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「AIエンジニアになるには、何から始めればいいの?」
「未経験だと、どれくらいの期間と費用がかかるの?」
この記事は、そんな疑問を持って「AIエンジニア なるには」と検索したあなたのために書きました。
結論から言うと、未経験からAIエンジニアになるには「①基礎学習 → ②AIの基礎理解 → ③生成AIを使った開発 → ④ポートフォリオ作成 → ⑤転職活動」の5ステップを、正しい順番で進めることがすべてです。順番さえ間違えなければ、働きながらでも6ヶ月〜1年で転職ラインに到達できます。
この記事では、5ステップの具体的な中身と、必要な学習期間・費用の目安、つまずきやすいポイントまで、未経験からの完全ロードマップとして解説します。
RaiseTech(レイズテック)はAIエンジニアを育成するオンラインスクールとして、累計2,500名を超える受講生を受け入れ、未経験からのエンジニア転職を支援してきました。その現場で見てきたリアルな情報をもとにお伝えします。
AIエンジニアになるには?未経験からの5ステップ全体像
未経験からAIエンジニアになる道筋は、次の5ステップに整理できます。特別な学歴や資格は必要ありません。実際の求人でも、応募条件の中心は「学歴・資格」ではなく「何を作れるか」です。

| ステップ | やること | 目安期間 |
|---|---|---|
| STEP1 プログラミングの基礎 | Pythonの文法と、コードを書いて動かす環境に慣れる | 1〜2ヶ月 |
| STEP2 AI・機械学習の基礎理解 | 機械学習・生成AI・LLMの仕組みを「概念レベル」で理解する | 1〜2ヶ月 |
| STEP3 生成AIを使った開発の実践 | LLMのAPIを使い、小さなAIアプリを実際に作る | 2〜3ヶ月 |
| STEP4 ポートフォリオ作成 | 転職活動で見せる「自分の作品」を1つ完成させる | 1〜2ヶ月 |
| STEP5 転職活動 | 書類・面接の準備をして、未経験の入口となる企業に応募する | 2〜3ヶ月 |
合計すると、学習開始から内定まで6ヶ月〜1年が現実的なレンジです(STEPは一部並行できます)。
順番を間違えると遠回りになる|よくある3つの失敗
5ステップの中身以上に大切なのが「順番」です。実際、途中で挫折する人の多くは、能力ではなく順番でつまずいています。
| よくある遠回り | 何が起きるか | 正しい進め方 |
|---|---|---|
| 数学の学び直しから入る | 微分積分や線形代数の教科書で数ヶ月消耗し、コードを1行も書かずに挫折 | 数学は概念理解だけで先へ。必要になった時に戻る |
| 資格の取得から入る | 知識は付くが「作れるもの」がなく、転職活動で評価されない | 資格は学習の副産物と位置づける。詳しくは AIエンジニアにおすすめの資格 |
| Python文法を極めてから次へ進もうとする | 文法学習が終わらず、AIに触れる前に熱が冷める | 基礎文法を2ヶ月で切り上げ、作りながら覚える |
共通するのは、「完璧に準備してから作る」のではなく「作りながら覚える」方が早いということです。この記事のロードマップは、その原則で組んであります。
「文系だから」「30代だから」とためらう必要はありません。文系でも、30代からでも、この5ステップの中身は変わらず、実際に未経験からエンジニアに転職した人が多数います。背景には、経済産業省の「IT人材需給に関する調査」でAI人材が2030年に最大12.4万人不足すると試算されるほどの、構造的な人材不足があります。属性別の詳しい戦略は 文系からAIエンジニアになれる?、30代未経験からAIエンジニアに転職できる? で解説しています。
→ そもそもAIエンジニアがどんな仕事かをまだ具体的にイメージできていない方は、先に AIエンジニアとは?仕事内容・年収・なるには・将来性を完全ガイド をご覧ください。
STEP1・2|プログラミングとAIの基礎を固める(最初の2〜3ヶ月)
最初にやるべきことは、「Pythonの基礎」と「AIの仕組みの概念理解」を並行して固めることです。ここで学ぶ範囲を絞れるかどうかが、挫折率を大きく左右します。

| 学ぶこと | ゴール | 最初はやらなくていいこと |
