小企業診断士の通信講座を利用するメリット

独学ではなく通信講座を選ぶことには、費用以上の価値があります。ここでは通信講座を活用する主なメリットを3つに整理して紹介します。

独学より効率よく約1,000時間の勉強を進められる

中小企業診断士の合格には約1,000〜1,200時間の勉強が必要とされ、7科目という広い試験範囲をどう攻略するかが合否を分けます。通信講座を使えば、合格に必要な論点を絞ったカリキュラムに沿って学べるため、独学のように何から手をつけるか迷う時間を大幅に減らせます

たとえばクレアールの非常識合格法のように、満点ではなく合格ラインを狙う戦略を採る講座なら、限られた時間で効率よく得点力を伸ばせます。動画講義で理解を深めながら問題演習を回せるので、市販テキストだけの独学よりも定着が早いのが利点です。

つまずきやすい2次試験を添削でしっかり対策できる

2次試験は事例企業の課題を読み解いて記述する試験で、自分の答案が合格レベルにあるのかを独学で判断するのは非常に困難です。ここでつまずいて足踏みする受験生は少なくありません。

通信講座なら、プロの講師による添削指導を受けられます。自分では気づけない論理の飛躍や解答の型のズレを客観的に指摘してもらえるため、記述力が着実に伸びます。2次対策の手厚さは講座によって差が大きいので、2次まで見据えるなら添削の充実度を重視して選びましょう。

予備校の通学より費用を抑えて始められる

通学型の予備校は20万〜30万円台が中心ですが、通信講座なら5万〜10万円台から始められる講座も多く、費用のハードルを大きく下げられます。スタディングの1次2次合格コースは48,400円からで、通学予備校の数分の1という手頃な価格帯です。

さらに、スタディングやクレアールなど一般教育訓練給付制度の対象コースを選べば、条件を満たすと受講費用の20%(最大10万円)が戻ってきます。通学のように校舎までの交通費や時間もかからないため、トータルのコストパフォーマンスは通信講座に軍配が上がります。

中小企業診断士の通信講座を選ぶときの注意点

メリットの多い通信講座ですが、事前に知っておきたい注意点もあります。後悔しないために、次の3点は必ず押さえておきましょう。

対面授業がなくモチベーションを保ちにくい

通信講座は自分のペースで学べる反面、強制力がなく、モチベーションの維持が難しいという側面があります。周りに一緒に頑張る仲間がいないと、忙しさを言い訳に学習が止まってしまいがちです。

対策としては、学習仲間のいるオンラインコミュニティやSNSを活用したり、通学フォローのある講座を選んだりする方法があります。自己管理が苦手だと感じる人は、対面クラスを持つTACやLEC、質問無制限で伴走してくれるクレアールやヒューマンアカデミー通信講座なども検討するとよいでしょう。

質問対応や添削の回数に上限がある場合がある

低価格の講座ほど、質問対応や添削の回数に上限が設けられていたり、そもそも質問を受け付けていなかったりするケースがあります。安さだけで選ぶと、いざ疑問が出たときに解消できず学習が滞ることもあります。

申し込み前に、質問方法・回数・追加費用の有無を必ず確認しましょう。何度でも質問できるクレアールのような講座は、独学が不安な人にとって大きな安心材料になります。サポートの手厚さと費用のバランスを見て選ぶことが大切です。

安さだけで選ぶと2次試験対策が手薄になりやすい

料金の安い講座のなかには、1次試験対策が中心で、2次試験の記述対策が手薄なものもあります。1次に受かっても2次で足踏みしては本末転倒です。

たとえばユーキャンは1次から2次まで一貫して学べますが、2次の添削は2回にとどまります。「2次対策あり」と書かれていても、添削の回数までは講座ごとに大きく異なるため、申し込み前に必ず確認しましょう。2次まで一気通貫で対策したいのか、1次と2次で講座を使い分けるのか、自分の戦略を明確にしてから選ぶことが大切です。2次に不安があるなら、AASのような専門校の併用も視野に入れてください。

通信講座で挫折しないためのコツ|働きながら合格した人の続け方

通信講座を活かせるかどうかは、学習をどう継続するかにかかっています。ここでは働きながら合格した人が実践している続け方のコツを3つ紹介します。国家資格である社会保険労務士税理士の通信講座選びでも共通するポイントなので、あわせて参考にしてください。

毎日の学習を生活リズムに組み込んで習慣化する

合格者の多くに共通するのが、勉強を特別なイベントではなく毎日の習慣にしていることです。1週間で20時間を確保するには、毎日3時間ほどの学習が目安になります。まとまった時間を取ろうとすると続かないので、生活の中に細かく組み込むのがコツです。

たとえば通勤中の30分でスマホ講義を1本、昼休みに問題を10問、帰宅後に1時間、といった具合に細分化すると、忙しい社会人でも無理なく積み上げられます。スタディングのようなスマホ完結型の講座は、こうしたスキマ時間学習と特に相性が良い教材です。