|---|---|---|
| Pythonの基礎文法 | 簡単な処理を自分で書いて動かせる | Pythonの完全習得や、ほかの言語への手出し |
| 機械学習・LLMの概念 | 「AIは何が得意で何が苦手か」を人に説明できる | 数式を手で解くこと・論文を読むこと |
| 生成AIを日常的に使う | ChatGPTやClaudeに的確な指示を出し、出力の間違いに気づける | プロンプトの暗記・小手先のテクニック集め |
ここで重要な考え方を1つ。Pythonは中心となる言語ですが、言語を覚えることはスタートラインに過ぎません。現場で価値が出るのは、何を作るかを設計し、AIに正しく指示し、出力をレビューして品質を担保する力です。生成AIがコードを書ける時代だからこそ、文法の暗記量ではなく「設計・指示・レビュー」の力を意識して学ぶことが、遠回りに見えて最短ルートになります。
数学については、概念の理解は必要ですが、数式を手で解く必要はほぼありません。「学習・推論・精度とは何か」をつかめれば先に進んでよく、必要になった時に戻れば十分です。数学が不安な方は AIエンジニアに数学はどこまで必要? で「実務で使う範囲」を確認してください。
→ 最初の30日で何をやるべきかの詳細は AIエンジニアを目指すなら何から始める? にまとめています。
STEP3|生成AI・LLMを使った開発を実践する(3〜4ヶ月目)
基礎が固まったら、LLM(大規模言語モデル)のAPIを使って、小さなAIアプリを実際に作る段階に進みます。未経験者の入口として今もっとも現実的なのが、この「生成AIを既存システムに組み込む」領域だからです。
実践の題材は、例えば次のようなものです。
- チャットボット:ChatGPTやClaudeのAPIを呼び出し、特定のテーマに答えるBotを作る
- 文書要約ツール:長いテキストを読み込ませ、要点を抽出して出力する
- RAG(検索拡張生成):手元の文書を参照して回答するAIを作る。企業案件で需要の高い構成
- データ予測の基本:過去データから傾向を予測する、機械学習の定番タスクを一度は体験する

進め方は「写経 → 改造 → 自作」の3段階が鉄則です。まずチュートリアル通りに動かし、次に機能を1つ変え、最後に自分の題材で作り直す。いきなり自作から入って挫折するのが、独学でもっとも多い失敗パターンです。
実践段階で意識したいコツが3つあります。
- 完成度より完成数:作りかけの大作1つより、動く小品3つ。1〜2週間で完成するサイズに区切ると、達成感が学習を続ける燃料になります
- 生成AIを「先生」として使う:エラー文を貼って原因を聞く、書いたコードをレビューしてもらう。AIへの指示と出力の検証を繰り返すこと自体が、AIエンジニアの実務練習になります
- 作ったものを記録する:何を作り、どこで詰まり、どう解決したか。この記録がそのままSTEP4のポートフォリオの素材になります
それでもこの段階では、エラーで数日止まる・何が正解か分からないという壁が必ず来ます。質問できる相手や学習コミュニティを確保しておくと、突破の速度がまったく変わります。
→ 独学で進める場合の教材選びと挫折対策は AIエンジニアは独学でなれる? で詳しく解説しています。
STEP4|ポートフォリオを作る(転職の合否を分ける最重要ステップ)
未経験からの転職活動で、合否をもっとも大きく左右するのがポートフォリオです。実務経験のない応募者を、採用側は「何を作ったか」でしか評価できないからです。
評価されるポートフォリオには、共通する条件があります。

| 条件 | 理由 | 例 |
|---|---|---|
| 実在の課題を解いている | 「チュートリアルの写し」と一目で区別される | 前職の問い合わせ対応を自動化するBot、自分の業界の文書を扱うRAG |
| 動く状態で公開されている | 採用担当がその場で触って確かめられる | WebアプリとしてデプロイしURLを共有、コードはGitHubで公開 |
| 過程と判断を説明できる | 面接では「なぜその構成にしたか」が問われる | READMEに課題・構成・工夫・改善案を記載 |
題材選びのコツは、前職や自分の生活の「困りごと」から出発することです。営業出身なら営業の、事務出身なら事務の課題を解くAIツールは、それ自体が「ビジネス課題をAIで解決できる人材」の証明になります。前職の経験は、ここで武器に変わります。