学習仲間やSNSを使ってモチベーションを保つ

ひとりで黙々と続けるのがつらくなったら、同じ目標を持つ仲間とつながるのが効果的です。SNSで学習記録を発信したり、受験生コミュニティに参加したりすることで、刺激を受けながら継続しやすくなります。

「今日は何時間勉強した」と発信するだけでも、良い意味でのプレッシャーが生まれます。他の受験生の進み具合が見えることで、自分も頑張ろうという気持ちを保ちやすくなります。孤独になりがちな通信学習だからこそ、外とのつながりを意識的に作ることが挫折防止につながります。

1次・2次から逆算して年間スケジュールを立てる

中小企業診断士は1次試験が例年8月、2次試験が例年10月に実施されます。令和8年度(2026年度)は1次試験が8月1日・2日に実施され、その合格発表が9月1日、2次筆記試験が10月25日、最終合格発表は令和9年1月13日という日程です。すでに令和8年度の1次試験は終わっているため、これから学習を始める人は令和9年度(2027年度)合格を目標に据えることになります。この試験日から逆算して、いつまでに何を終えるかの年間スケジュールを立てることが、合格への近道です。

科目数が多いため、行き当たりばったりで進めると直前に慌てることになります。1次の7科目をいつまでに一巡させ、2次対策にいつから入るかを最初に決めておきましょう。多くの講座が学習計画のモデルを用意しているので、それを自分の生活に合わせて調整するとスムーズです。

中小企業診断士は独学と通信講座どっちがおすすめ?

「費用を抑えたいから独学で十分では」と考える人もいるでしょう。ここでは独学と通信講座それぞれの向き不向きを整理します。

独学に向いている人・向いていない人

独学に向いているのは、自分で学習計画を立てて実行できる自己管理能力が高い人や、すでに経営・会計の基礎知識がある人です。市販テキストと過去問だけで進められれば、費用は数万円に抑えられます。

一方で、勉強の習慣がない人や、何から手をつければいいか分からない初学者は独学に向きません。特に2次試験は独学で答案の良し悪しを判断しにくく、つまずいたまま何年も足踏みするリスクがあります。同じ難関国家資格でも、行政書士の通信講座のように、独学が難しい試験ほど講座のサポートが効いてきます。

通信講座なら合格までの時間を短縮しやすい

通信講座の最大の価値は、合格までの時間を短縮できることです。合格に必要な論点が体系的に整理されたカリキュラムに沿って学べるため、独学のように遠回りをせずに済みます。

独学で1,000時間以上かけても2次でつまずいて数年を要する人がいる一方、通信講座で効率よく学んで一発合格する人もいます。受講料はかかりますが、早く合格できればその分早くキャリアに活かせるため、時間をお金で買うという発想で見れば十分に元が取れる投資です。忙しい社会人ほど、通信講座を活用する価値は大きいと言えます。他の資格も視野に働きながらの学びを検討しているなら、社会人におすすめの通信講座もあわせて参考になります。

そもそも中小企業診断士とは?試験の概要と難易度

講座選びの前に、中小企業診断士がどんな資格で、試験がどれくらい難しいのかを押さえておきましょう。

試験科目と1次・2次のスケジュール

中小企業診断士試験は、1次試験と2次試験の2段階で構成されています。1次試験は7科目のマークシート方式で例年8月、2次試験は記述式(4事例)で例年10月に実施されます。

1次試験の科目は、経済学・経済政策、財務・会計、企業経営理論、運営管理、経営法務、経営情報システム、中小企業経営・政策の7つです。2次試験は組織・マーケティング・生産・財務の4つの事例問題を解きます。なお、令和8年度(2026年度)試験からは2次試験の口述試験が廃止され、筆記試験のみで最終合格が決まります。あわせて受験手数料も改定され、1次試験は14,500円から17,200円に、2次試験は17,800円から15,100円になりました(中小企業庁が公表する令和8年度からの試験改正点)。令和8年度は1次試験が8月1日・2日に実施済みで合格発表は9月1日、2次筆記試験が10月25日、最終合格発表が令和9年1月13日という日程です。詳細は中小企業診断協会が公表する令和8年度試験実施スケジュールで確認できます。

合格率と必要な勉強時間の目安

中小企業診断士は難関資格として知られます。1次試験の合格率は年度により約23〜43%、2次試験は約17〜19%で、1次2次を一度で突破するストレート合格率は約4〜5%とされています。直近の令和7年度(2025年度)は1次試験が23.7%(受験者18,360人・合格者4,344人)、2次試験が17.6%(受験者7,044人・合格者1,240人)でした。

合格に必要な勉強時間の目安は約1,000〜1,200時間です。内訳としては1次に700〜1,000時間、2次に300〜400時間ほどが目安になります。ただしスタディングの合格者アンケートでは回答者の約7割が1,000時間以下で合格しており、効率的な学習で時間を圧縮できる余地は十分にあります。年度ごとの推移は中小企業診断協会の試験結果・統計資料で公開されているので、受験計画を立てる際の参考にしてください。

取得後の就職先・年収とキャリアの広がり

中小企業診断士は経営コンサルタント唯一の国家資格で、取得後のキャリアは多彩です。コンサルティングファームへの転職、金融機関やメーカーでの昇進・社内評価アップ、独立開業など、選択肢が大きく広がります

企業内で活かす「企業内診断士」として働く人も多く、経営企画や事業開発の部署でスキルを発揮できます。独立すれば経営診断や補助金申請支援、研修講師など幅広い業務が可能です。年収は働き方によって差がありますが、専門性の高さから収入アップやキャリアの安定につながりやすい資格と言えます。

中小企業診断士の通信講座に関するよくある質問

最後に、中小企業診断士の通信講座について多く寄せられる質問にお答えします。

通信講座だけで中小企業診断士に合格できますか?

はい、通信講座だけで合格している人は数多くいます。実際、スタディングは令和7年度(2025年度)の2次試験合格者176名、アガルートは同年度の2次試験合格率44.44%を公表しています。通信講座でも十分に合格を狙える環境が整っています。

大切なのは、講座を受けるだけでなく、自分で手を動かして問題演習と復習を繰り返すことです。特に記述式の2次試験は添削指導を活用し、フィードバックを次に活かす姿勢が合格の鍵になります。

一番安い通信講座はどこですか?

本記事で紹介したなかでは、スタディングの1次2次合格コース ミニマム(48,400円〜)が最安級です。数年かけて学ぶ前提であれば、1年分の料金で3年間学べる診断士ゼミナール(59,780円・2026年8月時点の割引価格54,780円)も実質的にコストを抑えられます。

ただし安さだけで選ぶと2次対策やサポートが手薄になることもあります。教育訓練給付制度を使えば対象講座は費用の20%が戻るため、割引後の実質負担で比較することをおすすめします。

社会人が合格するには何時間くらい勉強が必要ですか?

一般的に約1,000〜1,200時間が目安とされ、1次に700〜1,000時間、2次に300〜400時間ほどかかると言われます。1年での合格を目指す場合、週20時間・毎日3時間程度の学習が必要な計算です。

ただし効率的に学べば1,000時間以下で合格する人も多くいます。通信講座で合格に必要な論点を絞り込み、スキマ時間を活用することで、必要な学習時間を圧縮できます。

教育訓練給付制度は使えますか?

はい、いくつかの講座が一般教育訓練給付制度の対象です。2026年8月時点ではスタディング(パーフェクトコース)・クレアール・TAC(Web通信は10月開講など)・LEC(通信Webの1次2次プレミアム1年合格コースなど)・ヒューマンアカデミー通信講座が対象で、条件を満たすと受講費用の20%(最大10万円)がハローワークから支給されます。

一方、アガルート・資格の大原・ユーキャン・診断士ゼミナールの中小企業診断士講座は2026年8月時点で対象外です。同じスクールでも対象になるのは特定のコースだけというケースが多いため、申し込み前に対象講座・対象コースかどうかを公式サイトやハローワークで必ず確認してください。

2次試験対策に強い通信講座はどこですか?

2次試験の実績で選ぶならアガルート(令和7年度2次合格率44.44%)やスタディング(同年度2次合格者176名)が有力です。添削の量では全33事例を添削する資格の大原にも定評があります。

さらに2次だけを徹底的に鍛えたい場合は、2次試験専門校のAASを併用するのも効果的です。1次を低価格の講座で通過し、2次はAASの添削で仕上げるという組み合わせは、費用対効果の高い戦略として人気があります。

途中で挫折しないか不安ですがサポートはありますか?

はい、多くの講座に挫折を防ぐためのサポートが用意されています。クレアールのように追加費用なしで何度でも質問できる講座や、質問無制限+添削18回のヒューマンアカデミー通信講座、通学クラスを併用できるTAC・LECなど、選択肢はさまざまです。

自己管理が不安な人は、質問対応や添削、学習相談が手厚い講座を選ぶと安心です。学習仲間とつながれるコミュニティの有無も、モチベーション維持の観点でチェックしておくとよいでしょう。

当サイトおすすめ

最速で稼ぐエンジニアリングスクール

RaiseTech(レイズテック)
RaiseTech(レイズテック)
  • 月単価80万円超の現役エンジニアが講師
  • 質問は回数無制限・内容不問、受講期間は半無期限
  • Java・AWS・Web制作・マーケティングなど複数コース(受け放題プランあり)
  • 卒業後も転職・案件獲得サポートを半無期限で継続

料金(税込)

798,000円〜学割あり

受講期間

半無期限

受講形式

オンライン

この記事を書いた人

RaiseTech(レイズテック)は、月単価80万円以上の現役エンジニアが講師を務めるオンライン完結型プログラミングスクールです。AWS・Java・Web制作・WebマーケティングなどITスキルを幅広く提供し、無期限の質問対応や転職・副業サポートで、未経験から最速で稼げるエンジニアを目指せる環境を提供しています。