→ 題材例やGitHub公開のコツなど、作り方の詳細は AIエンジニアのポートフォリオ作り方 をご覧ください。
STEP5|転職活動の進め方|未経験の入口はどこにあるか
ポートフォリオができたら転職活動です。結論から言うと、未経験からの入口は「AI案件を持つ受託開発・SIer」と「AI導入を進める事業会社」が現実的です。最初から研究開発職やメガベンチャーのAI部門を狙う必要はありません。

| 企業タイプ | 未経験からの入りやすさ | 特徴 |
|---|---|---|
| 受託開発・SIer | 入りやすい | AI案件の需要増で人手不足。多様な案件で経験を積める |
| AI導入中の事業会社 | 入りやすい | 社内のAI活用担当として採用されるケースが増加。前職の業界知識が活きる |
| 自社開発(AIプロダクト) | やや高い壁 | ポートフォリオの質次第で可能性あり。2〜3年目の転職先としても有力 |
| 研究開発職・メガベンチャーAI部門 | 経験者向け | 実務経験や大学院レベルの専門性が前提。最初の目標にはしない |
戦略として大切なのは、1社目を「ゴール」ではなく「実務経験を積む場所」と割り切ることです。AIエンジニアは実務2〜3年での市場価値の伸びが大きい職種です。最初の年収や企業名より、AIに関わる実務に入れるかどうかを優先してください。
応募の場面で採用側が見ているのは、次の3点です。
- ポートフォリオの中身:何の課題を、どんな構成で解いたか。面接の話題の中心になります
- 学習の継続力:働きながら数百時間を積み上げた事実は、それ自体が評価対象です。学習記録やGitHubの履歴が証拠になります
- 前職の経験の言語化:業界知識・顧客折衝・業務改善の経験を「AI開発でどう活かすか」まで語れると、若手経験者との差別化になります
→ 求人の見方・書類・面接対策まで、転職活動の全体像は AIエンジニアへの転職完全ガイド で解説しています。未経験転職のリアルな成功パターンは 未経験からAIエンジニアになれる? をご覧ください。
学習期間と費用の目安|働きながらでも間に合うか
最後に、多くの方が気になる「期間」と「費用」です。結論から言うと、働きながらなら1日2時間の学習で6ヶ月〜1年、費用は選ぶ学習ルートによって数万円〜数十万円が目安です。
学習期間の目安
| 学習スタイル | 1週間の学習時間 | 転職ラインまでの目安 |
|---|---|---|
| 働きながら(平日2時間+休日4時間) | 約18時間 | 8ヶ月〜1年 |
| 働きながら集中(平日3時間+休日6時間) | 約27時間 | 6〜8ヶ月 |
| 離職して専念 | 40時間以上 | 4〜6ヶ月 |
総学習時間の目安は600〜1,000時間です。大切なのは総量よりも、「毎週必ず学習時間を確保し、止まらないこと」。学習が数週間止まると、感覚を取り戻すコストで挫折につながります。
働きながらの場合の、1週間の組み立て例です。
| 曜日 | 時間 | やること |
|---|---|---|
| 平日(月〜金) | 朝または夜に2時間 | 教材を進める・コードを書く。「毎日同じ時間帯」に固定すると続く |
| 土曜 | 3〜4時間 | 平日に詰まった箇所の解消と、作っているものの続き |
| 日曜 | 1〜2時間 | 1週間の振り返りと、翌週の計画。完全休養日にしてもよい |
詳しい学習スケジュール例は AIエンジニアになるまでの勉強時間 をご覧ください。
費用の目安|ルート別比較

| ルート | 費用の目安 | 期間 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 独学 | 数万円(書籍・オンライン教材・API利用料) | 8ヶ月〜1年超 | 費用は最小だが、質問相手がおらず挫折率が高い |
| スクール | 数十万円台が中心。専門実践教育訓練給付金の対象講座なら最大80%給付 | 4ヶ月〜1年 | 質問環境と学習の道筋が用意される。講座選びが重要 |
| 大学院(社会人向け) | 数百万円 | 2年以上 | 研究職志望向け。転職目的にはオーバースペックになりやすい |
費用で見落とされがちなのが給付金制度です。厚生労働省の専門実践教育訓練給付金の対象講座であれば、条件を満たすと受講料の最大80%が給付されます。数十万円のスクールが実質数万〜十数万円になるため、独学との費用差は見た目ほど大きくありません。制度の条件と申請手順は 専門実践教育訓練給付金でAI講座を最大80%オフに で解説しています。
独学とスクールのどちらが向いているかはタイプによります。費用の安さだけで選ばず、「質問できる環境が自分に必要か」を基準に判断してください。判断基準の詳細は AIエンジニアは独学とスクールどっちがいい?、費用全体の内訳は AIエンジニアになるまでの費用 をご覧ください。
未経験からAIエンジニアを目指すなら
ここまで、AIエンジニアになるための5ステップと期間・費用を解説してきました。ただし、このロードマップを独学で最後まで走り切れる人は多くありません。多くの未経験者が、エラーで数日止まる・ポートフォリオの題材が決まらない・正しい方向に進んでいるか分からない、という壁で離脱します。
RaiseTech(レイズテック)のAIエンジニア育成コースは、その壁を越えるために作られたオンラインスクールです。
- 現役AIエンジニアの講師に、受講期間中は質問無制限
- 生成AI・LLM開発を含む、実務直結のカリキュラム
- ポートフォリオ作成から転職・案件獲得まで、修了後も無期限サポート
- 専門実践教育訓練給付金の対象。条件を満たせば受講料の最大80%が給付
未経験からエンジニアになった受講生の実績
「本当に未経験からなれるのか」は、実際になった人を見るのが一番早いです。いずれもAWS・Javaコースの卒業生ですが、「未経験から学び、ポートフォリオを作り、転職する」という道筋はAIエンジニアでも同じです。
事例①:完全未経験から半年でWebエンジニアへ|年収250万円→600万円
プログラミング完全未経験からJavaコースを受講し、受講開始から半年でWebエンジニアとして転職。年収は250万円から600万円へと2倍以上になり、フルリモート・残業ゼロの働き方を実現しました。
特筆すべきは「半年」というスピードです。特別な才能があったわけではなく、講義に毎週出席し、分からないことをその週のうちに質問で解消する、という当たり前のことを止めずに続けた結果でした。
事例②:30代後半・未経験からクラウドインフラエンジニアへ|初年度から年収600万円
30代後半、AWS未経験からAWSコースを受講。キャリアチェンジ後の最初の職場で年収600万円に到達し、フルリモートで働いています。
「30代後半では遅い」という不安を持つ方は多いですが、この事例はそれを覆しています。前職までの社会人経験は、エンジニアになってからもプロジェクトの進め方や顧客とのやり取りで強みになります。年齢は壁ではなく、むしろ武器になり得ます。
事例③:AWSを武器に差別化|本業+副業で年収800万円・フルリモート
AWSコースで学んだスキルを武器に、フルリモート勤務のエンジニアとして転職。本業と副業を合わせて年収800万円を達成しました。
ポイントは「差別化」です。エンジニアの数は多くても、クラウドやAIといった需要の高い領域を扱える人は限られます。学ぶ領域を選ぶことが、そのまま市場価値の差になる。AIエンジニアを目指す方にとっても、まさに同じ構造が当てはまります。
まとめ|AIエンジニアになるには「正しい順番」がすべて
この記事のポイントを3つにまとめます。
- AIエンジニアになるには「基礎→AI理解→開発実践→ポートフォリオ→転職活動」の5ステップ。学歴や資格ではなく「何を作れるか」で評価される職業であり、順番を間違えないことが最短ルートになる
- 働きながらでも6ヶ月〜1年で転職ラインに到達できる。1日2時間の継続が目安で、費用は給付金を使えばスクールでも実質数万〜十数万円に抑えられる
- 合否を分けるのはポートフォリオ。前職の課題をAIで解く題材を選べば、未経験でも「ビジネス課題を解決できる人材」として評価される
道筋が見えた今が、一番のスタートラインです。まずはこの5ステップのSTEP1から、今週の学習時間を確保するところから始めてください。未経験転職の現実的なルートと成功パターンは 未経験からAIエンジニアになれる? でさらに詳しく解説しています。
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